*違いと言っても本当に微妙とは思います。
*普通に考えればピンクが一番硬いと言えると思います。
そして今回はそこから「バリ」「カエリ」を考えて行きたいと思います。上の図は和包丁を研いでいる図ですがカエリを考えてみましょう。赤い線がカエリなのか、緑の線がカエリなのかです。
1.赤い線の場合は、何か科学的な変化や金属膜の様になった部分がヒラヒラとイメージとしてはナビク感じです。
2.緑色は包丁自体です。科学的では無く物理的に圧が掛かる事で曲がるイメージです。
今回は2番だとして考えて行きたいと思います。
下の図は研ぐを図にしたものです。上左側の緑色の様に刃は丸くなり切れなくなります。上右側の図の青い線まで研いで行くと刃は鋭角と成ります。(実際の刃先の拡大図と考えてください。ミクロの様な世界の話です)しかし、このままでは「バリは出ません」。
だとすると、ウラを押す(バリを取る)とは実際にはバリを取るので無く、「ウラを平らに成るまで研ぐ」と成ります。
この場合、砥石の選び方も研ぎ方も少し変わって来ると考えられます。
*バリを取るとウラを研ぐでは少しイメージが違います。必然的に石や研ぎ方も変わります。
あくまでも科学的な根拠の無い発想ですので娯楽記事と考えてください。
*実際には段刃でもカエリを感じる事が出来ます。だとすると金属膜の様な物なのかもしれません。実際にはこちらの方が良く聞きます。
以上を踏まえて白木刃物の水本焼きを研いでみました。
切れ味ですが、「抜群です!」(自己満足です)
マグロもいい感じです!
今回の使用した包丁ですが、
1.豪作 尺 カスミ
2.白木刃物 尺 水本焼(ウラ押しを今回の記事を意識して研ぎました)
実際に豪作の事は何度も書いていますが、カッターのような切れ味です。切れ味に関しての評価は難しいところですが、何時もは豪作の方が切れると感じています。しかし今日はタイラガイを切ったところ明らかに白木刃物の本焼の方が切れます。切れ味ですが、ビビビイッと切れるカッターでは無く、スーッと切れる感じです。
しかしながら、この実験には大きな欠点が有ります。何時もの事ですが、
「私が料理人では無い」事です。切れ味を語る事が出来るほどの感覚を持ってはいません。
しかもこの記事には危険を感じます。多くの方から、
「間違っている」
「適当な事言ってんじゃないよ」
との声が聞こえてきそうです。私が今まで調べたり聞いたりしたカエリ(バリ)とも違っているからです。あくまでも私だけの世界です。炎上するほど読者はいませんが念のため限定とさせて頂きます!
と、考えましたが普通とします。(チャレンジです)しかしながら反論のある皆さまにおいては前置きとして、
「何時もの様にこのブログは娯楽目的ですので内容等に関してはご了承ください。」