お金の価値って

面白いな~って思う。

 

同じ100円でも

日本、イギリス、エジプトと

場所によって買えるもの、

100円が持つ価値が大きく変わる札束

 

エジプトはお米1キロが25円くらいで買えたり

屋台であれば100円くらいでお腹いっぱい食べられる、

いわゆる「物価が安い国」だった。

 

バッグパッカーの聖地、ダハブで

我々はとある情報を耳にする

 

「カイロに

リッツカールトンあるらしいっすよ!」

 

私はリッツカールトンが大好きラブラブ

まだ大阪と香港のリッツしか

宿泊したり利用したことないけれど

 

大阪のリッツに宿泊した時は

専用のコンセルジュさんがいたり

 

部屋の中に

部屋が4つあったり

トイレが2つあったり

 

1日中ビュッフェが出ていて

かつ内容が1日5回変わる専用ラウンジがついた部屋をとっていて

 

本当にいい経験をさせていただいた。

 

そしてカイロでは

たった2万円くらいでリッツに泊まれるという。

 

「えーーー!!安っっっっ!!」

ということで

デラックススイートという

ラウンジなしの部屋だけのタイプを予約した

 

 

 

部屋代は

1泊3万3000円くらいで

それはダハブでの

生活費10日分の額。笑

 

 

「3大うざい国」と言われるエジプト。

そして客引きや騙しが多いエジプト。

 

そのエジプシャンが行う

5つ星ホテルでのサービスってどんなものだろう?って

そこが1番楽しみだった。

 

私たちが1泊した宿からリッツまでは2キロしないくらい。

いつもなら歩いていく距離なんだけど

なんだか本当に疲れていて

どうしてもタクシー使いたくなった。

 

「リッツカールトン」って言っても

タクシードライバーも道行く人もその存在を全く知らなくて

やっとの思いでタクシー捕まえて

40ポンド(120円くらいかな?)でリッツまで到着。

 

 

外観は

意外と日本のアパホテルみたいな

無機質な四角い建物で

正面玄関前に噴水とか像とかもない。

 

 

 

が、中に入ると

ふわっとした「いい香り」と綺麗なお花、

調度品達が迎えてくれたラブラブラブラブ

 

 

 

 

 

体がとろけるのがわかった。

世界一周始まって

「いい香りがする空間」

「生けられたお花の存在」

「調度品の存在」自体がほぼほぼ初めて。

 

日本にいて

その2つの存在が生まれた時からあった時は

「なんで手間隙かけて

香り、とか花を大切にするんだろ?」

「なんで調度品ってあるんだろ?」って思ってたんだけど

 

「ああ、香りって大切なんだな」

「お花がある空間ってこんなに素敵なの」と

長期間失っていたからこそ感じるものがあった

 

 

レセプションに行こうとすると

「May I assist you?」と声を掛けられ

5秒くらい何と言われたのか分からなかった真顔

 

めい あい あしすと ゆう!???

 

その言葉が

私のカイロリッツ1番の感動だったかもしれない笑

 

 

 

教科書でも

今までの会話でも「May I help you?」しか

使ったことも

言われたこともなかった我々。

 

 

「assist」っていう

さりげない、

そしてあなたの快適さを徹底的にサポートしますっていう

ニュアンスがガンガンに伝わってきて

「ここエジプト!??」って笑

 

その後部屋に行くと

2人のポーターさんが私たちの荷物を運んでくれた。

 

その2人に私たちは

チップを渡すような宿に泊まってなかったから

「いくらが相場なのおおお!???」なんて

とってもドキドキしながら

40ポンドずつチップをお渡しした。

 

(後で地球の歩きかた確認したら

普通のホテルでポーターさんには1~2ポンド、

5つ星ホテルはもう少し高く、って書いてあったから

ちょっと相場よりは多く渡したのかもしれない)

 

 

それが安いのか高いのかはその時分からなかったけど

エジプト旅で1番

気持ちよくお金を払った気はする

 

40ポンドって

宿からリッツに来るまでの2人のタクシー代と一緒。

 

感覚としてはどうかな?

