こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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今日は、川口市公営競技事業運営協議会専門委員会に出席しました。(川口オートレースのこと)

 

どんな委員会で誰が委員なのか辺りは、前回ブログをご参照。

 

議題は大きく下記3点でした。

  1. 令和3年度事業経過報告について
    1. 令和3年度オートレース競走場別状況(昨年末まで)
    2. SGスーパースターフェスタ2021成績表
      1. 入場者数(本場)
      2. 売上額
      3. 売上内訳(令和3年度)
    3. ニューイヤーカップ成績表
      1. 入場者数(本場)
      2. 売上額
      3. 売上内訳(令和3年度)
  2. 令和4年度SGレース開催日程について
  3. 施設整備について

 

1. 令和3年度事業経過報告について

 

川口場の開催日数は、前年から15日増えて107日。

同総売上額は、前年比108.4%の193億4945万9千円。

売上額の1日平均は、前年比93.2%の1億8083万6千円。

 

1日平均が下がった理由は、無観客レースが増え、1日のレース数も減り、キューポラ杯も無観客で行ったためと考えているとのこと。

 

本場開催時の本場入場者数は、前年比115.8%の21万2065人。

入場者数の1日平均は、前年比117.3%の2555人でした。

 

前年から増えた理由は、無観客レースが減り、入場制限の緩和を行ったからと考えているとのこと。

先ほどの説明では「無観客レースが増え」とあったけど、本場開催においては無観客レースが減ったのかしら……

 

ちなみに、本場1人平均購入額は、

  • 川口:1万2800円(前年比100.8%)
  • 伊勢崎:9900円(〃100.0%)
  • 浜松:6500円(〃98.5%)
  • 飯塚:9000円(〃90.9%)
  • 山陽:9100円(〃94.8%)
  • 平均:1万100円(〃97.1%)
とのことで、川口場だけ前年比わずかに増で万超えなんですね。
 
▼SGスーパーフェスタ2021
1日当たりの入場者数は、前年比144.5%の6276人。
1日当たりの売上額は、前年比100.1%の5億5485万5800円。
売上内訳は、本場:16.8%、電投・ネット:64.3%、場外:18.9%。
昨年は入場制限が5000人で、最終日は上限に達し制限。
対して今年は入場制限が13500人で、最終日も12165人と上限に達さず制限なしだったため、入場者数がぐっと増えました。
 
▼ニューイヤーカップ
1日当たりの入場者数は、前年比131.4%の5164人。
1日当たりの売上額は、前年比123.7%の2億8385万2625円。
売上内訳は、本場:21.0%、電投・ネット:60.2%、場外:18.8%。
昨年は1月6日までの開催でしたが、今年は1月5日までの開催と期間が短くなりました。
雪の影響ではなく、当初からこの予定だったそうです。
 

2. 令和4年度SGレース開催日程について

 
令和4年度SG(スーパーグランプリ)レースの日程はこちら。
4月26日~5月1日@川口「オールスターオートレース」
8月10日~8月15日(ナイター)@伊勢崎「オートレースグランプリ」
10月30日~11月3日(ナイター)@飯塚「日本選手権オートレース」
12月27日~12月31日@川口「スーパースターフェスタ」
2月22日~2月26日@浜松「全日本選抜オートレース」
 
ちなみに川口オート含む全てのオートレース場の試合日程は、JKAが全て決めており、それが各場に下りてくるそうです。
 

3. 施設整備について

 

現在工事中の審判棟は、令和4年9月末に完成予定。
 
5号館は、改修実施設計が令和3年度中に終わり、令和4年7月から解体・防音壁設置・観覧広場建設(椅子がなくなりフラットに)・照明灯設置で、令和7年12月末に完成予定。(24億1500万円)
 
走路は、令和4年7月から11月末までの4ヶ月間で全面改修予定。(5億6076万1000円)
 
以上の川口オートからの説明が終わると、次々に質問。
 
まず、昨年起きた2件の死亡事故と走路改修について。
 
死亡事故は、警察とJKAの検証の結果、川口オートには瑕疵なしと判断されており、JKAは事故再発防止委員会を立ち上げたとのこと。(レース開催中は多角度から撮影されており検証しやすい)
また、その委員会に先立ち、川口オートは他場へウレタン等の緩衝材を視察しており、委員会へ提案するとのこと。
 
今回の走路改修は2001年の全面改修から21年ぶりで、走路改修は約20年のスパンで行い、さらにその間に5~7年のスパンでオーバーレイ工事(表面を5cm削って舗装し直し)を行うとのこと。
 
川口場の立地は、もともと川と土手に囲まれた河原で、防音壁で全面囲っており、他場に比べ水はけが悪く、オーバーレイ工事の際には浸透性も調査して舗装しているとのこと。
 
選手会からも様々な要望をいただいており、令和4年度の全面改修工事においてはプロポーザル方式で業者を選定する予定で、その選考委員には、選手会も入っていただくことにしているとのこと。
 
次に、5号館改修工事について。
 
改修工事に伴う立入禁止区域は、5号館後方、ちびっこランド、自転車置き場、北門も閉鎖予定。(正門のみの利用となる)
ただし、駐車場は残すそうです。
※フリーハンドで図形を描くの、めちゃくちゃ苦労しました……
 
改修により、座席なしの傾斜を付けた平地(中央競馬の平らな部分みたいらしい)にする予定だそうで、推定利用者数は4225席→3642名(面積から推計)となる見込みとのこと。
 
また、ファミリー層集客に向け、子ども用施設を戸田競艇のようにどこかとタイアップして作れないの?という質問には、「とりあえず危険建物を除去してまっ平らにしてから考える」だそうです……
 
現在もまだ実施設計中で、完成図は3月の環境経済文教常任委員会で提示するかもしれませんとのこと。
(次は福祉保健常任委員会と重複せず傍聴できると良いなぁ)
 
以上で専門委員会が終了しました。
 
この専門委員会の委員、1年で交代で、私は今回で終わり。
環境経済文教常任委員でもなくなったし、川口オートレースに委員として関われるのは議員1期目の今期はこれが最後です。
 
議員として引き続き関わっていきます。