こんにちは、おはぎです
両親の家の建て替えを計画中
自分の家を建てたライクスホーム さんにまたお世話になっています
今日は床材の話…
ライクスホームの標準の無垢床は杉16帖です
自分の時もだけど床材にはこだわって標準外にしていました
私が選んだのはカバのキャラクターグレード
在りし日の姿
４年経って、あえて一番傷んでる場所を撮ってみました
ガスストーブをうっかり普通に床に置いて使ってて隙間が少し空いてしまったのと、子供の玩具箱付近ですね
隙間が空くって無垢床の後悔で最もよく見る気がするのですが、ライクスホームの大工さんは施工技術が最高峰なので自然に空いてきた隙間は皆無です。反りとかもないですし
ガスストーブで熱せられた場所でさえ2mmないくらいの隙間なので全然気になってないです
傷もスチームアイロンで直せるらしいけど、もはや味ってことで気にしていません
自分の家の床材気に入ってたので、同じ種類で見積もりをお願いしていたのですが…
母「ナラの木目って雑木林の中を歩いてるみたいでいいわね…」
ナラ…オーク無垢床ですと…！！？
母「雑木林の中にログハウス建てて暮らすのが夢だったのよ」
いつものバラどこいったんだろう
母は雪国の里山育ち
木の温もりに囲まれた暮らしが母の夢らしい
母の田舎は私も何度も行っていて
裏にすぐ山があって祖父のDIY水道で地下水引いてたり
家の前に川があって増水時は臼とかニワトリが流れてきたり
なんか対岸で飼われてる山羊と目があったり
なかなかの田舎っぷりでした
母「現代の生活に合わせるとフレンチカントリーってことね…
あとバラを壁面に這わせる
」
」いきなり飛躍したな…？？
さてそんな母の希望でナラ無垢材について調べてました
ナラ
極東産のミズナラです。硬くて木目がはっきりした高級感あふれる木です。フローリングや家具などに広く使われています。柾目に入る班模様は「虎斑（とらふ）」と呼ばれ、高級家具などで重宝されています。
確かに木目がハッキリしてて綺麗なんですよね
昔通ってたヨガ教室の床もナラでした
ただ色々調べているとナラにも欠点が…
硬い樹種になるため、高齢者は足腰が疲れることもあるそう
フローリング情報って本当に沼です
ある人は柔らかく温かい杉が最高と言うし
またある人は桧の香りが最高
ナラの木目に惚れ惚れするという人もいれば
アカシアの男前な色合いがインテリアと最高にマッチする人も
私はといえば
みんな大好きこの表を見て、値段と硬さのバランスがほどほどなカバにしたのでした
今思うとあんまこだわってないな
カバ気に入っているのですが、強いて言えば木目が大人しすぎるのでもう一個下のラスティックグレードにすれば良かったかなとか、色差が結構あるので塗装で着色してるのにすれば良かったかなとか思うことはあります
傷はつくけど思ったより目立たないからもう少し柔らかくてもいいのかなとか
その人の今後の生活を考えて床材を選ぶのが最適解のはず…
そしてふと見かけた床材の画像
ナラ？
いえこれはクルミです
北米のブラックウォールナットに類する木で、東アジアに分布し、“オニグルミ”とも呼ばれています。英名が“ウォールナット”であることから推察されるように、木目はブラックウォールナットによく似ています。やわらかく軽いため、フローリングの他に、家具や彫刻にも使用されます。
ナラにも似た木目を持ち、広葉樹のくせに柔らかい特性を持つ謎のマイナー樹種…
なんてったって
こういう一覧に出てきません
画像はこちらから引用
この数値は気乾比重といって数値が大きいほど硬い樹種となります
クルミは0.53でこの中ではベイマツと同じです
ウォールナットもクルミなのですが、一般にウォールナットというとブラックウォールナットを指し、気乾比重も0.63とクルミより硬い樹種となります
ほらこういうとこ沼ですよね
いくらでも出てくるからこういうの
柔らかく傷つきやすいと言われる杉が0.38
うちのカバさんが0.6前後
小さな子供が常にいるわけでもない高齢者世帯の両親の家は、うちのカバさんより柔らかい樹種の方が良さそう
でも両親の性格的に柔らかすぎる針葉樹はダメそう
最終的に
クルミ
広葉樹で気乾比重0.53
木目が綺麗で着色なしでもやや濃いめの色
収縮や反りが少ない性質
ボルドーパイン
針葉樹で気乾比重0.6～0.7
カントリーといえば！のパイン材
パイン材の中でもボルドーパインは柔らかすぎないらしい
ただあまり出ないのか販売店でも受注生産となっており、費用がすごい高そう
あと着色した床材しか販売されてない
ここに絞って見積もりを再依頼しました
カバの着色した床材等も見積もりお願いしてるので、あとは価格を見て検討です
（現場監督さんお手数お掛けしてすみません
）
）でも、クルミの床材よさそうだな…
画像はお借りしました
フローリング沼は楽しいですね