こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
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- 6月30日(木)〆切
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昨日は、令和4年6月定例会、一般質問4日目でした。
議事録は1ヶ月後頃(「検索」が便利)、動画は数日後頃に公開。
所属する会派内で、私が気になったところをご紹介します。
接頭数字は、発言通告書(PDFが開きます)と対応しています。
おぎのあずさ回で、質問原稿は昨日のブログに公開しましたので、そちらもぜひご覧ください。
なお今回も新型コロナウイルス感染症対策のため、半数の議員が出席し、もう半数の議員は各控室で中継を見ていました。
* * *
12-1-(1) 働きやすい・子育てしやすい優しいまちのバージョンアップについて
ワーキングスペースや一時託児所を作ろうという質問。
市長の答弁は、
会社に通勤を市内で働きたいという方やフリーランス、起業という新しいスタイルで仕事をしたいという方が一定数いることは認識している。市民団体、産業団体との連携や民間事業者の誘致等、あらゆる視点で施策を検討する。
とのことでした。
12-1-(2) 川口元郷駅エレベーター前スペースの有効活用について
芝川公園にキッチンカーを入れたいという質問。
市側の答弁は、
公園は公共施設なので、利益を得る目的ではなく、地域の活性化につながると考えられる地域住民団体による出店や、市が後援するイベントでのみ許可している。ごみの散乱等の課題もあることから、他市を参考に調査研究する。
とのことでした。
12-1-(3)-ア ウォーカブル推進都市への挑戦
六間通り線を「ウォーカブル推進都市」に! という質問。
市長の答弁は、
手を挙げる。
とのことでした。
↓ここに川口市がまだ掲載されていなくて、
掲載してほしいな~と思って質問しました! やったー!
12-1-(3)-イ 市産品が溢れるショップ
六間通り線の店で市産品をいっぱい使おうという質問。
市側の答弁は、
市産品フェアで、市産品カタログを作っていて、いろんんな商品が載っている。これを商店街等へ配って取り扱ってもらえるよう働きかける。
とのことでした。
12-1-(3)-ウ ロケ地になるような並木道
六間通り線をロケ地(観光名所)にしよう、という質問。
市側の答弁は、
市民の意見を取り入れながら、誰からも親しまれる愛着の持てる並木道の実現に努める。
とのことでした。
ビートルズのジャケットで有名なアビー・ロードみたいな場所(ああいう道にしたいとかではなく、あそこで皆さん写真を撮るので、そういう名所)になると良いなぁと思って質問しました。
12-2-(1)-ア (川口オート)事故再発防止委員会での検討結果
昨年、2名の選手が殉職された件に絡み、質問。
市側の答弁は、
施設および競走車等の安全性を高めることを追求していくことになった、具体的には以下4つの取り決めをした。
- 緩衝柵の全面的な点検・改修
- 競走車のスピード抑制
- 救護体制の見直し
- 安全意識の啓発
とのことでした。
12-2-(1)-イ (川口オート)具体的な安全対策工事内容
市側の答弁は、
- 走路外周約800mの緩衝柵の支柱部分に緩衝材を設置
- 走路曲線部の回避帯を拡大するため既設の緩衝柵を撤去し1m後方に新しい緩衝柵を設置
- 走路直線部にサーキット場等で採用されている耐衝撃緩衝材を緩衝柵内に設置
とのことでした。
12-2-(2)-ア (川口オートのマナー)ごみの散乱
他場に比べ、ごみの散乱がひどくて……
市側の答弁は、
