人からの情報や

 

実際に行った人から語られる

「この国の人はこんな人!」という

イメージ像は

 

 

「その国の人の特徴」ではなく

現地の観光地の

「対旅行者の仕事をしている人」の特性

であることが多々ある気がする。

 

マイナスイメージに関して特にね。

 

現に

インド・エジプト・モロッコは3大うざい国、と言われていて

モロッコに入った時

「一体どんだけウザいんだろう~」

戦々恐々として行ったら

 

超ローカルエリア人としか付き合わなかった

カサブランカで出会った人は

「ウザい」なんて微塵もなく

 

むしろ道行く人も

飲食店の人も

タクシー運転手ですら

 

私たちに対して一歩引いているというか

「相手にしてくれない」という

 

ウザさとは対極の態度を取られていたので

「モロッコ3大ウザい国」ということを忘れて

 

「ここではどんな出会いがあるかな~」と

私達は

マラケシュのド観光地

「ジャマ・エル・フナ広場」

足を踏み入れてしまった。

 

 

 

昼間はただのだだっ広い広場に

 

 

ジュース屋さんが

30軒くらい「同じ場所に」「同じような値段で」

「同じものを」「同じ味」で提供するという

 

「なんでこんなにたくさんのジュース屋さんが

営業しつづけられるんだ?!」と

不思議でしかない空間なのですが

 

 

 

夕方からは

パフォマーが集まり始め

 

ケバブとかクスクスとかフィッシュフライとか

これまた「同じようなモロッコ伝統料理」を提供する屋台が

100軒くらい軒を連ね

観光客や地元の人が溢れかえる。

 

人の熱気と

屋台からの煙、

そしてパフォーマーの音楽が空間を満たし

夜がふけていく・・・そんな場所。

 

 

これだけ聞くと

かなり「楽しい広場ハート」。

 

 

んが、問題は各屋台の客引きだった。

 

私たちは

「モロッコが3大ウザい国と言われている」

ということを忘れていた。

 

そしてもう1つ忘れていたことがある。

 

「客引き達のやり方を見定める前から

客引きと絡んでしまったこと」だ。

 

 

私は各国とか各都市に行ったら

どんな人が歩いていて

どんな「暗黙の了解」や「常識」

「人とのやりとり」があるのかを見定めてから

 

本格的に町歩きをしたり

「その町で悪目立ちしない

自分の立ち振る舞い、服装、

現地の人とのやり取り、距離感」を考え

 

観光地であれば

「客引きはどんな言葉をかけてきて

じゃあ私たちはどう対応するのが

1番適切なのか」といったことを

考えるようにしている。

 

それを

「カサブランカに6日いた」という

変な安心感からか

 

その作業を行う前から

私と主人は客引きが待ち構える屋台街に

足を踏み入れてしまった。

 

実はその日から

私たち夫婦と本当に仲良くしてもらっている

弟と妹のような存在のカップルと

マラケシュで会えることになっていて

 

「2人が到着するまで

どんなお店があるか物色してみよう」みたいな

下調べの気持ちで屋台に向かって行った。

 

カサブランカで築き上げた

「モロッコ人は優しくて誠実で寡黙、

でも接するとちょっとお茶目」

という記憶と

 

その記憶から生まれたモロッコ人への安心感を胸に。

 

 

1歩足を踏み入れた瞬間

左、右、前から3人の客引きが

私たちを取り囲み目の前に3種類のメニューを突きつけてきた

 

この写真伝わりますか?

真ん中に1列に並んでいる男性たち、

みんな客引き!!

手にメニュー表持ってる!

 

ピエロ「チャイニーズ?」

 

ふたご座「ジャパニーズ!!!」

 

ピエロ「オー!ジャパニ~ズ!!!

クスクス、タジン、フィッシュ、ケバブ、な~んでもあるよ!

何がいい?」

 

ふたご座「今見てるだけなんだ~」

 

ピエロ「お~見てるだけ~

また明日あ~

芦田愛菜~キラキラ

 

ふたご座「笑笑笑」

 

ピエロ「さ!席座ろっか!

ウェルカム マイ ショップ!」

 

ふたご座「今見てるだけだからいいよ~」

 

ピエロ「じゃあまた明日~約束ね!」

 

 

右の人間がいなくなったと思ったら

ニヒヒ「俺の店はどうだ!」と左の人間が

また同じようなメニューを見せてくる

 

 

ふたご座「いや。見てるだけだって」

 

すると前にいた来た客引きが

おばけ「俺の店みて!

