引きこもって何が悪いんだろう

引きこもっていて何が悪いんだろう
と思う。

育った環境がこうだったから
親がこうだったから
社会がこうだったから
とかって関係ない。

私たちはしたいことしかしない。

そうしたいから、そうしている。
理由はそれだけなのに。

したいことをして、なぜいけないんだろう。

本当は引きこもっていたくなんか
ないんです
なんとか出たくて頑張っているのに
どうしても出来ないんです
抜け出せなくて苦しんでいるんです

なんて、ウソ。

本当なら引きこもってなんか
いないはずなのに
社会や親のせいでこうなった、もウソ。

人間、何のメリットもないことを
頼まれてもいないのに
長く続けられるものじゃない。

やりたいからやっている。
とても単純。

引きこもっていることに
良いも悪いもなくて
あるのは
そうしたいか、したくないかだけ。

「引きこもりたいと思うなんてまずい」
と思っていると、
問題をややこしくして
自分で自分の目をくらましてしまう。

やりたいことをやれているんだから
目一杯楽しんで幸せを噛み締めたらいい。
そうじゃないと
願いを叶えてくれた自分に失礼だ。

引きこもっていることを
周りの人に責められるなら

自分は罪人なんだと思い込んでいるだけ。

罪人と思っているから
責めてくれるような人を周りにおいて
自分を責めさせて安心したいだけ。

周りに自分を責めさせるかわりに
自分から自分を責めることも出来る。

「私が悪いんです」の裏返しで
私は悪くなんかない、って
周りを責めるという手もある。

罪人でいたいのは

何も罪はない、という
未知の世界に行くよりは
苦しくても、慣れ親しんだ世界の方が
怖くないから。

罪人でいれば自分を怖いことから
守ってあげられると考えているから。

守られたいんです、
愛して欲しいんです、
と言えないから

罪人になることで自分を守ろうと頑張る。

愛されたい、守られたいと思うことの
何がいけないんだろう。
そこに何も罪はないのに。

愛されて、守られて、安心していたい、と
心から望んでいいのに。
今どんな状況であろうとも。

切実な自分の願いを
叶えてあげようとすることの
何がいけないんだろう。

願っていることは、叶えていいこと。

罪人になろうとせずに
自分の望みを叶えてあげることに
本気になればいい。

私たちは、願いを叶えるために
自分を目くらましして
ややこしい手を使って
遠回りなことばかりしてしまう。

引きこもりたいなら
好きなだけ引きこもって

引きこもれる幸せを噛み締めて
もう十分、さすがに飽きた！
って言うほど満喫すればいい。

それが自分への誠意というもの。

私には出来るだけ引きこもっていたい