こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

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今日は、令和3年3月定例会、一般質問1日目でした。

議事録は1ヶ月後頃(「検索」が便利)、動画は数日後頃に公開。

 

所属する会派内で、私が気になったところをご紹介します。

接頭数字は、発言通告書(pdfが開きます)と対応しています。

 

なお今回も新型コロナウイルス感染症対策のため、半数の議員が出席し、もう半数の議員は各控室で中継を見ていました。

 

* * *

 

1-1 新型コロナウイルスワクチン接種について

 

市側の答弁は、

川口市医師会川口歯科医師会川口薬剤師会と連携して進めており、3月1日にコールセンターを開設。

かかりつけ医等、市内の身近な医療機関140ヶ所での個別接種と、集団接種の併用する。

集団接種会場は、地域保健センター、生涯学習プラザを常設会場とし、スポーツセンター等6ヶ所で地域のバランスを考慮しながら月替わり3ヶ所ずつ開場。他、土日は鳩ヶ谷庁舎での実施で進めている。

3月下旬に予約サイトをオープンし、65歳以上の高齢者の方から、接種案内、接種券等を発送する予定。

とのことでした。

 

市は、3月1日に、下記ページを公開しています。

 → 新型コロナウイルスワクチンの接種について

 

川口市新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター

 → 050-3160-9567(オペレーター対応時間:月~土、9~18時)

 

1-3 第5次川口市総合計画後期基本計画について

 

市側の答弁は、

市民意識調査で評価された施策を引き続き推し進め、文化芸術や生物多様性を新たに追加する。

とのことでした。

 

1-4 屋内50m水泳場及びスポーツ科学拠点施設の誘致について

 

市側の答弁は、

昨年12月に埼玉県屋内50m水泳場及びスポーツ科学拠点施設整備地選定委員会が設置され、委員6名が2月22日に神根運動場を現地視察した際には、私(市長)が「健幸」をテーマに提案説明した。

現在、市内には個人利用できる県のスポーツセンターがない。今後も全力で取り組む。

とのことでした。

 

昨年10月時点では、こんなニュースが出ていました。

 → 国際プール、建設地をめぐって川口と上尾がつばぜり合い(朝日新聞、2020/10/08)

 

1-5 美術館の建設場所と地域のまちづくりについて

 

市側の答弁は、

周辺地域の活性化も期待され、建設場所については川口市商店街連合会、川口中央商店会(?)、川口銀座商店街振興組合の3団体からの連名で、栄町公民館跡地に、との要望書ももらった。

とのことでした。

 

1-6 川口市立高等学校附属中学校開校について

 

市側の答弁は、

1、2学年は30人未満の学級とし、よりきめ細やかな学習指導と、45分×7時間の授業で、通常は週29時間のところ、週35時間と、質と量の両面からサポートする。また、英語圏の外国語教師や、環境問題等を英語のテキストで学ぶことや、サイエンスフィールドワークも取り入れる。

とのことでした。

 

1-8 川口市立グリーンセンター再整備事業について

 

市側の答弁は、

来年度中に第1期エリア(大芝生広場、フィールドアスレチック、昆虫の森)をオープン予定。第2期エリアは果実等をメインに植物の生態が分かりやすい展示をし、カフェ併設の公開温室や、洋風、和風庭園を備える。見沼用水側にもゲートを設け、上皇上皇后両陛下ゆかりのシャトー赤柴も、食堂をリニューアルする。

とのことでした。

 

1-9 安全・安心な学校施設の環境整備について

 

市側の答弁は、

本市の学校は昭和40~50年に建設され、平成30年の劣化調査をもとに、現在、補修等を検討している。来年度は屋上防水や外壁工事を行う。

とのことでした。

 

実は昨年11月、自由民主党川口市議会議員団21人で手分けして、児童生徒にとって、①生命の危険がある、②健康被害の恐れがある、を判断軸に、市内のいくつかの学校を視察しました。

(私は本町小学校を視察しました)

そして、11月30日に、特に①②の恐れがある学校の修繕を早急に行うよう、市へ要望しました。

令和3年度予算で、それが反映されているか、環境経済文教常任委員として当該委員会でチェックします。

 

1-11-(1) 水道法第一条の解釈について

 

「この法律は、水道の布設及び管理を適正かつ合理的ならしめるとともに、水道を計画的に整備し、 及び水道事業を保護育成することによって、清浄にして豊富低廉な水の供給を図り、もって公衆衛生の向 上と生活環境の改善とに寄与することを目的とする。」のうち、「低廉」の解釈を問う質問。

 

市側の答弁は、

単に安ければ良いとは思っていない。

とのことでした。

 

結構、とげのある答弁で、大丈夫かなと思いました。汗

質問者の宇田川議員は、「最近は民間に委託するコンセッション方式もあるが、水道事業に関しては今後もしっかり市で運営していただきたい」と、要望されていました。

 

1-12-(1) 救急救命士の(救急車)乗車率について

 

市側の答弁は、

令和2年度は95%の乗車率だった。令和3年度には100%に改善し、令和6年度には2名体制にしたい。

とのことでした。

 

1-12-(2) 救急救命士の研修体制について

 

市側の答弁は、

本市には74名の救急救命士がいるが、国で義務とされている病院研修中は、救急車に乗車していない。

今後は、川口市立医療センターに、(仮称)川口市消防局救急ワークステーションを設置し、そこに1隊1台を置き、そこから救急出動、状況に応じて医師も同乗しさらなる救急救命体制につなげたい。

とのことでした。

 

1-12-(3) 女性救急隊員の乗車について

 

市側の答弁は、

本市の女性救急隊員は、全体の5.1%で、令和3年度は1隊が常時乗車を目指し、令和8年度までに5隊に拡大したい。

とのことでした。

答弁後、質問者の宇田川議員より、女性救急隊員のために、女性用施設の充実を要望されていました。

 

 

1-13 公有地におけるシェアサイクル用のポート設置について

 

最初に、「この質問は、昨年の9月定例会で、荻野梓議員が質問しているが、もう一度、質問する」とご紹介いただいて恐縮です。

「公有地への設置を推進すべきと考えるがいかがか」という質問。

 

市側の答弁は、

先行他市の調査や、庁内検討会議を重ねた結果、民間事業者と今月下旬から3年間、実証実験を開始する。

鉄道駅、イイナパーク、グリーンセンター等、市内31ヶ所にサイクルポートを設置する。

とのことでした。

なんと!

キタ━(゚∀゚)━!!!!!

ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございます。
 
本件については、都市計画部、都市交通対策室の市職員の方をはじめ、様々な方にご尽力いただきました。
市民の方も、民間事業者の方も、貴重なご意見をいただきました。
 
 

昨年9月の私の一般質問では、「調査研究する」という、完全な

塩・答・弁

で、かなり落胆。(あの落胆具合は忘れもしません)

 
すぐに都市計画部長、都市交通対策室の方に「nanndedesuka?」と詰め寄り(苦笑)、その後も諦めきれず、お話を聞いていました。
 
それが、昨年12月の榊原議員のコミュニティバスに関する一般質問の答弁中に、突如「シェアサイクル」が出てきて、都市計画部長に「doyukotodesuka?」と直行、「前向きに検討しています」と回答をいただいておりました。
 
今回の、この件も、実は詳細をご報告いただきました。
これについては、近々、市のサイトでも案内されると思います。
実証実験が始まったら、どうか皆さん一度使ってみてください。
 
嬉し過ぎて、今日はルンルンです、ひとりお祝いします。