なんでもあるよ~

お肉にフィッシュ、クスクスも!!」

 

ふたご座「いや、今、見てるだけ、なんだって!!!!!!」

 

 

1歩目で思い出した

「そっか、ここ、

3大ウザい国だった笑」

 

 

 

このやり取りが

3歩毎に続く。

 

最初は

やり取りとか

彼らが話す日本語とかに笑ったりしてたけど

(なぜか唐突に「鳩ぽっぽ」を歌い出すの笑)

 

次第に「私たちのこの態度ミスったな」と感じるようになる。

 

屋台を歩き続けていると

1度声をかけてきた客引きが

「や~おかえり!!

僕のこと覚えてるよね!?

約束って言ったよね!?

僕の店ウェルカム~」と

さらにしつこくなってくる

 

「ここは客引きとの対話を楽しむ場所じゃなくて

完全無視を決め込むべき場所だったんだ」

「モロッコ客引きは

断っても無駄タイプなんだ」と

 

全ての客引きと

「約束」をした後に気づいた笑

 

ちなみにインドは

「断ったらしつこくないタイプ」

▶︎こちら

 

エジプトは

ピラミッド以外は全くウザくない

 

ピラミッドは知能犯が多いので注意すべし、ということと

ただただしつこい人には

「それ、タダ!??」ワードが強烈に効く、という感じでした

▶︎こちら

 

 

 

そして

数時間後

そのウザい屋台街に

かわいい後輩2人と一緒に向かうことになったラブラブ

 

今日モロッコに到着した2人。

彼らに私たちのような思いはさすまいと

 

相変わらずしつこい客引きを

今回は無視しながら歩を進めていた。

 

大抵の客引きって

自分の店の前とか

その横2つくらいの範囲までしか追いかけてこないんだけど

 

1人もう何を言っても

ず~~っっっと追いかけてくる人がいて

 

その人がいまだしつこい状態の中

私たちは

「ここにしよう」という屋台を見つけて座った。

 

スリとかもいるかもなので

2人に屋台の中側に座ってもらって

私と主人が広場に面した側。

 

すると

後ろから急に

何かで頭を殴られた。

 

「!?」と思って振り向くと

ずーーーーーーーーーーーーっっっっっと付いてきていた

あの客引きだった。

 

 

客引きの時に

客に見せるメニュー表で

私の頭を叩いたようだった。

 

「何!??」と言うと

「ここの屋台も俺の店も一緒だろ!??

俺の店こいよ」

ほざいてる

 

 

すっごいムカついたけど

無視して

メニューを見ていると

 

後ろから手が伸びてきて

その手は目の前のメニューを

私からひったくり

自分の店のメニューを

私の前に置いてきた。

 

意外かもしれないけど

実は私

「自分が我慢して事が穏便に進むのならば

笑顔でやりすごす」という悪い癖が

たまに顔を出すことがあって

 

その時も

メニューは2枚配られていたから

もう1枚のメニューを見れば済む話だし

 

頭叩かれたけど

 

せっかく日本からきてくれたこのカップルの前で

私が怒って

場の空気が悪くなる方が嫌で

無視していた。

 

その後も客引きは

私たちがメニューの相談をする声が

聞こえないほどに

「俺の店こいよ」と言い続けた。

 

あまりに煩いし

大切な目の前の2人がどんどん引きはじめたので

 

「もう追いはらお」と思って

振り向いて「行かないって言ってるよね!??」

かなり強い口調でいうと

また頭を叩いてきた

 

「しつこいね~」って私は

ちょっと引きつった(多分)笑顔で前を向いたんだけど

 

これに黙っていられなかったのが

私のことがだっっっっっっい好きな笑

夫・武田悠佑だった。

 

また私のことを叩こうとしてきた客引きの手首を掴み

「おい!やめろや!」

完全に、

キレた・・・チーンチーン笑笑

 

ピエロ客引き

ちゅー主人

 

 

ピエロ「なんだよお前!

俺の店来いって言ってるだけだろ!?」

 

ちゅー「しつこいんだよ!どっか行けや!」

 

ピエロ「うるせえ!

・・・あ!!

おいてめえ!

