こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
 

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今日は、川口市議会、一般質問3日目でした。

議事録は1ヶ月後頃(「検索」が便利)、動画は数日後頃に公開。

 

所属する会派内で、私が気になったところをご紹介します。

接頭数字は、発言通告書(PDFが開きます)と対応しています。

 

* * *

 

8-1-(1)-ア 仮放免者の居住実態を把握することについて

 

市側の答弁は、

仮放免者本人が希望する場合は、東京出入国在留監理局から市へ居住地(住所)等の情報が提供されるが、本人が希望しない場合は情報が提供されず、居住実態の把握はできていない。

とのことでした。

 

8-1-(1)-イ 仮放免者の市民税の課税状況について

 

市側の答弁は、

仮放免者は就労が禁止されており、事業主や本人から課税資料の提出がないことが多く、課税できていない。

とのことでした。

 

8-1-(1)-ウ 課税を逃避している不法就労者への対応について

 

市側の答弁は、

外国人を雇用する際は届出義務があり、在留資格の確認も必要。また、源泉徴収票や給与支払報告書を提出しなかった場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金となる。国・県・市で連携して対処する。

とのことでした。

 

8-1-(2)-ア (不法行為)外国人の検挙数と起訴数について

 

市側の答弁は、

市内の検挙数は、令和3年156人、令和4年136人。県内の起訴数は、令和3年が受理件数1,637人中512人。

とのことでした。

 

私も、オープンデータを見てみたのですが、

都道府県単位までしか見れないんですよね。

川口市の状況が知りたいのですが、分からず。

 

多分、質問者の奥富さんなら、絶対に市(を経由して埼玉県警)にその情報提供を求めたと思うのですが、出てこないということは、出さないんでしょうね……

 

8-1-(2)-イ (不法行為)検挙した主な種別について

 

市側の答弁は、

窃盗犯、傷害、暴行、器物破損。

とのことでした。

 

8-1-(2)-ウ (不法行為)不正改造車による危険運転行為の取り締まりを県警に要望することについて

 

市側の答弁は、

埼玉県警によると、特に昨年の夏頃に110番通報が多く、第二産業道路が定番コースになっているのではとのこと。危険運転行為のより一層の取り締まりを埼玉県警に強く要望する。

とのことでした。

 

8-1-(3)-ア (共生への具体策)トルコ語が話せる外国人相談員の各課との連携について

 

市側の答弁は、

最近は、外国人住民によるごみ出しや、公園での騒音等で外国人相談員が出向くことが増えており、意見の食い違いで職員だけでは対応できない状況もある。警察への要請や、他職員を同行させる等、外国人相談員の負担軽減に努めている。

とのことでした。

 

8-1-(3)-イ (共生への具体策)町会・自治会による巡回、戸別訪問支援について

 

市側の答弁は、

関係部局や警察等と連携し、同行訪問する等、支援していきたい。

とのことでした。

 

8-1-(3)-ウ (共生への具体策)青パトの防犯活用について

 

市側の答弁は、

試験的に夕方から夜間にかけてパトロールしており、検証して、実施回数や人数等の体制づくりを行う。

とのことでした。

 

8-1-(3)-エ (共生への具体策)暴走行為への注意喚起について

 

市側の答弁は、

横断幕の設置を検討する。

とのことでした。

 

何語の横断幕でしょうね……?

(確か日本語と外国語の2言語だったような……)

 

8-1-(3)-オ (共生への具体策)外国人に対する保育環境について

 

市側の答弁は、

翻訳ソフト等を使って業務負担の軽減を図っている。国でも対策を検討しており、動向を注視する。

とのことでした。

 

8-1-(3)-カ (共生への具体策)外国人に対する学校教育現場の状況について

 

市側の答弁は、

実態に応じて特別過程を編成し、日本語指導教員が指導している。

とのことでした。

 

各学校でもやっているんですね。

教育研究所にも、4週間の日本語指導に特化した「日本語指導教室」があります。

 

ブログも書いてます。

 

8-1-(3)-キ (共生への具体策)学習支援事業の拡充について

 

市側の答弁は、

子どもの生活・学習支援事業」における中東系外国人の利用者は、トルコ国籍2名、イラン国籍2名の子どもがいる。国籍によらず利用できる。

とのことでした。

 