県内の公営競技場と入場者数を比較すると、戸田ボートと川口オートは1日あたり平均2,500人を超えているが、他場は1,000人前後であり、さらに川口オートは戸田ボートより屋外施設が多いため、ごみを捨てられやすい状況で苦慮している。他場の有効的な対策について調査し、お客様のマナー意識向上のための対策を引き続き実施する。
とのことでした。
そうなんですよね。
今回、大宮競輪、戸田ボート、浦和競馬と視察に行ったのですが、どこも「昔は人が多くてごみも多かった」と言われていて、人数の差もあるのかなとは思いました。
12-2-(2)-イ (川口オートのマナー)指定喫煙場所以外での喫煙
他場に比べ、禁煙場所での喫煙者が多くて……
市側の答弁は、
指定喫煙場所を21ヶ所設置し、現役の警察官や警察OBもいて、見回りや場内放送もしている。警備員による指導の強化や、喫煙場所を分かりやすくする工夫について検討する。
とのことでした。
異様に多いんですよね……
警察官も警察OBもいるとは知りませんでした。
ぜひ、注意の強化をお願いしたいです。
12-2-(3) (川口オート)イメージ向上・観光資源化に向けて
市側の答弁は、
5号館の改修で、家族で楽しめる観覧可能な多目的広場を整備予定。
とのことでした。
浦和競馬の芝生広場みたいになるのかなぁ。
若い人やファミリーがたくさんくると良いですね。
余談ですが、川口オートについては前々から一般質問しようと思って、実は今年1月頃に伊勢崎オート・浦和競馬・大宮競輪・戸田ボートの視察を計画していたのですが、コロナで白紙に……
その後、コロナが落ち着いてきた5月に再挑戦しようとしたら、伊勢崎オートさんは市議会議員選挙が重なるということで、視察叶わずでした(´;ω;`)ウゥゥ
なお、1月も5月も視察予定を組んだ頃は、自分が6月議会で一般質問をするとは思っていなかったので(勝手に9月だと思っていた)、視察を入れていて良かったと心から思いました。
伊勢崎オートを含む、他のオートレース場は、いつか行きたいと思います!
12-3-(1) (無電柱化)本市の現状について
市側の答弁は、
防災力向上の観点から、緊急輸送道路や防災拠点へのアクセス道路について優先的に進めており、川口駅や西川口駅周辺などの17路線で整備済み。
平成29年度からは市役所前通りの整備を行っていて、国道122号まで行う予定。
とのことでした。
12-3-(2) 歩道もなく車通りの激しい道路の無電柱化について
元郷新道や、あずま通りを意識して質問。
市側の答弁は、
無電柱化するには、地上機器を設置する必要があり、これを歩道内に設置することができ、かつ歩道延長の長い道路で無電柱化を進めている。
狭い道路は、地下埋設物等の状況や道路形態を踏まえ、整備手法を調査研究する。
とのことでした。
無電柱化について業者に話を聞いたのですが、狭い道路は、電線の上を車が走ることが考えられるので、それだけ丈夫な蓋とかにしないといけないらしく、お金がかかると。
さらに、車両通行止めの可能性もあり、難しいとのこと。
12-3-(3) (無電柱化)今後の推進について
市側の答弁は、
本市も令和3年度に川口市無電柱化推進計画を策定した。今後、本計画に基づき無電柱化を進める。
とのことでした。
作っているけど、公開は難しいそうです💦
12-4-(1)-ア (子宮頸がんワクチン)本市の接種状況
市側の答弁は、
令和元年度138件、令和2年度743件、令和3年度3763件で、令和2年11月に情報提供を個別通知し始めてから件数が増大している。
とのことでした。
確かに増大している!
12-4-(1)-イ (子宮頸がんワクチン)積極的勧奨の具体的な方法
市側の答弁は、
令和4年4月25日付で中1から高1相当の女子を対象に市から案内した。また、キャッチアップ接種についても8月末までに対象者へ個別通知する予定。
とのことでした。
川口市サイトに載っていることですが質問しました。
詳しくは、こちらをご覧ください!
