美味しいと言えば仙台の「松華堂」さんをご存知でしょうか。調べても大きなメーカー(お店)では無いようです。知人からの頂き物ですがとても美味です。
このお菓子はサクサク感のある皮の中にキナコバタークリ―ムが入っています。一見東京のナボナにも見えたのですが、頂くと触感など全く違います。調べると生地はダックワーズと言うそうです。和菓子と洋菓子の融合、日本生まれのフランス菓子との事です。機会が有れば是非ご賞味ください。お勧めします。
お勧めと言えばかつお節ですが、試行錯誤の結果、下の写真までSK4のカンナ身で削れるように成りました。私の子どもの頃は恐らく多くの家庭にかつお節削り器が有ったと思います。私も良く削っていました。そして知らないうちに顆粒出汁の元が多くの家庭にある様になったのでは無いでしょうか。肥後守(ナイフ)が消えて研ぐが無く成り、かつお節削り器が減っても研ぐ文化が減ったのかもしれません。
思えばかつお節削り器には台の調整から刃の研ぎまでカンナの基本が全て揃っているように感じます。便利になった代わりに技術を手放したのかもしれません。現在かつお節削り器も決して安いとは言えませんが、是非試して頂きたく思います。
かつお節を削り覗いてみると動いているでは有りませんか!
面白いとは言いませんが是非ご堪能下さい。
上手にかつお節が削れる様にするをテーマに機会が有れば書いてみようかと思います。
一緒に入っていた説明書です。カンナ教室では30度が基本と教わりました。寸四も恐らく30度のつもりで研いでいたのですが私の技術の無さが現在の結果なのだと思います。前回の記事で拡大鏡が有ると切れるが見えるのでお勧めしました。今回の定規もお勧めします。
さて、どうしましょう。30度が基本と成れば研ぎ直しでしょうか。しかしながらかつお節は堅木レベルなのかも分かりません。もしかしたら、軟木レベルかもしれません。
「しかし基本が30度と習いましたので30度に研いでいきましょう」
今回は刃先のみ30度の仕上げにしましょう。身体に30度を叩き込みました。(30度の模型を作り実際にカンナ身を当てて感覚をつかみました)
*今回の成功でカンナの研ぎも?マークが多く成りました。
私「ベタでは無くなったのに切れるでは悪くない、、、はて?」
*しかしながらカンナでは無くまだかつお節削り器の話です。
一緒に木工パテも届きましたので、台も調整しましょう。
本日のまとめ
「みにくいアヒルの子」と言う童話が有りました。かつお節版のみにくいアヒルの子です。こんなに色白だとは知りませんでした。
私「どちら様でしょうか」
かつお節「私ですよ!」
私「え、、、、我が家のかつお節でしょうか。本枯節の雌節さん?」
かつお節「そうですよ」
其れくらいの衝撃です。
台の調整も大切です。刃の研ぎも大切です。一つ言える事が有ります。
「圭三郎は届いたその日が一番の状態でした」
今後に期待となります。