 

私の感覚では

タクシー代の方が

ポーターさんへのチップより多いのが

普通なんじゃないかと思うんだ。

 

 

だけど私たちは

15分かけてガソリン代や車代がかかるタクシー運転手には

値段交渉をガンガンにして

 

5分もかけず

1階から11階まで荷物を運んでくれた

(だけ、って言ってもいいかもね)ポーターさんには

「安いかも」ってドキドキしながら

同じ40ポンドを渡したんだ。

 

お金って

同じ国内でも

「どんな空間なのか」によって

払う時の感覚が全く変わってくるんだな~って

それもすごい発見だった。

 

 

部屋自体は「なるほど」って感じだけど

久々の高級ホテルに

テンションはもちろん上がる!!!

 

 

 

 

 

こんなサービス受けたの、久し振りだから(号泣笑)

 

 

 

リッツカイロのマークなのか

エジプトらしい模様がたくさん入ったグッズや備品にキュン♡

 

 

 

 

窓からは市中心部がこんな風に見える。

さっきまで私たちが歩いていた場所。

 

 

 

ゴミゴミしていて埃っぽくて

常に人や車に注意を払っていた道達。

 

すっごく不思議なんだけどさ

11階から市中心部を見てみると

「あんらまー!

なんだかエジプトっぽい

異国情緒あふれる雰囲気がおしゃれザマス!

やっぱりこんな雰囲気じゃないと!!

エジプト、って感じで素敵ザマスキラキラキラキラって感じで

 

市中心部の

見た目に抱く感覚も全く変わってくる

 

 

 

同じエジプトカイロに来たとしても

安宿にだけ泊まっている人の「カイロ」へのイメージと

5つ星ホテルにだけ泊まっている人の「カイロ」へのイメージって

全く変わってくるんだろうな、って

両方経験してみて

その見え方の違いを痛感して思った。

 

どちらもカイロなんだけどね。

すごい面白い。

 

 

 

そして湯船に浸かれたのも

想像以上に至福のひと時だったし

 

1番驚いたのは

「時間の経ち方」の違い

 

リッツにいたのは

たったの1泊、

20時間くらいなんだけど

本当に時間がゆ~~~~っくり流れていって

かつ非常に濃厚、充実していてラブラブ

「あれ、まだ夜の9時??」って感じだった。

 

その違いって

「自分たちの空間であるということと静けさ」

なんじゃないかと思う

 

私たちはこの旅でいつも

「ドミトリー」と呼ばれる

1つの部屋に2段とか3段のベットがいくつか並んでいる部屋に寝て

 

「共同ルーム」と呼ばれる

宿泊者が自由に出入りできる空間に座ってパソコンとか使っていた。

 

 

個室に泊まったことも何度かあるけど

テーブルや椅子があるところはなかったから

結局人が常にいる場所とか

色んな音がしたり人とか

物の動きが目に入ってくる場所に身を置いていた。

 

 

そういう空間って

注意力がかなり散漫になるんだろうな、って

ここでの時間の経ち方を感じて思った。

 

要は

私たちが気づかないレベルで

ドミトリーとか共同ルームにいること、とか

作業すること、って

 

色んな「気」を使っていて

その結果

作業効率とか注意力が下がっていたんだなってこと。

 

大企業の社長とか

仕事できる人ほど

「なんでそんな色んなことしてるの?

