まだまだ寒い日が続いていますが、時折春らしい陽気も感じられるようになってきました。
いよいよ寒い冬ともお別れ…という事で、先月2月15日に発売となりました
FUJIFILMのXシリーズ新機種、 X-T1を手に各スタッフが春を撮りに行ってまいりました！
FUJIFILMの80周年記念モデルとして発売になったX-T1ですが、従来のXシリーズ
ミラーレス機とはデザインが大きく変わり、外観はかつてのフイルムカメラのよう。
このクラシカルな風貌とはうらはらに、防塵防滴、1,630万画素、富士フイルム独自の
X-Trans CMOS IIセンサー搭載、AF、高感度性能…いずれも一眼レフにひけをとらない
高性能・高画質を備えた1台です。かっこいい！
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
● 上利
手のひらに自然と収まる軽量コンパクトボディと、一眼レフと同じように光軸に沿った位置にある
高精細電子ファインダー、倍率も見やすいうえにＭＦアシスト機能でピント合わせも簡単。
そしてローパスレスの新しいX-Trans CMOSII センサーを搭載した名機の誕生に、
発表時からずっとドキドキしていました。
なにしろ、フジフイルム80周年を記念する渾身の新製品です。
そんなX-T1を、今回フジフイルムさんよりお借りすることができたので、
XF23mm F1.4Rと、XF14mm F2.8Rを持って撮影に行かせていただきました。
まずは、不忍池近くで暖かな春を見つけたので、青空をバックに可愛らしい一枚を。
伊豆の河津桜を撮りに行こうかとも思いましたが、思わぬ近場で桜が撮れたので感動です。
XF 23mm F1.4 R （23mm , F2 , 1/4000秒 , ISO200）
普段デジタル一眼レフを持ち出すとなると、普段愛用しているニコンＤ600でさえ
重く感じてしまうほどX-T1はコンパクトで、そのフットワークの軽快さに驚きました。
カメラバッグに入れて持ち歩いていたのにもかかわらず、
サッと出してすぐ構えられるサイズ感。
絞り・シャッター速度・感度などの設定がダイヤル式なので、
今の設定が一目で分かり、すぐに撮影に入れます。
池のボートもなんだか春色
XF 23mm F1.4 R （23mm , F4 , 1/800秒 , ISO200）
少し歩いて、根津神社。
猫もあくびをしてました。
Ｘ-Ｅ2とは違い、液晶モニターが可動式になったことで、こんな低い目線での撮影もできます。
ＡＦも早くて正確だから、撮りたいと思った一瞬をうまく捉えてくれました。
XF 23mm F1.4 R （23mm , F2 , 1/150秒 , ISO200）
感度を上げて手持ちで夜景も綺麗に撮れます。
ベイヤー配列タイプセンターの嫌なノイズ感がないところが
フジフイルムＸシリーズの魅力だと思います。
アドバンストフィルターの「ミニチュア」を使って、新宿の夜景を撮ってみました。
XF 14mm F2.8 R （14mm , F4 , 1/3秒 , ISO800 , -0.7EV , アドバンストフィルター「ミニチュア」）
期待通りの写りじゃつまらないけれど、期待以上の光を写し出してくれる。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
● 足立
今までのXシリーズミラーレス機はファインダーが左側にあり、撮影状況に応じて
たまに使う程度でしたが、X-T1の場合はファインダーと使っての撮影が中心、
ローアングル等のファインダーを使いづらいシーンのみ液晶モニターを使うという
逆転現象。やはりファインダーが真ん中にあるのは使いやすいと感じました。
歩きながらのスナップ撮影でもサッとピントが合ってくれるのがうれしいところ。
街中にも春らしい明るい色が増えました。
さすがに徒歩だとちょっと遠いです…。
夕日があたった砂浜のグラデーションもきれいに出てくれました。
普段夕景との撮影ではホワイトバランスを変えて撮る事も多いのですが、
X-T1の場合、オート・太陽光のままでも大満足の発色でした。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
↓ご注文はこちらから → 『フジフイルム X-T1』
