インドには１ヶ月いましたが
「トラブルになった！」と思ったことはありませんでした
来印前は
「インドトラブル」を
本当にたくさん聞いていたので
ビクビクしていましたが
インドに来てみて
「騙された理由」も
「その対処法」も
朧げながら分かる気がしますので
書いてみたいと思います！
【インド人、嘘をつく問題】
インド人はよく嘘をつく！と聞きます
多用される例題としては
「インド人に道を聞いたら
適当な場所教えられる」です。
実際インドに来て
道に迷うことが多々あります
インドって
地図が見にくい～～＞＜
道の形が分かりにくいのに加え
特徴的な建物がないので
目印になるものが少ないのも原因かと思います。
道に迷うと２つのパターンが出てきます
①向こうから「どうしたの？」と言ってきてくれる
（日本語の場合と英語の場合がある）
②私たちが誰かに聞く。
①の日本語話せる人、の場合は
かなりの確率で
言っている方向正しかったです。
（ガイドのようなものをされている方がほとんどなので
ゲストハウスの場所に至るまで
よくご存知）
しかし、彼らは必ず
「僕の店」に連れていってくれようとします。
問題は
「私たちが行きたい方向」と
「僕の店」が逆方向だった場合
彼らは「まず僕の店に案内」してくれようとする、
ということです笑
ただ、黙って連れて行く人なんていなくて
「僕の店シルクあるよ～～」と
言いながら案内してくれるので
「店に連れていってくれているな」と思ったら
「店はいかないよ」とはっきり断りましょう
断ったからって
申し訳なくなる必要はなくて
「～はどっち？」と改めて聞くと
本当に気持ちよく教えてくれます
というか、だいたい現地まで連れて行ってくれます笑
①の英語の場合と
②の場合は
聞いてみて本人が即返事をしなかったら
その人が２秒後に指し示す方向は
「怪しい」と思いましょう笑
すぐに
目が泳がず返事をしてくれた場合は
全て正しかったです
自分が分からないので
周りに聞いてくれる、という方もいます
その場合も
聞かれた方が一瞬でも考えたら
「これから聞く答えは違うかも」と思いましょう
「違うかも」と思ったら
「ありがとう」と笑顔で言って
その人たちが見えなくなった場所で
他の人に聞いてみたらいいです
インドの方々って
嘘をついているわけじゃなくて
「日本人が困っている！
助けてあげなきゃ！何か答えなきゃ！」で
自分が知らない場所を
カンで教えてくださっているだけだと
本当に実感しました
（違う道を教えられたらもっと困る、ということについて
どう思っていらっしゃるか、については
また聞いてみたい笑）
ちなみに、リクシャーと呼ばれる
自転車とかバイクのドライバーさんに聞いたら
間違いないです。
その後はもれなく
「僕のリキシャー乗りなよ」営業が起こりますが
必要なければ断ればOK！！
日本って「断ったら申し訳ないDNA」が刻み込まれていますが
インドの人は全く気にしてない様子です！
気持ちよくお断りして
笑顔で別れましょー！
【インド人にぼったくられた問題】
そもそも論なんですけど
価格表示が当たり前な日本で生まれ育った我々が
交渉で価格が決まるインドに行って
もし何かを買うとしたら
「自分がその値段に納得したとき」
だけにした方がいいと思います
その場では自分が納得して買って
後から「それより安い値段で買えた」
誰かの話を聞いたときに
「ぼったくられた！」というのは
そもそも違うのでは、と思うわけです
自分が納得していたら
「ぼったくられた！」なんてならないわけで・・・
そんな前提で話を進めると
①ネットや本で「適正価格」を頭に入れておく
駅からホテル、とか
空港からホテル、とかで
乗り物に乗ったりだとか
水買ったりだとか
そういう「絶対払うもの」は存在するので
事前にネットや本で「いくらくらいを支払う人が多いのか」を
把握しておくのがいいと思います
インドに降り立った日に
普通なら３００ルピーでいけるところを
８００ルピー払ったことがあったんですが
それも「適正価格がわからない」から起こっただけ、という
とてもシンプルなものでした
目安を知らなかったら交渉すら始まりません
