モロッコ料理って何？と聞かれたら
全く想像つかなかった我々。
調べてみると
「タジン鍋」と「クスクス」とのことなんだけど
なんとどちらも
すんごい手間がかかる料理なんだって！！！笑
クスクスにいたっては
３～５時間かかるんだって！！笑
大学院生一人暮らし男性の
カウチサーフィンのお家にお世話になっていた我々。
多分想像する「モロッコ伝統料理」って
日本でいう懐石料理みたいな立ち位置で
レストランで食べたり
特別な日に食べるものっぽい
（特別な金曜日には
カウチサーファーの家でクスクス食べさせてもらったし！）
（だから旅行で来てレストランで食事することの多い日本人は
「タジン鍋とクスクスしか食べるものなかった！」っていうのかも。）
なのでカサブランカでは
モロッコ料理、ではなくて
モロッコ人が普段食べる食事、を
楽しませてもらいました
普段食べるものは
パンが圧倒的に多いな、という印象です
【アリーが朝ごはん、って作ってくれた】
お茶に生のハーブをたっぷり入れて、
お砂糖が入った「モロッコティー」
高い所から綺麗にコップに注ぐのがモロッコ流らしい
そしてこちらは
ナンみたいなペチャンコなパンの中に
カレーペーストみたいなものが入っているもの
生地が、パンみたいにふっくらしている所もあれば
パイ生地みたいにパリパリの所もあって
食感も楽しめるパンでした
そしてモロッコティーにすこぶる合う
クッキー２種類♡
そしてこれは我々が
やっとクスクスを使いこなせた記念のもの。笑
イスラエルで初めてクスクスを頂いた時は
本当に美味しかったのに
自分で作ったら
彼らの扱い方が分からない・・・笑
次は
お湯で戻すんじゃなくて
スープの中に入れてみよう！
ということで
コンソメと醤油で味を整えた
キャベツ入りのスープの中にクスクス投入！！！
５分くらい蒸らしてみると・・・
ちょっと硬めなおじやみたいになって
美味しかった～！
次はこれに卵落としたい♡♡
クスクスの食べ方、
誰か教えて～笑
【金曜日は家族でクスクスDAY】
上記のように
ヨーロッパの宿で苦戦しながらクスクス食べていた我々。
ヨーロピアンもクスクス使うみたいで
「あ～、手軽で簡単よね～」っていうのが総意でした。
「金曜日は家族でクスクスを食べる日だから
明日のお昼はみんなでクスクス食べようね」と
アリー２から言われていた我々。
２時くらいにアリー１とアリー２が家に帰ってきて
「さあ、クスクス食べにいこーーっっ！」と思ったら
全く家から出る気配なし！！
「聞き間違いだったのかな？」と思っていると
アリー２が直径５０cmくらいの
木で出来た大きなお皿を抱えて帰ってきた！
テーブルの上にそのお皿をどーんと置き
みんながその周りに座って
お皿に取り分けたりすることなく
自分の目のクスクスをスプーンですくって
（手で食べる人も多いらしい）食べますっっ！
上には大きく切られた
とっても柔らかいジャガイモ・にんじん・キャベツ・
豆・かぼちゃ・そしてお肉が乗っていて
美味しい～っっっっ♡
金曜日はイスラムの休日なので
金曜日に家族みんなでクスクス食べて過ごすらしい～
笑
ヨーロッパ、そして私たちの認識でも
「簡単にできるクスクス」でしたが
なんとモロッコでは
この料理は３、４時間かかるものらしく
なんでそんな時間かかるんだろう！？？笑
このクスクスも
アリー２のお友達の奥さんに
クスクスと材料渡して作ってもらっているものらしい
本場のクスクス料理、幸せでした♡
【食べられるガムとハンマス笑】
黒くて長いグミ。
なんだろうけど、
甘くないハイチューというか
ガムというか
なんかすごいザラザラした不思議な食感と味だった笑
ハンマスはお豆！
道端のケースの中に
いろんな豆が売られていて
それを広告とかで作った三角の袋に入れてくれる笑
健康に良さそうなおやつ♡
【振ります、降ります！！】
