フジフィルムから発売されていた110（ポケット）フィルム「フジカラーSUPER G100 12EX」「フジカラーSUPER G100 24EX」が、９月いっぱいで生産終了してしまいました。
僕は使ったことのないフィルムなんですが、現像をしに店に来てくださるお客様がいると、「愛してくれているんだなぁ」と嬉しくなったりします。
先日、そんな110フィルムで撮った写真のみを展示した写真展に行ってきました。
場所は世田谷線沿線にある小さなギャラリー。年に１～２回くらいは足を運んでいる場所だけど、今回はE-P1と一緒です。
世田谷線は、京王線の下高井戸駅と、田園都市線の三軒茶屋駅をつないで走っている２両くらいの小さな電車です。都電荒川線や鎌倉の江ノ電みたいに、住宅街の中を通る線路と、各駅停車でのんびり走るところが好きです。
ギャラリーの最寄り駅は若林というとこなんですが、駅と駅の間隔もそんなに遠くないので、いつも一駅か二駅くらいは写真を撮り歩いたりします。こういうときにやっぱりお散歩カメラとしてE-P1はうってつけですね。
写真展の方は、110フィルムを入れた「10円で1回シャッターが切れるカメラ」企画で撮影した写真や、個人個人の展示も110フィルムへの思いが詰まってるような気がして、なんだか心があったかくなりました。
帰りがけに、お約束（？）の世田谷線をパチリ。
無くなってしまうフィルムを思うと寂しいですけど、こうやって企画して写真展とかを開いてくれるっていうことが、純粋に嬉しかったです。