パナソニック 新製品 LUMIX GX7MarkII 使ってみました。 | □■□■ おぎさく スタッフブログ ■□■□

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先日5月18日、パナソニック新機種 『 LUMIX GX7MarkII 』が発売となりました。
一瞬その名称から、GX7の後継??のようでもありますが…。
かつては旧GX7がGXシリーズの最上位機種でしたが、現在はGX8がシリーズ最上位機種として誕生しているので、
今回のGX7MarkIIはその弟(妹)分、…のような位置付けとなるようです。

早速撮影してみました!


実際にそのスペックを比較してみると、コンパクトな外観と軽量サイズ、有効画素数1600万画素はGX7譲りですが、
GX7MarkIIではローパスフィルターレスとなり、解像力・描写性能はより高くなっています。

旧GX7に搭載されたチルト可動式ファインダーを搭載していないのは少し残念ですが、それを差し引いても
最新の空間認識AFと手ブレ補正機能、ボディ5軸×レンズ2軸のDual I.S.、4K動画機能~撮影欲を刺激してくれる
様々なクリエイティブモードまで、パナソニックならではの機能はしっかりと搭載されていますし、
なによりGXシリーズらしい小型軽量サイズとデザインの復活はとても魅力的です。



GX7から踏襲されたコンパクトなサイズ感は、直感的にさくさくとシャッターを切る事ができます。
やはりカメラが小型になると身も一段と軽くなるような…。

2013年発売の旧GX7とGX7MarkIIの最大の変化はやはり「空間認識AF」の有無。
当時と比較してAFスピードも格段にアップしています。
このサイズと「空間認識AF」の組み合わせは、まさに「ストリートフォト一眼」の名前に相応しい、スナップ撮影の強い味方です。



新たにローパスフィルターレスのLive MOSセンサーを搭載することで、高画質を実現しています。

昼食のピザもとても美味しそうに撮れました!



しっかりした一眼レフで気合いを入れてじっくりとるものまた楽しいのですが、カメラが軽い分
心にも余裕が出るような気もします。
長時間歩き回って撮影していると、カメラの重さが身に沁みてしまうことも…正直なところ時々あります。
しかしながら、GX7MarkIIはまずその心配がないので、存分に撮影を楽しむことができるのも嬉しいところです。






そして、今回新たに搭載された機能で注目したいのが、「L.モノクローム」。
従来のモノクロ―ムとは別に、モノクロ写真ならではの階調表現と質感描写にこだわった撮影モードです。


通常のモノクロモードに比べて、より引き締まった印象です。いままでのデジタルカメラに搭載されたモノクロモードに
いまいちピンとこなかった方も多かったと思いますが、コントラスト・シャープネス、色調等で、さらに細かな微調整も可能です。



従来のモノクロームと今回搭載されたL.モノクローム、さらにクリエイティブコントロールの
ダイナミックモノクローム、ラフモノクローム、シルキーモノクロームを加えると、
驚くほど多彩なモノクロ表現が楽しめるようになりました。

これははまってしまいそうです!


『 LUMIX GX7MarkII 』、如何でしたでしょうか。
上位機種のGX8の程よいサイズ感も捨てがたいところがあり、この辺りは好みが分かれる部分だと思いますが、
あっ、と思った瞬間に手が動いてシャッターが切れる、この身軽さはGX7MarkIIならではの魅力だと感じました。

高画質とレンズ交換式デジタルカメラならではの多彩な機能とこのサイズ感は、一眼レフのサブ機としても、
また、機材の小型化を考えている方にも、そして、コンパクトカメラからのステップでミラーレス一眼を
使ってみたいと考えている方にも…おすすめの1台です。


レンズキットはライカ単焦点15mm(35mm換算30mm相当)セットと、
使いやすい標準ズーム12-32mm(35mm換算24-64mm相当)セット、
ライカ単焦点高画質レンズか、さまざまなシーンで使いやすいズームレンズか、
お好みで選べる2種類が出ています。


『 LUMIX GX7MarkII 』 詳細はこちら