これ、私たちだけで買っていたら
確実にそのまま「ヨーグルトだ」って食べちゃうと思うけど
本場ではこれ、振って飲むらしい笑
まさに飲むヨーグルトで美味しかったよおおおお♡
【中毒性あるクレープ：ミッセンメン】
多分ミッセンメンって言ってたと思うんだけど笑
ペラペラのちょっとモチモチした分厚いクレープみたいな生地を
注文を受けたあと鉄板でちょっと温め
その上に
私たちの時はクリームチーズと
蜂蜜は高いからって
砂糖から作ったという蜂蜜みたいなものをかけて
カットして完成！
チーズの酸味とエセ蜂蜜の甘さとコクが
すごいクセになる
（そして恐らく日本でも再現出来る味！！笑）
今思い出しても食べたいし
結構一食になる一品
（１つ５０円くらい！笑）
【カフェで
新鮮濃厚フレッシュフルーツジュースと
薄っっっいコーヒー笑】
１日合計で１０時間ほど滞在させていただいたカフェで頼んだ
アボガドミルクジュースと（もう、アボガド齧っている感じ）
とっても濃厚なオレンジジュース
そして「なんで？？」ってくらいうっすいコーヒー笑
アリーたちが作ってくれるコーヒーも
「ちょっと苦いお茶？？」ってくらい薄いし
モロッコのコーヒーって薄いのかな？？
【カサブランカで激うまフィッシュフライ】
砂漠のイメージが強いモロッコですが
実はカサブランカは北アフリカ最大の港町。
ということで
フィリピンのボラカイ島以来
およそ４ヶ月ぶりに魚をいただきました
笑
超ローカルなカウチサーフィンのお家の近くにあったお店。
道に面したガラスケースの中には
エビ・ゲタ・イカ・何かの魚のフライがずらりと並んでいて
テイクアウトも店内で食べることもできちゃう♩
フライが盛られるお皿には大・中・小と３サイズあって
中サイズを２つ注文
（モロッコでは
１つのお皿をみんなでシェア、とかないらしい。
大きなお皿でクスクス食べたけど、
あれは自分の目の前のクスクスが自分のもの、という考え方みたい）
もう、びっっくりするくらい美味しい
エビは「干しエビなの！？？？」ってくらい
旨味が溢れているし
イカもプリップリで甘い～！
ゲタもふわっふわで塩胡椒の味付けがよく合う～！
何かわからない魚もほろっとしたお肉が美味しい！！
いや～！
日本ではフライにするには惜しいレベルの鮮度のものを
フライにしているんじゃないかな？？
（生で食べたりはしないみたいなので）
それに主食？のパンと
トマトやキュウリが入った
さっぱりなモロッカンサラダが付いてきます～～っ！
美味しかったー！
【言葉が通じない、って恐ろしい笑
自力で注文してみたぞ】
カウチサーファーのお家は
超ローカルエリアにあって
店に行っても
英語話せる人なんて全然いなかった。
いつもはモロッコ人の友達とご飯食べているんだけど
この日の晩御飯は２人で食べることになって、
店先でチキンの丸焼きが回っている
「あ、お肉食べられるのね」が丸わかりなお店へ。
メニューはアラビア文字のみで
１ミリもわからん笑
ので。
壁に貼り付けられたメニューに載っている
写真の中から選ぶことにした。
主人は「今野菜食べたい気分なんよな～」と
サラダ、のようなもの、
私はフライドポテトと
チキン半羽くらいに見えるメニューを
注文することにした
ジャンプをしながら店員さんにメニュー指差し笑
爆笑されながらも理解してくれたっぽい。
特にサラダの時は何かを必死に訴えていたけれど
そんなのもちろん全く通じるわけもなく
「うん、大丈夫！！」と親指を突き立てた
んで、出てきたのが、
手のひらサイズの
ちっっっっっっさいお皿に入ったサラダ笑
萎れたキャベツ、小さく刻まれた玉ねぎとトマト、
紅生姜みたいな正体不明のもの、そして・・
まさかのぱっさぱさなご飯が混ざっていて
上にはサワークリームが乗かっている。
味は、残したかったレベル。笑
「・・・・」
