こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
今日は、川口市議会、一般質問4日目でした。
議事録は1ヶ月後頃(「検索」が便利)、動画は数日後頃に公開。
所属する会派内で、私が気になったところをご紹介します。
接頭数字は、発言通告書(PDFが開きます)と対応しています。
* * *
10-1-(1) 位置情報を活用した子どもたちの登下校の安全対策について
市側の答弁は、
位置情報の小型発信機は、受信機設置の課題がある。引き続き、地域と連携して子ども達の安全を見守る。
とのことでした。
特定の場所に受信機を置いておいて、発信器を持っている子どもが近くを通過した際に保護者に連絡が行く仕組み。
迷子や迷い人に良いかもしれません。
10-1-(3) 中高生の見守り・居場所づくりについて
市側の答弁は、
各地区の町会・自治会、PTA、青少年団体、NPO等の多方面に依頼している。今後も関係部局と協議する。
とのことでした。
↓私も過去、こちらの提案をしました。
今回は「中高生対象の」ということでしたが、あまり良い答弁ではありませんでした……
10-4-(1) こども向けホームページ設置について
市長の答弁は、
官民連携で始めたトリコカワグチを活用し、子ども向けページを作成する。川口市議会の情報や、子ども向け施設の案内等のコンテンツを予定。
とのことでした。
自前でやらないんだ……
ちなみに川口市議会公式サイトの「中学生向けページ」は、川口市議会事務局の職員さんお手製です、分かりやすい😊
10-4-(2) 子ども記者の導入について
市側の答弁は、
記者や記事の選考方法に課題がある。他自治体の実施方法を参考に考察する。
とのことでした。
船橋市では「子ども記者通信」、燕市では「広報つばめ子ども版」という先進事例があるそうです。
とても良い取り組みですね!
選ぶのは難しいかもしれないけれど、投書みたいにすれば!
10-4-(3) 川口の元気 中高生未来を拓くふれあいトークについて
市側の答弁は、
本事業の目的や、市長との会話内容を広報する。
とのことでした。
確かに、川口市公式サイト内を検索したら、広報かわぐちの「My City Kawaguchi」に写真が掲載されているだけ……
専用ページができるんでしょうか、様子を知りたいですね。
10-5 学校の施設使用における環境整備について
市内の小学校1校で、子どもの声が「うるさい」という近隣の方からの苦情により、休み時間や土日に校庭が使えていないという大問題について指摘する質問。
市側の答弁は、
学校と教育委員会で対応。市内で利用における共通のルールを設ける。
とのことでした。
益田議員の本日一番力がこもっていた質問で、厳しい指摘は止まず、議員席からも「どういうことだ!」、市長からも「早急に対応しろ!」との声……
聞いたら、苦情は校庭に面する1軒とのこと。
民家から一番遠い校庭の端っこで、声を出さないように小さくボール遊びをしている子ども達の様子、信じられます?
この1校だけ、子ども達の休み時間の活動は制限され、さらに運動会等も土日にできません。
「共通のルール」によって、万が一、他の学校まで校庭を使えなくなったら、超最悪、本末転倒です。
市教育委員会には適切に対処していただきたい。
10-6-(2) グリーンインフラ活用型都市構築支援事業の今後の方針について
市側の答弁は、
並木元町公園、新郷の貝塚落とし、東川口のけやき通りで、今年度、補助金を用いた事業を行う。
とのことでした。
10-7 中川・綾瀬川の特定都市河川指定による今後の治水対策について
市長の答弁は、
令和6年3月29日に中川・綾瀬川流域が特定都市河川に指定されたことで、国や県においては河道掘削、堤防整備、遊水地の整備、輪中堤の整備、排水機場の機能増強等のハード面の整備が義務付けられ、本市においては雨水貯留浸透施設の整備に対し補助金が活用できる。
これまでも川口市は治水対策にかなりの予算を投じている。引き続き、全力で取り組む。
とのことでした。
そうなんですよね。
川口市は治水対策にお金を相当かけています。
インフラ整備は今も続く重要課題です。
10-9-(2) (東川口駅前行政センター)より充実した相談体制の構築について
市側の答弁は、
フリースペースや会議室で受け入れることにより、幅広い相談に対応する。
とのことでした。
11-1-(1) 保護者対応専門部署について
市側の答弁は、
先進自治体を参考に研究する。
とのことでした。
塩答弁……
天理市で、保護者対応専門部署「子育て応援・相談センター~ほっとステーション~」が設置され、臨床心理士、元校長経験者5人等で、保護者の意見を受け止めているそうです。
11-2-(1) (公園)掲示物について
公園に、町会活動一覧の貼り紙をしても良いか、市に確認したら、断られたことからの質問。
市側の答弁は、
地域活動活性化に資する掲示物は検討する。
とのことでした。
前向き回答。
というかきちんと確認していないだけで、公園の掲示板に貼り紙をしている町会はたくさんある気がします。
これでお墨付きをもらえたのかな?