同じ24時間だよね??」っていう疑問が常にあって

 

かつそういう人ほど

「空間」とか「過ごす場所」にお金かけるな、って

不思議だったんだけど

 

そのカラクリが解けた気がした。

 

お金を払って

自分が集中してかつリラックスできる空間に身を置くからこそ

 

自分がやるべきことやしたいことが短時間でできて

 

だから結果として

「なんでそんな色んなことが出来るんですか!?」

っていう状況になる、ってこと。

 

 

 

好循環♡♡

 

 

これも、

中途半端な宿じゃなくて

 

「超気が散る安宿」と

「リッツ」での差を感じられたからこそ得た物。

 

「世界一周」っていう中で

この両端を体験できてよかったと思う。

 

 

ここからは

大阪のリッツと

カイロのリッツとの差について虫めがね

 

リッツの教育システム?がどうなっているのか知らないけど

(リッツ、っていうものの中で

全て基準が統一化されているのか

各国とか各エリアで基準があるのかっていう意味)

 

やっぱり大阪のリッツのレベルって

相当高いんだな、って思った。

 

カイロのリッツは

これは好みの問題かもしれないけど

実は生け花も結構斬新だったり笑

 

 

1番感じたのは

「ただ仕事している人」の多さ

 

ホテルってたくさんの仕事がある。

 

レセプションスタッフから

ポーターさんから

ドアマンから

掃除している人に

ベットメーキングする人に

レストランスタッフ。

 

大阪のリッツって

リッツに関わっている人みーーーんなが

「リッツのスタッフである」ということに

誇りと自覚を持っているように見えたんだけど

 

カイロのリッツは

ドアマンとレセプションスタッフさん、ポーターさんは

そんな感じなんだけど

 

掃除している人とか

ベットメーキングしている人とかは

「自分の仕事したらおーわりっ」って感じだった。

 

廊下で私たちとすれ違っても挨拶しないし

道も譲らないし笑

仕事が終わったら

客が見える場所で携帯いじったり。

 

 

あと実は私たちの部屋の水回り事情がよくなく。

シャワーとトイレ、湯船を使ったら

水道管から水が出てきて

床が毎回水浸しになっていた。

 

これが下の階とかに浸水でもしたら

損害賠償だし

 

そもそも使い勝手が悪いので

 

「ベットメーキングしましょうか?」っていってきたスタッフさんに

そのことを伝えた。

 

すると

「No problem!!」と一言(笑顔付き!)。

 

そこからは

「あなたたちの責任じゃないから気にしないでね!!」っていうニュアンスは

ガンガンに感じて確かに安心はしたんだけど

 

我々的には「problemありすぎ!!」

 

だけど結局「チェックアウト後に直すわ!」ってことで

何もせずに終わった笑

 

私たちがレセプションに言えば違ったのかもしれないけど

日本だったら絶対こんなことないよね?

 

多分ホテル側、全く悪くなくても

謝罪&部屋交換だよね??

 

 

やっぱり日本のサービスってすごいんだーーーっっって

おそらくエジプト最高峰サービスを受けて思いました

 

 

そして

確かにリッツに泊まってよかったんだけど

私は毎日5つ星、とかホテルは無理だなって思った。

 

 

ドミトリーとかの安宿って

スタッフとか宿泊者同士の交流がある。

 

私たちがリッツにおいて

そういうことが出来るレベルではなかっただけかもしれないけど

 

泊まるだけなら

安宿の方が楽しいな~って思ったし

 

今度からリッツ泊まるなら

そのサービスをとことん受けられるラウンジ付きの部屋にしよ、って

心から誓った。

 

安いからって部屋だけ泊まるよりも

ちょっとお金プラスαしてでも

ラウンジ付きの部屋泊まった方が絶対にいい。

 

 

仕事するなら5つ星で

寝るだけなら安宿でもいいな、って

今のレベルの私が感じたことでした

 

本当、

「差」をたくさん感じられてよかった!

 

投資として

すごいいいお金の使い方だったと思うくちびる

 

 

夜景も綺麗だったなあ

 

 

 

***8月24日家計簿***

 

リッツカールトン宿泊費:3万3000円

宿ーリッツタクシー:20ポンド 120円

チップ:40ポンド 240円

お昼ご飯ピザ(30)とペプシ(5、5):35.5ポンド 213円

ケンタッキー:145ポンド 870円

印刷代:20円

IYSCカード 220ポンド 1320円

列車代:8ポンド  48円

 

合計:3万5831円

 

宿泊費:3万3000円

移動費:168円

雑費:1580円

飲食費:1083円

 

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