「ご飯が入っているってことは
これメインディッシュなのかな？
でもなんでこんなに小さいんだろうね？」
「まあ食べた後別のもの注文したらいいじゃん」
そう言いいながら、
店員さんがチキンを持ってきてくれて
気づいたら・・・
テーブルの上が
こんなことになっていた笑笑笑
我々が注文したかったのは
サラダ１つにチキン１つね。
これ。
それが、
こんなことに笑笑笑
アリー１が
「モロッコ人は食べ物をシェアする習慣はないんだ」と
言っていたのを思い出した。
人間が２人いて、
「あんな小さいサラダが一食になる」なんて
思いもしない店員さんが
１セットずつ持ってきてくれたんだろう笑
優しさですね、ありがとう！！！！
そしていつものパンは無料で付いてくるものとみた。
でも不思議なのが
この茶色いスープみたいなの。
なんかもんのすごい油の層が厚い。
上にはオリーブが６個ほど乗っていた。
恐る恐る舐めてみるとスープカレーのような
ものすごいコクがある激ウマ液体だった
「なにこれ・・・」と思いながら
「これもパン的な立ち位置で
注文しなくても付いてくるスープかな」と思いながら
パンにつけて
そのコクとスパイシーさを楽しんでいた。
ちなみに気になっていた油は
食べてみるとそんなに気にならなかった
逆に気になったのは
メインディッシュのチキンだった。
塩味すら感じない
本当にただ「焼きましたあああああ」って感じ。
さらにさらに
ずーーーーっっと回転しつづけているから
油も落ちていて
ヘルシーなんだけど
悪く言うとパサパサ。
「イスラムの戒律に則って
何か料理法も日本と違うのかね～」と
呑気に話していた
チキンが残り１口になった時
店員さんのある動きに気づいた。
チキンの注文が入ると
店員さんは
店先にあるチキンが何羽もぐるぐる回っている機械の場所にいって
チキンを切ってお皿に乗せる。
そーしーーーーて！
下の落ちた油が溜まっているであろう部分から
スープらしきものをすくい
チキンとは別のお皿に盛り付けている・・・
「これじゃん！！！！」
あまりの美味しさに綺麗さっぱりなくなった
スープ皿を思った。
これ、チキンから落ちた
油とかエキスとかスパイスだったんだ・・・
確かに
まだ焼けてないチキンは
「スパイス塗り込んでるな」って感じの
黄色い色をしていた。
ただ、漬け込んでないから
スパイスが油とともに全部落ちて・・・・
チキンを食べる時は
あのスープに
チキンをつけて食べるみたい笑笑笑
残り一口になったチキンにスープをつけてみると
なるほどスパイスと油の旨みが美味しかった笑
あ～
言葉が理解できないって
いろいろ事件起きるな～
そんな一食でした笑
【ながああああああいパンの朝ごはん】
モロッコの主食って、パンなんかな？？
潰れたドッチボールみたいな形で
ちょっとプチプチした実が上にくっついているもちもちしたパンと
フランス統治の時代があったからか
フランスパンみたいなガリッガリのパンをよく見る。
んでもってレストランにいったら
絶対ドッチボールの方のパンが無料で付いてくる笑
そんなモロッコでの日曜日の朝ごはんはパン～
アリー２が
フランスパンタイプのものと牛乳買ってきてくれた
こちらでは
ドッチボール型もフランスパン型も
基本的に半分に切って
中にジャムとかチーズとか挟んで食べるみたいで
ピーナッツバターとかチーズとか
色々挟んで食べさせてもらいました♩
【モロッコは
フレッシュジュース美味しい、が確信に変わった
オシャレジュース屋さん】
私飲み物の中で１番水が好きだから
日本でカフェに行っても
ドリンクだけで済ますってことはなくて
ドリンク頼まずに
ご飯とかケーキとかを頼むパターンが多かった。
んだけど
モロッコのカフェって
文字通り「ドリンク」しかない所が多い！笑
あってもパンくらい？
この日はWiFi欲しいだろ？って気を遣ってくれた
