こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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今日は、川口市議会、保健医療・高齢者等福祉対策特別委員会が開催され、傍聴しました。

 

報告事項が2件ありました。

  1. 地域資源データベースシステムの登録状況及び今後の活用方法について
    1. 地域資源データベースシステムの概要について
    2. 登録状況等について(令和3年3月末現在)
    3. 令和3年度の取り組みについて
    4. 今後の活用方法について
  2. 地域生活支援拠点等の整備と機能について
    1. 地域生活支援拠点等の整備について
    2. 地域生活支援拠点等における居住支援に関する体制と整備について
    3. 評価と検証について

 

1. 地域資源データベースシステムの登録状況及び今後の活用方法について

 

地域資源データベースシステムとは、川口市高齢者サービス情報検索サイトかわぐち元気ナビのことです。

 

その機能として、下記3つを挙げられていました。

  1. 高齢者が地域で生活するために必要な情報を簡単検索
  2. 地域資源(※)をマップ化、参照・印刷
  3. 分析したい項目に合わせたデータ抽出・出力

※地域の集いの場や、家事支援などの生活支援サービス等

 

情報・地域資源の登録は、地域包括支援センターにいる生活支援コーディネーターさんが担っているそうです。

 

一般公開用ページの閲覧数は、公開し始めた令和2年9月1日から令和3年3月31日までで、累計45068回(1日約212回)。 ← 過去のブログでご紹介した時と同じ

 

令和3年度は、①日常生活に関する質問に答えることで、生活機能が低下している恐れのある項目を表示し、本人に合った地域のサービスを案内する機能追加、②介護予防ギフトボックス事業の利用促進、に取り組むそうです。

 

また、今後は、生活支援サービス情報を拡充し、ボランティア情報を発信し、各地域包括支援センター毎に使えるグループ連絡機能を展開していくそうです。

 

ほとんどの委員から、「もっと周知を」との要望が出ていました。

また、パソコンやスマホがない高齢者の方には、地域包括支援センターに出向いていただくことで相談員が代わりにサイトを操作し、サービスをご案内するのはいかがか、という提案も出ました。

 

前に、介護予防ギフトボックスをご紹介するブログを書く時に、

長寿支援課さんが、「かわぐち元気ナビもご案内ください!」と強くおっしゃっていた理由が、分かった気がします……

 

2. 地域生活支援拠点等の整備と機能について

 

障害者の重症化・高齢化や、親なき後を見据えた居住支援機能を持つ体制づくりの整備等について検討したことの報告でした。

 

委員からの質問で、短期入所施設やグループホームがなかなか増えない要因の説明(利用者は土日を多く希望し、事業者は平日の集客が課題)や、医療的ケア児を預けることができる施設は11施設中1施設に限られる(そこにしか看護師がいない)等、様々な課題が炙り出されました。(と同時に、その難しさも……)

 

また、奥富議員が、当事者の親として質問をされていて、「私の親も同じことを言っているなぁ」と重ねて聴いていました。

家族と事業者の支援体制・連携を取り上げられるが、当事者の家族同士のネットワークは、特別支援学校卒業と同時にほぼ失われてしまう。家族同士が相互に相談・レスパイトを担えることも多く、このネットワークが消失してしまうのは惜しいが、この点について、考えを聞かせてほしい。

との質問には、「貴重なご意見を参考に検討する」との答弁も。

当事者(家族)が議員というのは、やはり大事だなぁと思いました。

 

明日は、

があります。

午前中は傍聴、午後は委員として出席します。