こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

今日は、川口市議会、次世代支援・教育力向上特別委員会がありました。

 

報告事項が3件ありました。

  1. 子ども発達相談センターの運営状況について
    1. 子ども発達相談センターについて
    2. 事業の全体像と相談の流れ
    3. 相談事業
    4. 支援事業
    5. 支援事業及び環境整備事業(子どもを取り巻く環境の整備)
    6. 今後について
  2. 学校施設の整備の状況について
    1. 中学校体育館空調機設置事業について
    2. 中学校夜間学級新校舎建設事業について
  3. いじめ根絶に向けた取り組み状況について
    1. 令和3年度川口市いじめから子どもを守る委員会活動状況報告について
    2. いじめ根絶に向けた取り組み
    3. いじめ問題に関する調査状況
 

1. 子ども発達相談センターの運営状況について

 

 

「るるる」って本当に良い愛称!

 

子育て相談課長が、所長も務めます。

 

想定される利用対象者は、川口市に在住する18歳以下の発達に課題がありそうなグレーゾーンの子、およびその保護者、学校関係者、支援者等。

 

年齢別新規相談者数は、2歳児(当該年度で3歳になる子)が最も多く全体の約19%を占め、次の波が小学1年生。

全体では小学3年生までで全体の約88%を閉めますが、中学生、高校生の相談者もいます。

 

2歳児と小学1年生で多くなる想定される要因を聞いたところ、2歳児では1歳半検診で促される方が多く、小学1年生では小学校の集団生活に入って気になる方が多いとのことでしたが……

 

1歳半検診で促されるなら、1歳児で増えそう……

(1歳児も2歳児に次いで多いのですが)

2歳児は、幼稚園に入る前の子達なので、プレスクール等で、幼稚園から促されるパターンもあるのでは、と思いました。

小学1年生の「集団生活に入って」は納得です。

 

相談者は、母親、父親、ついで祖父母が多く、学校関係者や支援者からもあるが、本人からは今のところないそうです。

また、どうやって知ったかを尋ねたところ、アンケートを取っているわけではないが、学校、保健所、ネット検索等で来た方が多い気がするとのことでした。

 

保護者支援事業では、①ペアレント・トレーニングと、②ペアレント・プログラムというものがあって、似たような名前に事業なので、何が違うのですかと聞いたところ、子どもの年齢で分けているそうです。(①は2~4歳児、②は4歳児~小学3年生の保護者)

 

定員はなく、応募制でもなく必要そうな方にお声がけをして、その分、講座を開催するそうです。

てっきり、市サイトに掲載されている「すまいる☆あっぷ」と「はっぴぃステップ」のことかと思っていたのですが、違うようです……

 

この他、医療機関につなげたり、学校に出向いたりして先生方に助言をするなど、部課の枠を超えて活動することも多い印象を受けました。

今後は、コロナ後に、地区毎に勉強会や啓発等のセミナーができるよう準備を進めていきたいそうです。

 

2. 学校施設の整備の状況について

 

中学校体育館の空調機設備は、市内全校、令和4年8月から使えるようになるそうです。

使用基準としては、おおむね6月15日から9月30日の夏季期間、24℃以上の時に、1時間目から部活動終わりまで。

(地域活動の際は学校と要相談……)

 

中学校夜間学級新校舎建設事業は、間取り図が提示されたのですが、なかなか変わった間取りで……

 

音楽室と体育館が可動式の間仕切りで仕切られており、それを取ると舞台になるという、そこは斬新で良いなぁと思ったのですが、全体的に動線が悪い……と思いました。

 

下駄箱がないのが気になって尋ねたところ、校舎内は土足だそうです。

 

他、日中の地域開放の予定はないそうです。

旧県陽高校は、売却を前提に検討中だそうです。

 

3. いじめ根絶に向けた取り組み状況について

 

市内の小・中・高校教諭を対象にした、希望制の、「いじめ対応についての交流会(啓発・研修)」への参加者が少なく、対象者をいじめ対応教員に限っているのかと聞いたところ、限ってはおらず、少人数で話しやすく、あえて10名程度にしていると……

 

夏休み期間中と冬休み期間中に開催していて、先生もお忙しいかと思いますが、もっと参加してほしいと思いました……

オンラインの活用を提案しました。

 

また、いじめから子どもを守る委員会への相談は、たしか昨年度からメールアドレスの掲載が始まったと思いますが、令和3年度の受付はメールでの相談はなく、全て電話だったそうです。

 

といっても11件だけで、まだまだ認知されていないのでは、と思いました……

まぁ、いじめ相談の窓口は、学校しかり、埼玉県しかり、いろんな窓口が複数あるほうが、網の目が細かくなって良いとは思うので、継続してほしいです。

 

あと、いじめ案件毎に学校内で作る、いじめ問題調査委員会の委員を務めてくださる方がなかなか見つからないそうで、「川口市いじめ問題調査委員会人材バンク」を立ち上げたそうです。

 

裁判員制度みたいですね……

(受けてくれる人がなかなかいない点が)

 

また、いつものように、重大ないじめについて、9件の報告がありましたが、中には、もはや犯罪もあり(警察介入中)、「いじめ」という言葉がますますよく分かりません。

 

「いじめ」という言葉、いらないですよね。

 

今回は、秘密会の開催はなく、終わりました。

 

明日は、保健医療・高齢者等福祉対策特別委員会と、都市基盤整備・防災力向上特別委員会があります!

どちらを傍聴するかは決めています、楽しみです。