12-4-(1)-ウ (子宮頸がんワクチン)副反応の報告状況と相談・診療体制
市側の答弁は、
積極的勧奨差し替え後に接種した方からの副反応疑いの報告はない。
症状が出たと疑われる場合の相談窓口は、本市にも県にも厚生労働省にもある。
また、埼玉県では自治医科大学さいたま医療センターと埼玉医科大学病院の2病院で診てもらえる。
とのことでした。
副反応疑いの報告、ゼロだそうです。
よく聞かれるので、明らかにできて良かったです。
12-4-(2)-ア (子宮頸がん検査)子宮頸がん検診の受診状況
市側の答弁は、
令和元年度:13.6%、令和2年度:13.1%、令和3年度:12.9%。
とのことでした。
だんだん下がっている……
なお、補足として、上記は国保に加入されている方だけらしく、会社等の健保で受診された方や、個別の人間ドッグを受けた方は数字に含まれず、低くなってしまうとのことでした。
埼玉県の目標値50%は、健保も人間ドッグも入っていると。
12-4-(2)-イ (子宮頸がん検査)自己採取型検査の導入
市側の答弁は、
国の子宮頸がん検診ガイドラインで、自己採取型は国内でのエビデンスが不足しており推奨されていない。
とのことでした。
かなり後ろ向き答弁でした……💦
良いと思ったんだけどなぁ。
12-5-(1)-ア (発達障害×市立幼稚園)職員の配置状況
市側の答弁は、
アシスタントティーチャー(以下、AT)や特別支援教育支援員を配置していて、令和3年度からはATを各園1名ずつ増員した。
とのことでした。
12-5-(1)-イ (発達障害×市立幼稚園)実際の支援状況
市側の答弁は、
特別な配慮を要する幼児の教育支援プランを作成し、目標や指導方法を明確にした上で、ATや特別支援教育支援員と連携を図り、指導している。また、教職員の特別支援教育の専門性と指導力向上のため、指導主事と特別支援教育アドバイザーが幼稚園を訪問し、巡回教育相談や研修を行い、指導助言を行っている。
とのことでした。
昨年度から、いろいろありまして、学務課さんと指導課さんには本当にご助力をいただきました。
改めて、感謝申し上げます。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
12-5-(2) 中学校の特別支援学級における進路指導について
市側の答弁は、
特別支援学級設置校連絡協議会で、情報交換をしている。特別支援学校等からの情報を生かしながら、各学校へ指導助言をしている。
とのことでした。
今回、いわゆるグレーゾーンの子が置かれる状況についてリアルに知るきっかけとなるご相談をいただきました。
もっと早くから意識しておけば良かったと、悩まれています。
うちの親もそうでしたが、子どもを普通学校に行かせるか特別支援学校に行かせるか、迷うんですよね。
余談ですが、私は妹が小学6年生の頃(私は高校2年生)、母に、「妹は特別支援学校が良いよ」と言ったことを非常に後悔しています。
妹は特別支援学校で、追加で障害を負ったから。
たまたまかもしれませんが、一生、引きずると思います。
12-6 生活保護費の不正受給対策について
市側の答弁は、
保護申請時に、収入の変動等があった際には申告する必要がある等、丁寧に説明している。また、受給開始後も、家庭訪問で生活実態の把握に努めており、年1回課税調査をし、受給者の申告と課税担当課が把握する収入額に差があれば超過支給分について徴収し、さらに、悪質性が高い場合は警察へ相談し、告訴・告発もする。
とのことでした。
「あの人は、生活保護を受けているのに、遊んでいる」「あの人は、嘘を吐いて生活保護を受けている」「通報しても、市が取り合ってくれない」といったご相談を結構、受けます。
市としては、市民が生活保護を受けている受けていないは言えないので、冷たい対応と取られてしまうそうです。
また、市から詳しい話を聞きましたが(これも公表はできないのですが)それを聞いて私個人はすごく頑張ってくれていて頭が下がるなぁ(むしろお休みあるのか)と思いました……
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一般質問が終わった直後はハイだったのですが、時間が経つにつれ「ああ言ったほうが良かったのでは」と後悔し始めています。苦笑
動画を見て、反省して、次に活かします。