②とりあえず言い値の半額から交渉スタート笑
主人が交渉のプロなのですが
大体リクシャーなら
ドライバーが最初言ってきた
３分の１の価格で落ち着きます笑
商店でも結構半額で落ち着きます笑
結構、ふっかけてきているっぽいですね
プロ曰く
「ここまで～ルピーで来た！」
というのがマジックワードらしいです
③値段下がらなかったら別の店や人へ・・・
納得できる価格にならなかったら
別の人や店に移動してみましょう
大抵は移動するそぶりを見せただけで
値下がりします笑
何人言っても下がらないのであれば
自分の言い値がさすがにダメだったのだと
考えを改めましょう・・・
④商店では効果抜群！’’MRP’’を探せ！！
インドで販売されているほとんどのものには
MRPという表示があるのをご存知でしょうか？
↑見えるかな〜？？
これは
「小売店は
MRPに記載されている値段以上で販売してはならない」
という決まりごとです
（「ホテルや飲食店は小売店ではない」
という抜け道があるらしく
小売店以外では使えないかもしれません
また、冷やしてあるものは
「冷蔵代でプラスだ！」と言われることも多いそうです）
なので
商品のMRP表示を見れば
最大価格がいくらなのか、ということは
簡単に分かるわけです。
（このMRPは州？に寄って違うみたいなので
同じものを買うにしても
移動したら確認してみればいいと思います）
それ以上を言ってくるのであれば
法律違反なので
堂々とMRPの値段を伝えましょう
（ちなみに値下げ癖がある商人が
いつも１０ルピーで売ってくれていた水のMRPは
２０ルピーでした）
【インド人しつこい問題】
インドでガイドやドライバー
あるいは物乞い達にしつこく付きまとわれたり
「あれ買え、これ買え」と言われた、
という話もよく聞きますが
これに関しては
インド人と日本人の資質の違いも結構あると思います
インドの方って本当に
粘り強くて
打たれ強くて
そして「記憶力が抜群にいい！！」です
「昨日～で会ったよね！」というのは
本当によく言われた言葉だし
ある日Aのレストランで食事をしていて
次の日Aレストランの前にあるBレストランに行くと
「昨日Aで食事してたよね」と言われたこともあります
（服装も違ったし
前日コンタクトその日はメガネ、だったのに！！）
さらにさらに
とある店の人に道を尋ねると
「昨日～で買い物してたでしょ？その店の角を～」とか
「どこで見てたの！？？？」みたいな話もあります
日本人は
「あやふやにする」
「断るの苦手」
「よかれ、と思ってつく’’嘘’’」が多いですよね
私たちはこの「しつこい問題」で頭を悩ましたことが
実はないです
何か言われたら
はっきりと「いらない」
「買わない」「あげない」と伝えるからです
ここで日本人ワード「また後で行くね」とか
「あやふやな態度」を取ると
YESかNOか結論が出るまで
彼らは粘り強く交渉を続けてきます
「金を払ってからインド人との友情が始まる」という
類の話を聞いたことがあるんですが
私の感覚では
「自分の態度をはっきりさせてから
インド人との友情は始まる」と思います
ガイドや商人であっても
「買わないよ」と伝えた後は
本当に気持ちよく色んな場所に連れていってくれたり
道案内してくれたりするし
一切営業してきません
インドの人って
私たちがちょっとでも立ち止まっていると
「迷ったの？」「どうしたの？」ってすぐ
人だかりになるくらい優しいです
しつこいんじゃなくて
「買うかも！」っていう可能性をとことん信じている
インドの人って
本当に素敵だと思うし
私は
「インド人には騙されてもいい！」と心から思っているくらい
インドの人たちにはよくしてもらっています
そのキーワードは
本当に単純に
「自分が目の前の人に
事実を伝えるという
誠実な態度をとるかどうか」
ただそれだけだと感じました
本当に日本とは感覚が全然違うけど
分かりやすくてまっすぐで。
コツとツボがなんとなくわかれば
とっても居心地がいいインドです
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