8-1-(3)-ク (共生への具体策)スポーツ少年団への参加について

 

市側の答弁は、

スポーツ少年団と連携して丁寧な対応に努める。

とのことでした。

 

ボーイスカウトとかも良さそうですよね。

 

8-1-(3)-ケ (共生への具体策)外国人経営企業の社会参画について

 

市側の答弁は、

市が主催するイベント等で各種団体との交流の場等を設ける。

とのことでした。

 

ロータリークラブや、川口青年会議所や、商工会議所が挙げられていました。(ライオンズクラブが挙げられていないのが少し気になった、また違うのかな……)

 

8-1-(3)-コ (共生への具体策)第2次川口市多文化共生指針改定版の附則追加の検討について

 

全体的に「日本人が“弱い”外国人を守ってあげなきゃ!」みたいな記述になっているので、実態に即して犯罪防止等の注意喚起もすぐに附則で追加しては、という質問。

 

市側の答弁は、

次回改訂で対応する。

とのことでした。

 

8-1-(3)-サ (共生への具体策)埼玉県迷惑行為防止条例の市での適用について

 

市側の答弁は、

適宜警察に通報している。

とのことでした。

 

8-1-(3)-シ (共生への具体策)改正入管法の成立施行後の市での対応について

 

市側の答弁は、

関係部署との情報共有を図るとともに、国の動向を注視し警察と連携して対処する。

とのことでした。

 

8-1-(4) 外国人に対する川口市の見解について

 

市長の答弁は、

私は、多文化共生社会を推進している。外国人相談窓口を設け、生活相談や法律相談等で支援している。一方、迷惑をかける方は警察と連携し厳しく対処している。このことについては国の入国管理制度が原因であるため、何度も国に対し諦めることなく意見を申し上げる。

とのことでした。

 

8-2-(1) (地域区分の見直し)介護・障害分野について

 

市側の答弁は、

去年12月に直接要望しに行った。引き続き粘り強く国に働きかける。

とのことでした。

 

8-2-(2) (地域区分の見直し)保育分野について

 

市側の答弁は、

平成30年と、去年12月にも直接要望しに行った。引き続き粘り強く国に働きかける。

とのことでした。

 

先ほどとほぼ同じ。

 

8-2-(3) (地域区分の見直し)地方公務員について

 

市側の答弁は、

これまでも要望してきた。引き続き関係省庁に強く要望する。

とのことでした。

 

8-6-(1) (SKIPシティ)産業振興施設および商業施設の今後について

 

市側の答弁は、

C1街区は行政施設、川口商工会議所と産業資料館。

C2街区は物販店舗、ヤオコー。

とのことでした。

 

8-6-(2) (SKIPシティ)産業振興施設に上青木の歴史を展示することについて

 

市側の答弁は、

それも含め、今後、内容を検討する。

とのことでした。

 

8-6-(3) (SKIPシティ)バス路線の拡充について

 

市側の答弁は、

引き続きバス会社へ働きかける。

とのことでした。

 

SKIPシティ、とにかくアクセスが悪い。

NHKに来る方々は、必ずバスになると思う。

 

8-7 上青木1丁目の冠水対策について

 

市側の答弁は、

先日の台風第2号は、令和元年台風第19号の1.2倍の雨量だった。冠水に至った経緯や貯留施設の状況を検証し、対策を検討する。

とのことでした。

 

9-2 下水道の供用について

 

市側の答弁は、

速やかに接続していただけるよう、戸別訪問しチラシを配布して説明している。平成30年に川口市水洗便所改造資金補助制度も作った。

とのことでした。

 

9-3 浄化槽の今後の対策について

 

市側の答弁は、

下水道台帳の整備ができて以降、毎年エリアを決めて、年1回の法定検査や年1回以上の清掃を促す事業者訪問を行っている。

とのことでした。

 

9-6 自転車用ヘルメット購入時の補助金について

 

市側の答弁は、

周知啓発に努める。

とのことでした。

 

無理そうですね。

 

9-9-(1) 新郷分署の建替えについて

 

市側の答弁は、

今年8月末までに測量→基本設計→実施設計を行う。令和7年度から解体工事を始め、令和8年度中の完成・開所を目指す。

とのことでした。

 

* * *

 

一般質問、まだまだ続きます!

明日も楽しみです。