アリー２のご提案で
「スペシャルなカフェ」に
確かにオシャレだし
お客さんも
髪隠してなかったり
肩出してたりな女性もいるような現代的な感じ。
イチゴジュースを飲んだんだけど
イチゴのさっぱり感と酸味がもう美味しくて美味しくて！！
モロッコって
フレッシュジュース美味しい！って聞いてて
「フルーツがたくさん採れる場所なら
全部同じような味でしょ」って思ってたけど
やっぱりなんか美味しい気がする
なんだろね？
さらにさらに
たった１杯の５０円とか１００円とか
２００円の美味しいジュースで
何時間いても全く問題ないモロッコって
ありがたい～って思う。
【ケバブなお店】
モロッコ人は
アラブ語？アラビア語？とフランス語
両方話せる人がほとんどらしい。
で、ちょっとオシャレな店に行くと
まさかのメニューがフランス語表記笑
この日はカウチサーフィンつながりでお世話になっている３人と
晩御飯食べに
ハンバーガーとかピザとかケバブとかが食べられるお店へ。
モロッコ人３人と私たち２人で行ったんだけど
「これ何？」って３人で話あったりしてて
「え、現地の人メニュー読めてないのに
なんでフランス語で書く？」って
めっちゃ不思議だった笑
（話せはするけど
分からない単語あったり
読めはしないみたい）
私たち２人はケバブ頼んで
多分注文したのと違うものがきたんだけど
結果として食べたのは笑
主人が
四角いチキン、刻んだ玉ねぎとか
トマト、キャベツ、そしてチーズがパンに挟まったもの
私が
ハム、チキン、揚げたチキン、
野菜、サワークリームがパンに挟まったもの
でした。
味は
上記の食材を
口の中で混ぜた感じを
想像してみてください笑
モロッコって
人もそうなんだけど
食べ物の味ですら
「そのまま真っ直ぐ！！」って感じで
具材をそのまんま足した味がする笑
新鮮な野菜食べられて美味しかったけどね！
【間違っていないんだけど残念！！！
表記通りなサンドイッチ】
この日は何時間かかるか分からない
カサブランカからマラケシュまでの列車移動だったため
駅の近くでご飯探し。
ローカルエリアには
いっくらでも
商店とか
パン屋さんとかあるのに
なぜか駅の周りになると一気に「カフェ」しか出現しなくなる。
１０分くらい歩いて駅から４００mくらい離れた場所で
テイクアウトできるカフェを発見。
メニューはまたしてもフランス語。
メニューをみていると
「hot dog」って書いてあって
「これ主人にいいな」と。
そして眺めていると
「４％＆（’＃W」と書いたメニュー発見！
「クアトロフォルマッジかな？！！」と
信じて注文してみました笑
１０分くらい待って
出ていたのは
フランスパンみたいなカリッカリのパンに挟まったサンドイッチ。
中をみてみると・・・
どおおおおおおおおおんんんんん！！！！
うおおおおおおおおお
た、た、たしかに
４種類、チーズ、入っていますよね
笑
焼いていないのか
焼いてから冷めたのか
とろけていない
ぱっさぱさのチーズが大量に！！笑
ありがたい！！
ありがたいけど
なんか・・・
モロッコクオリティーを感じる！！笑
そして気になるホットドッグ。
もちろん、
満場一致で
あの、「ホットドッグ」を
想像していたんですが
これこれこれこれこれ
↓↓↓↓
開けてみたホットドッグは・・・
こちらっっっっ！！
おおおおおおおお、
食べやすい！
食べやすい！
食べやすいよ店員さn！！！！！
なんか「何も間違っていないんだけど
なんか残念な気持になるサンドイッチ」でした。
ちなみに味は普通です。笑
そんな
食事すらも面白いカサブランカでした
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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