先週の日曜日は とある高校で
２時間、世界一周の特別授業の講師へ。
最近の私のテーマは
「現場の空気で、話す内容変える」なので
生徒さんとコミュニケーションとりながら
授業を進めていた。
最後５分を残したタイミングで設けた
質疑応答タイムで
１番前に座っていた女の子が
「危ないことはなかったですか？」と
聞いてくれ、
色々思ったことを話し授業終了。
生徒さんが教室から出て行くと
なんと！
先生が！！
涙ぐんでいる！！！
実は
質問してくれた女の子は
場面緘黙症という、
家族以外の人の前で話せない、
という症状があって
この高校に入って３年間、
誰も声を聞いた人がいなかったらしい。
「小倉さんの世界一周の話への興味が
話すことへの恐怖を上回ったんですね」と
教頭先生まで出てきて喜んでくださった。
もちろん今までの
先生や友達の温かい思いや行動があって
たまたま「話してみよう」と
一歩踏み出したタイミングが
私の授業だっただけなので
私は何もしてないんだけど
それでもやっぱり、
私がただ楽しんでやっただけの世界一周が
こんな風に誰かの心に響いたっていうのは
かなり幸せだし
これからもそんな瞬間を
たくさん作っていきたい
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