お前が掴んだ場所赤くなってるじゃねえか!

どうしてくれるんだ」

 

ちゅー「お前が俺の嫁殴るからだろうが!!!」

 

 

個人的には

「ゆうすけさんキラキラありがとうキラキラキラキラ」ってよりも先に

「武田あああああ!!!

いらんことするなやああああああ!!!!!」って

気持ちが出てきた笑

 

座っている屋台の人に

「どうにかしてよ!」っていっても無視!!!!

(店同士でトラブルになりたくないんでしょうね~)

 

ピエロ「俺はメニューで殴ってるんだから

てめえの嫁に触ってはないだろ!?

お前は俺のこと触って、

しかもここ赤くなってるじゃねーか」

↑なんという理論笑

 

ちゅー「お前が俺の嫁殴るからだろ!?

どっか行けや!!!」

 

 

主人の2倍くらいありそうな

体格のよい客引きと

一触即発的な空気。

 

「本当にやばいな」って思い始めた瞬間

隣に座っていた

アラビア語も英語も出来るカップルが

客引きに何か言ってくれて

それで渋々、なんとか、やっと!!!

どこかに消えていった。

 

その後も

屋台で食事をしていると

すぐ近くから

「きゃ~」という悲鳴もやもや

 

そしてその悲鳴の周りにいた人が

どんどんその場から走り去っているのが見える目アセアセ

 

「テロ!?

事件??

ひったくり?

発砲!???」ってもう一気に色んなことが頭に浮かんで

4人で一時避難。

 

結局男性2人の殴り合いの喧嘩

私たちが座っていた屋台の席まで

掴み合いながらやってきて

大迷惑!!!!

 

 

 

なんか事件ありまくりで

2人に申し訳ない気持ちいっぱいで

料理の味も分からないような中で

食事が終わりお会計へ宇宙人くん

 

 

そして・・・

最後にぶっっこんで来られました、屋台の店員。

 

かよわい女性が

巨体で腕が丸太みたいな男性に叩かれても。

 

自分の屋台に座った客がしつこい客引きと喧嘩になりそうな時

「助けて」って言っても

無視を決め込み

 

注文したメニューを持ってくるのを忘れ

 

喧嘩で避難する時も

「大丈夫だから~」の一声だけで

なんの対応もせず

 

「楽しい食事時間を提供する」という

サービスもホスピタリティも、

そもそも心意気すら微塵も感じられず

(ないんだ!そんなものは存在しなかったんだ!

ここはただただ

胃袋を満たす場所だったんだあああああああああああ!)

 

心地よいサービスもまっっっっっっっっったく受けてない

むしろ不快だった屋台側

 

「食事代は

235ディルハムだよ!

 

でも、ここにチップを足すよラブラブ

チップはいくらくれるのかなあ?わくわく♡

 

君がいうチップ代に食事代を足して

合計額を教えてあげるからさ♩

と無邪気な顔面でほざいて来られなすった。

 

 

・・・・・う、う、

うざいよおおおおおおおおおおおえーんえーんえーん

 

 

 

 

これを読んで

「モロッコ」や「モロッコ人」を

嫌いにはならないでほしい。

 

私も

これを読んだ人が「モロッコを嫌いになる・

行く気がなくなる」のは本意ではない。

 

 

ただ、これは間違いないと思うんだ。

この称号をこの場に捧げよう。

 

「世界一ウザい広場 

ジャマ・エル・フナ」笑笑

 

 

3大ウザい国にモロッコが入ってるの、

ひとえにこの広場のせいでしょ、絶対笑

モロッコにくる観光客、

だいたいあの広場いくんだろうし・・・

 

モロッコは嫌いじゃないけど

あの広場はマジで嫌い!!!

 

そしてビジネスコンサルタント様

あの客引き達に

日本語を教える前に

日本人の性格を教えてあげてほしい

 

「日本人、しつこい客引き嫌いですよ!

そんな営業方法、かえってお客さん来ませんよ!

しつこいからってお店に行っちゃうような押しに弱い人、

モロッコに旅行きませんよ!」

 

無視を決め込んだら

そんなにウザくないはずなので

ファーストコンタクトを

ぜひ間違えないで!!!

 

 

あ~

今までの世界一周5ヶ月間で

間違い無く

1番嫌いでウザい

場所と出来事でした!!!

 

 

 

*************

 

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