いまの強欲資本主義は、いずれ破綻する。その前に私たちはどう現状を乗り越えて行けるか、あるいは行けないか。
気鋭の若き経済学者斎藤幸平と、3人の対談。
マルクス・ガブリエルは、ある意味、最も人間を信じている。そして「宇宙と世界を同一視する」自然科学は、根本的に間違っていると喝破する。
「ポストキャピタリズム」の著者ポール・メイソンは、持続可能な協同型経済のかたちに希望を見ている。英労働党ジェレミー・コービンにも通じる考えだ。これに賛成する斎藤幸平も、エコロジカル社会主義を提唱する。
マイケル・ハートは、利潤と私的財産を掠奪する資本に対して〈コモン〉を求める。これこそがcommunismだと。
話者たちは、いずれも自由、平等、連帯、民主主義の価値を信じている〈まともな〉論者たちだ。


