こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

-[ お知らせ ]-

  • オンラインで、お話しませんか。
    仕事、家事、育児、学校のこと、とりとめもないこと……
    個別で、グループで、お子さんご一緒で全然かまいません。
    気になる方はメール等でお気軽にご連絡ください

- - -

 

一昨日、PublicLABセミナー ステップファミリーから考える家族の形 ~目黒区結愛ちゃん虐待死、さいたま市小四息子殺害事件を引き起こした『ふつうの家族』という檻~という勉強会に参加して、

 

そこで紹介されていた本を買いました。

(ステップファミリー関連の本は在庫なしで買えず)

 

買ったので、読まなければなのですが、なかなか進みません。

大阪二児置き去り死事件は、私の中で「虐待」という「社会問題」がはっきりと認知された事件で、よく覚えています。

 

大阪の事件は、ブログでも、たびたび取り上げています。

 

辛い。

 

そんなことを言っているだけでは仕事にならないので、読みます。


一昨日の勉強会では、動画で、ステップファミリー当事者の言葉がたくさん紹介されたのですが、

「憧れの家族」

「本当の家族」

「理想の家族」

「幸せな家族」

「普通の家族」

「家族みんなで」

「家族なんだから」

という、まるで何かの呪文のような、そんな気付きがありました。

皆さんは、どう感じられるでしょうか。

 

なお、ステップファミリーとは、簡単に言うと、子連れ再婚です。

離婚や死別の後、子とともに再婚するご家庭のことを指します。

 

ステップファミリーでなくても、上記の呪文を唱えることがあるかと思いますが、ステップファミリーにおいてはさらに「前の家族」を封印しようとして余計に、その傾向が強くなる気がしました。

 

「前のお父さん(お母さん)のことは話せない」

 

子どもからしたら、大好きだったかもしれない親です。

どうしてそうなってしまうんでしょうか。

これは、虐待家庭だけの話ではありません。

離婚・死別→再婚の、ステップファミリー特有の事象だそうです。

 

勉強会では、「ひとり親家庭支援」が強調されることによって、「ふたり親家庭支援」が隠れてしまうのではないかという疑問も提示されました。

 

どの家庭にも、大なり小なり、悩みや問題は必ずあると思います。

そこに何かしら第三者の支援が必要な場合に、適切に届けられているか、キャッチできて/されているか。

 

施策を考える上での新たな視点を得た勉強会でした。

 

なお今回のブログタイトルは、ステップファミリーの子の言葉です。