こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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普通に申し込みフォームから申し込んだのですが、行ったら来賓席に案内されました💦

が、遅めに来た人は空席の関係からそちらだったみたいで、少し安堵(*´ω`;)

それくらい、会場内はたくさんの人がいました。

 

パネリストの皆さん達。

(奥から順に)

【岩】岩崎敬氏(環境デザイナー)モデレーター

【岡】岡林里依氏(美術家・書家)話題提供

【山】山岡孝氏(川口緑化産業団体連合会会長)

【新】新井俊雄氏(発酵食品ソムリエ・(株)アライ取締役会長)

【田】田口真純氏(フードコーディネーター・だしダイニング楓オーナー)

【石】石井美咲氏(ISHII FARM)


奥のミニ展示コーナーは、こんな感じ。

 

 

 

 

 

 

(石井ファームさんの野菜をあえて親子別に展示)

 

最初に、美術家・書道家の岡林里依氏から話題提供がされ、その後、パネルディスカッションへ移りました。

 

パネルディスカッションの後は、会場の方々からも闊達にご意見が出され、とても盛り上がり、私も勉強になって、行って良かったな思いました!

(延びに延びて、閉会が16:15頃でした)

 

帰りに、石井ファームさんの葱をいただき、

さっそく料理しました! みそ汁が特に甘い!

 

以下、とったメモを文字起こしします。

(パソコンを持っていくのを忘れた)

 

  話題提供 岡林里依氏

 

川口市民が得する情報サイト。

川口市民に多く利用される。

「ここを見れば」を作ってほしい。

 

農業の価値をどう伝えていくか。

「ごちそう野菜」を食べたくなったらFUKUSHIMAYAに行く。

食を育てる、緑を大切にする、土地を大事にする。

 

※FUKUSHIMAYA、六本木一丁目駅にあって、私の前職が六本木一丁目駅最寄りでおにぎりが美味しくて買っていて、懐かしくてめっちゃ頷いてしまいました( ´∀` )

 

 

  13:55~ ワークショップ

 

【岩】一言で言うと、「価値のコミュニケーションが大事だ」ですね。

 

【石】どんどん農家を身近に感じられる街づくり。

 

【田】旬のものを、その時限定で。川口産と紹介して料理を提供すると「川口で野菜作ってるの?」と言われる。

 

【新】顔の見える農産物、本業で地域課題を解決する。

 

【岩】若い人にぜひ取り組んでほしい。川口の農業従事者が生活安定する策、農地の流動化、市内外問わず農業の新規参入者。法改正で農地取得の下限が撤廃される(※)。小規模農地も流動的に。いろんな人が農に触れる。

 

※農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律(令和4年法律第56号)」(令和5年4月1日施行)

 

【岡】そのチャンスを私達が作らなければならないのではないか。様々な課題が出てくるが、市民・住民がどうするか。野菜の価値をどう伝えていくか。誰が価値を作るか。「○曜日はどこで売っているよ」という拠点が多くあると良い。

 

【岩】石井ファームさんの野菜を、あえて親子別で展示しているが、見方が変わると同じ土からも違うものができる。

 

【岡】サポート体制が大事だと思った。情報交換とか、コミュニティとか。

 

【山】昔は「大きいことは良いことだ」だったが今は「小さいことは良いことだ」。

 

  会場参加者含む意見交換

 

【A】埼玉県、川口市の予算。学校の松の木がボサボサ。そこで入学式の写真を撮りたいか。川口市の植木屋にお金を渡して切ってもらえ。

 

【B】学校の教師。家庭菜園で農業の大切さに気付いた。健康、安全、環境。無農薬野菜はやってみると虫だらけでかなり難しい。個人×農家の協同、SNS人材支援、農地MAPが必要。

 

【岩】学校では菜園やらないの?

 

【B】この近辺でやっている所は聞いたことがない(※)。

 

※気になり過ぎて閉会後に伺ったら、さいたま市の公立学校の先生でした。

 

【C】「今ここで(農業)できるんだよ」というのが分からない。農地MAP欲しい。「農業をしてみたい」という気持ちをどう行動に移してもらうか。アグリフェスティバル。「やってみたい」の受け皿。会社を辞めなくても。

 

【D】宮崎県出身のサラリーマン。川口は郷土愛が薄い。川口農業ブランドも、1つの農家で作るだけでなく、皆で作れないか。川口は県内で一番コンビニが多い。茨城はコンビニで野菜を売っている。コンビニオーナーの郷土愛がそうさせている。土地のない野菜の作り方もある、例えば栃木の苺。川口は外国人も多い、外国人の方に使ってもらう。

 

【E】川口でも学校ファームはやっていて、表彰も受けているが、私の地域では子どもが増えて、学校ファームにプレハブを建てている。隣地の田んぼが休耕中で、貸せないか。校外に連れて行くとなると、教育委員会が止めるので難しい。

(川口市農家組合連絡協議会会長、小川勝氏)

 

【F】栄町2丁目在住。私には何ができるかなと考えた時に、六間通りに面している自宅敷地を一部、無償提供し、川口産の野菜を販売できる場所として貸したい。

 

【岩】農地MAPだけでなく、提供MAPも必要かもね。

 

【A】東本郷小学校も、学校ファームはやっているが、今は草がボーボーで、先生がやらないと続かない。

 

【B】教員も、プラス業務をする余裕がない。

 

【G】川口市の市民農園は人気があり、毎回抽選。やっと当選して10坪(30㎡)で狭い。新規参入しにくい。

 

【H】季節によって虫が湧く。5月上旬に植えると良い。連作障害もある。

(川口市農政審議会委員をお務めの方)

 

【I】区画整理地で、すぐには使われない市の土地を、農地にできないか。

 

【岩】区画整理地の暫定利用は、担当課の職員がいないため、言及できない。

 

  まとめ

 

【石】2つある。1つ目は、新規就農の難しさ。私は恵まれている。土地を貸してもらえない、農具ももらえない、アドバイスももらえないと聞く。貸してもらえる制度。2つ目は、市の野菜を購入されたら、その感想を店の人に、スーパーの人にでも言ってほしい。その一言が嬉しい。

 

【田】川口の野菜だから美味しいんだよと、もっとPRしたい。供給先も意識して。

 

【新】川口の潜在的な可能性。やりたい人がいれば、土地を貸す、技術を伝える。

 

【山】農地がしっかりと維持されていないと、やりたくてもできない。新規参入ができるような動きは、地方よりも大都市圏のほうに効く。60万都市がこれだけおおきくなったら、やはり良好な環境を形成しなければならない。子どもの頃から農業に触れる、農業教育(※)。

 

※昨年12月議会で、一般質問をした内容そのものだなぁ。

 

【岡】人の幸せは、作る人、それをいただく人、それを流通する人、全ては土からかもしれない。それを楽しむ。レストランでお知らせする、レシピコンテストを開催する、皆が参加できれば。

 

【岩】個人から組織、政治、全て入っているのが農業のイメージ。リーダーシップをとって、責任を持って、常識を乗り越える、流動性を高める。個人個人でやれる実験。次回は、それを報告する会に。これがプラットフォームに近い。

 

(閉会)

 

閉会後に、農政課長に詰め寄ったのですが、本当は学校教育部に詰め寄りたかった。(市の教育関係の方にぜひ聞いてほしかった)