11-3-(2) 避難所での外国人に対するルールの周知について
市側の答弁は、
避難所に避難する人は決められていない(誰でも来て良い)。多言語のパンフレットを手配する。
とのことでした。
11-5-(1)-ア 生活支援体制整備事業に係る市内各地域での活動について
市側の答弁は、
地域毎に活動内容に差があり、生活支援コーディネーターで意見交換を行うことで、各地域の良い点を他の地域にも広げていきたい。
とのことでした。
11-5-(1)-イ (高齢者を地域で支える取り組み)協力をしてくれる人への評価について
市側の答弁は、
地域活動ポイントを付与しており、貯まったポイント数に応じてQuoカードを贈呈している。
とのことでした。
Quoカードを贈呈しているなんて、知らなかった……!
11-6-(1) 真の多文化共生に向けて
市長の答弁は、
令和6年4月1日現在、44,441人の外国人住民が登録されている。一部の外国人による不法行為、迷惑行為は、多文化共生を妨げる。法に基づき厳格に対応するよう国に要請した。
とのことでした。
川口市が国へ提出した要望書が、月曜日に公開されました。
令和5年9月1日、法務大臣宛にお渡しした、「仮放免者の生活維持等に関する要望書」(PDF:71.3KB)が、川口市公式サイトに掲載されました。
— 荻野梓(おぎのあずさ) (@OgnAzs) June 17, 2024
メディアに切り取られていない、全文をご確認いただけます。
▼本市の外国人に対する国への要望などの取り組み(川口市)https://t.co/iw7NTVvjiH#川口市 https://t.co/0GmNsS5or6 pic.twitter.com/35CZQNpvqW
11-6-(2)-ア 川口市資材置場の設置等の規制に関する条例の改正について
ゴールデンウィーク中に発生した、資材置き場内での爆音問題について、条例の規制強化・改正を問う質問。
私が現地に到着したのは午後3時40分頃。路上駐車は3台。
— 松浦洋之 川口市議会議員 自民党 (@matsugarasuya) April 29, 2024
これは移動する様に伝え20分後に移動。音もかなりの大音量だったので、下げてくれないかと伝えましたが、下げる事は出来ない、下げないとの事でした。彼らの言い分は日本人の理解が足りないとの事。警察官の事も舐めていると感じた。 https://t.co/Kx8ZqKv7js
市長の答弁は、
本市は、令和4年7月に川口市資材置場の設置等の規制に関する条例を施行し、週2回パトロールを行い、騒音・振動が発生している場合は指導してきた。今後は条例改正も含め対応する。
とのことでした。
規制項目が追加されることを期待します。
11-6-(2)-イ 資材置場周辺住民の生活環境を守る取り組みについて
市側の答弁は、
埼玉県生活環境保全条例に基づき、騒音・振動を発生させている事業者に対し助言・指導を継続して行う。
とのことでした。
警察は取り締まれないのかな?
埼玉県生活環境保全条例に罰則規定はあるけど、どう適用されるのか分からない……
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今定例会の一般質問は、明日で最後。
自会派の議員の質問は今日で終わりです。
明日は議会が午前中に終わるので、午後に会議1件、その後は猫と自分の病院に行って、夜にZoom会議1件の予定です。
猫、だいぶ調子よくなってきました、頑張ろう!