6月15日のきもの | 荻原和歌オフィシャルブログ Powered by Ameba

6月15日のきもの

今日はLMLの定例会。


毎月パワフルで美しいLMLメンバーと会えるのは

私の中で大きな楽しみになっています。

EICOさんの本 も順調に売れているようだし、

みゆきさんのスプラッシュは予約が殺到しているみたい。

そしてLMLのコンセプトショップである「rinato 」も着々と準備が進んでいます。



日差しがくっきりとしてきて、暑い…

マンションをでたところで、植木の刈り込みをしていました。

日傘の影といっしょにぱしゃり。

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今日のきものは

深い藍にターコイズで矢絣の模様が散らされた着物に

草木染めの帯。



帯揚げもターコイズでまとめて、

帯締めをすっきりした象牙色にしました。



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日がかんかんに照っている暑い日は、

案外こういうしまった色がすずしく見えたりする…

7月以降、盛夏になると、黒色や紺色の紗・絽のきものから

透けて見える襦袢がさらに涼感をさそいます。

すばらしいです、日本の夏。


夏の着物って、風を通す素材なので

たぶん、みなさんがおもっているよりは涼しいです。

しかも日差しも冷房もかわしてくれるので

着用の機会もまた増えるというもの。




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足下は、麻の旅と麻の鼻緒の下駄でバランスをとります。






LMLミーティングのあとは

ご近所のメディアファクトリーの編集部にも

顔を出して、

エントランスの植え込みのふちに腰掛けて携帯で話していたら

LMLアシスタントの近藤さんとばったり。

写真とられちゃったな。




この着物は、

もともとは数千円で買ったものですが、

本当に気に入ったテキスタイルだったのと

糸が弱ってお尻のところが破れそうだったので

昨年仕立て直したもの。

数万円のメンテナンス代金はかかりましたが

これからおつきあいできる年数は数十年。

安いか高いかは、これからのおつきあいの仕方しだいでしょう?


20代の頃に夢中になって集めた古い着物、

若者特有の勢いで少々小さいサイズでも無理矢理着ていましたが、

最近では

こうして本当に好きなものだけを残して

長くつきあえるワードローブへと変わりつつあります。

まだ仕立て直し待ちのきものもたくさん。

少しずつ手をかけて、

ゆっくり好きな布とつきあっていきたいアップ


と思っています。