こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
- [ お知らせ ] -
▼ パブリックコメント(意見募集中)
- 9月30日(金)〆切
- - -
今日は、令和4年9月定例会、一般質問1日目でした。
議事録は1ヶ月後頃(「検索」が便利)、動画は数日後頃に公開。
所属する会派内で、私が気になったところをご紹介します。
接頭数字は、発言通告書(PDFが開きます)と対応しています。
なお今回も新型コロナウイルス感染症対策のため、半数の議員が出席し、もう半数の議員は各控室で中継を見ていました。
* * *
1-1-(1) (新型コロナウイルス感染症)市保健所の対応について
市側の答弁は、
検査キットを12,693個配布。また、医療機関を介さずに川口市保健所で、9月9日までに2,527件の陽性登録を行った。その他、酸素吸入器を増やし、人員も増やした。
とのことでした。
1-1-(2) (新型コロナウイルス感染症)今後の新型コロナウイルスワクチン接種について
市長の答弁は、
オミクロン株に対応したワクチンは、今月下旬に県から配送され、まずは4回目がまだの高齢者、基礎疾患がある方、医療従事者を優先的に対象とする。10月中旬には全ての人を対象とし、接種券の配送やシステムの改修を行う。
とのことでした。
1-2 子ども医療費・ひとり親家庭等医療費支給事業のさらなる利便性の向上について
市長の答弁は、
現在、適用対象外となっている、接骨院、整骨院等についても、来年4月からの適用開始に向けて進めていく。
とのことでした。
子ども医療費、中学3年生までは無料で、窓口負担ゼロですが、接骨院、整骨院等での保険適用治療分についてはその対象外で、捻挫等で保険適用の治療を受けても、いったん窓口で支払い、後日償還払いとなっていました。
来年4月からは、他の医療機関と同様、保険適用治療分については、窓口負担ゼロとなるかもしれません。
1-3 遺骨の粉骨事業の早期導入について
市側の答弁は、
いくつかの手法が考えられ、費用、利便性の観点から精査中。
とのことでした。
1-4-(1) 家庭ごみの自己搬入の現状について
市側の答弁は、
自己搬入の増加に加え、事業ごみを家庭ごみと偽り持ち込む業者がおり、確認に多くの時間と労力と経費がかさんでいる。
とのことでした。
1-4-(2) (家庭ごみの自己搬入)手数料改定の効果について
市側の答弁は、
ごみ集積所への適正排出を促し、今後導入予定の自己搬入予約システムと合わせて、家庭ごみの自己搬入を適正に運用する。
とのことでした。
今定例会で、家庭ごみの自己搬入手数料を、10kg毎に100円にする条例改正案が提出されています。
↓↓↓
議案第95号「川口市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例」
現在は100kgまで無料、100kg超えた分10kg毎に30円。
10kg毎に100円とした算出根拠は、令和2年度の戸塚環境センター、朝日環境センター、鳩ヶ谷衛生センターに持ち込まれてかかった経費が10kg毎に195円で、1/2は市負担ということで、10kg毎に100円にしたそうです。
我が家は車を持っていないので、家庭ごみの自己搬入はしたことがなく、好きな時間にマンションのごみ置き場に捨てられ、マンションのメリットを享受しています……
市としては、決まった時間までにごみをごみステーションに置いてもらって、決まった時間に回収するほうが、経費(我々の税金)がかからないようです。
1-5 女性の活躍支援について
市側の答弁は、
企業および女性のニーズを聞き適宜支援する。
とのことでした。
どんな答弁かなと気になっていたのですが、普通でした。
1-6 本市に肢体不自由の県立特別支援学校を新設することについて
市側の答弁は、
先日、埼玉県教育局県立学校部に、旧芝園中学校敷地を活用した肢体不自由特別支援学校の設置を提案し、要望した。条件整備等、県と協議しながら、設置に向け鋭意努める。
とのことでした。
おおー!!!
めちゃめちゃ踏み込んでない!?
いつもは、「県に要望している」だけだったのですが、具体的な場所が出てきて、ようやく、ようやく動く??
