これまでの生物分類は、植物界と動物界というものだった。いまは、リボゾームRNAによる分類で、細菌類はその大部分を占める。地球は、微生物の惑星といってもよく、人類はちっぽけな存在にすぎない。

私たちヒトの体内には、100兆個もの細菌が常在している。常在細菌叢を「マイクロ・バイオータ」と呼ぶ。その存在なしには、1日たりとも生存できない。その仕組みを「マイクロバイオーム」という。

本書は、抗生物質の過剰な使用が、このシステムを撹乱してしまったことを書く。ついこの30年ほどのことだ。それ以前には抗生物質がなくてヒトは死んだ。いまは抗生物質を使い過ぎて、死ぬのである。

筆者は言う。ヒトは細菌と共生するほかはない、と。




A オレオのレアチーズケーキ  B ローストチキン pollo arristo  温野菜  C スパゲティ ツナと茸のトマトソース alla Boscaiola(森の職人=キコリ風)



A  オレオを剥がし、クリームをまとめる。クリームチーズと合わせる。生クリームと砂糖を入れ泡立てる。オレオを粗く砕き2等分する。トレイにクリーム、オレオ、残りのクリーム、オレオの順に敷く。冷蔵庫で冷やす。

B  丸鶏の中を水洗いして、中を拭く。お腹にローズマリー、ミックスハーブ(マジョラム、タイム、バジル、オレガノ)大蒜、塩胡椒を入れて、タコ糸で整形する。表面にも塩胡椒、オリーブオイルを塗り込む。オーブンで1時間焼く。付け合わせ野菜(下茹でした紫ジャガイモ、スナップエンドウ、パプリカ)は、天板に落ちた焼き汁を使って調理する。

C 玉葱微塵切り、塩、オリーブオイル、トマトホールでソースを作る。フライパンにオリーブオイルと大蒜、鷹の爪を入れて加熱する。茸をソテーする。トマトソースとツナを加える。スパゲティを茹でてソースと和える。パセリ微塵切りをかける。今回はコロナ禍、その場では食べず、テイクアウトした。麺は長めに茹でた。家に着いて冷めても美味しく食べられるように。




あの東京駅の建築家、辰野金吾を主人公とした歴史小説。

その師ジョサイア・コンドルや、息子辰野隆など、関係人物を配して、生き生きと描く。行間が疎だから、あっというまに読んでしまう。

軍人や政治家、芸術家が中心だったこれまでの歴史物の範囲が、経済人や建築家にまで広がったのが近年である。

本書の登場人物の中、異彩を放っているのが高橋是清だ。この人物を主として、作者には書いてもらいたい気がした。