これまで、多くの議員が要望してきたことです。
私も、議員になって最初の一般質問で、肢体不自由児の特別支援学校設置について質問しました。
1-7-(1) 令和5年度の学校給食費について
市側の答弁は、
川口市学校給食運営審議会での審議中であり、答申を受け次第、教育委員会で協議し、保護者負担軽減策について検討する。
とのことでした。
ちなみに、現在の物価上昇による給食費への影響をそのまま反映させると、小学校で月5,755円、中学校で月7,854円になるそうです……高すぎ……今が異常……
1-7-(2) 学校給食費の定期的な見直しについて
市側の答弁は、
各校での給食試食会で保護者から意見を伺う他、川口市学校給食運営審議会で定期的に扱い、物価変動を考慮した適正価格の議論を行う。
とのことでした。
1-7-(3) 学校給食センターの整備について
市側の答弁は、
新郷学校給食センターは竣工から49年、南平学校給食センターは43年を迎え、老朽化している。新郷学校給食センターのトラブルで5日間、給食が提供できなかったことを重く捉え、用地確保の問題もあるが建て替えが必要と認識している。
とのことでした。
1学期、新郷学校給食センターでトラブルがあって、そのトラブルが発生したのも老朽化が一因ではないかと、宇田川議員は実際に現場を見て感じたそうです。
比較的新しい元郷学校給食センターは、ドライシステムという床ですが、新郷学校給食センターと南平学校給食センターは、ウェットシステムという旧式の床で、衛生面の心配があり、これはもう建て替えしかないなと。
確かに、衛生面、めっちゃ気になりますね……
1-8 旧県陽高等学校の今後の利活用について
市側の答弁は、
売却を前提に関係部局と連携して取り組む。
とのことでした。
先月の次世代支援・教育力向上特別委員会でも言及がありました。
1-9 南消防署の建替えについて
市長の答弁は、
横曽根分署に現在の南消防署の一部機能を移転し、そこを南消防署とし、中央地区の南消防署は分署にするよう、前向きに検討する。
横曽根分署が南消防署になれば、北消防署、現在建設中の東消防署(旧鳩ヶ谷分署)の3つが、市内でバランス良く配置される。
とのことでした。
南消防署:川口市本町2-4-39(本町小学校、川口郵便局、錫杖寺さんに囲まれたところ)
横曽根分署:川口市西川口3-18-1(コンビニの向かい)
南消防署は昭和41年に竣工し、11月で築56年を迎え、宇田川議員が現場視察に行ったところ、エレベーターは故障し使えず、天井は雨漏りで崩落していたそうです……
ただ、現在の南消防署を現地のまま建て替えとなると、場所が狭く、工事が難しく、であれば広い敷地を持つ横曽根分署を南消防署にしてはいかがか、という提案の質問でした。
1-10 SKIPシティの整備計画について
市長の答弁は、
19年前、当時はSIBPから始まり、停滞し、県と市が要望してきてやっとここまできた。
NHK施設は、47,000㎡の敷地に、地下1階、地上4階建ての建物が建つと聞いている。当初はB街区の2/3の予定だったが、NHKからの要望によりB街区全てとなり、1,000㎡で、6つのスタジオを備え、NHKで製作されるドラマや番組の多くがここで撮影される。
川口市への効果としては、近隣事業者への物資の調達等の他、固定資産税の増収だけで2億円を見込んでいる。
とのことでした。
(すみません、47,000㎡と1,000㎡の部分は曖昧です。書いている単語の順番から推察しています)
「SIBPって何だろう」と検索したら、去年の7月20日に開催された第 1回SKIPシティ利活用検討委員会の会議録が出てきました!
SKIPシティは元々SIBP、Saitama Industrial Business Parkとい う名前で、民活により再開発を目指していたが、バブル崩壊後、開発が進まなかった。その後SIBP研究会を立ち上げ、産業拠点とすることが実現した。
なるほど……
1-11-(1) 交通不便地域の移動手段の確保について
市側の答弁は、
鉄道、バス、タクシー等、各交通事業者の情報の一元化を進め、ニーズを把握する。
とのことでした。
宇田川議員、ここが一番、熱が入っていました。
交通不便地域となると、電車もバスもなく、タクシーを呼ぶも断られてしまうそうです。
地面の高低差のある地域だと、自転車も大変ですし、免許を返納した高齢者も困ってしまいますよね……
交通不便地域にお住いの方にタクシー券をお渡ししても、タクシーが来ないので、それでは意味がなく、タクシーが来てくれるよう、事業者に補助してはいかがか、という質問でした。
1-11-(2) みんななかまバスから他の交通機関への接続について
市側の答弁は、
次期ダイヤ改正時には抜本的見直しを行うよう、市民ニーズを把握しながら事業者と検討する。
とのことでした。
みんななかまバス、毎年(もっと?)、こまごまとルートが変わっているような気がしますが、それではバス停があっちに行ったりこっちに行ったり不便ですよね……
鳩ヶ谷駅を中心に、というお話でした。
* * *
明日も一般質問です、楽しみです♪