【団地問題】まずは、足元から見つめ直す | おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

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廿日市が100年後も選ばれるまちであって欲しいと願う、広島県廿日市(はつかいち)市議会議員おぎ村ふみ規(3期目)のブログです!

皆さん、こんにちは!
廿日市 広島から日本を元気に!する市議会議員
宮島の目の前の、おぎ村 ふみ規です。



全国各地でおこっている、いわゆる
“団地問題”。
少子高齢化により、お年寄りが非常に増えて
子供たちが減っていくことにより

〇買い物に行きたくてもいけない
〇核家族化で老人が老人の介護をしなければならない、
 老老介護。
〇地域の祭りが子供たちが居ない(非常に少ない)為に祭りができない


など様々な問題が顕在化してきています。

廿日市市議会の10年以上先にも責任がもてる
議員の集まりである、廿日市市議会若手議員の会
(構成4名 山田武豊議員 広畑裕一郎議員 山本和臣議員
そして私。会派、党派を超えて連携してやっております。)
と民間有志の皆さんで構成する、団地問題を
考える会では、これまで2度ほど地域で団地問題を
考える会をやってきました。

その時の記事

2012年6月12日
クリック地域の再生は長屋の再生じゃ!
2012年10月31日
クリック高齢化率が48セントを超える地域も


昨年から中国新聞では、この団地問題を検証し
課題点や改善の事例などをシリーズで紹介しています。

今朝の中国新聞から



今日は広島市西区の山田団地の事例です。

この山田団地の売りは小学校が近くにある!ということだったのに
1984年のピーク時からは児童数が4分の1!
子供が担ぐ秋祭りのみこしも大人が手伝わなければ出来ない!

非常に厳しい現状が書かれています。

小学校の運動会は児童だけでは、午前中で終わる為
地域住民も参加し、さながら町民運動会の様相だそうです。

これはこれで、より交流も深まって良い傾向だと。


現状は、団地出身者が親元に戻るなどして、
児童数は微増だそうです。



これまで2回開催した、団地問題を考える会
でも問題点としてあがったのが、空き家問題。

長らく放置されることによる
景観悪化
放火の可能性
不法、違法滞在による犯罪の温床化

など懸念がされます。

しかし見方を変えれば、中古であっても
リフォームなどにより良質な住宅が
安価に手に入るチャンスでもあります。
小さい子供を持つ世帯にとっては嬉しいですよね。


新聞記事にもありますように、
〇地域のつながり、きずなづくり
〇自分たちの子供家族を生まれ育った団地へ呼び戻す工夫
そして、
〇子育てしやすい環境を意識的に作ること
〇新築不動産が価値を失わないこと

などにより、小さい子供を持つ若い世代が

移り住みたい
新築をたててみたい

と思えるような地域を作っていかねばなりません。


1月20日には、第3回団地問題を考える会を
廿日市佐伯地域で開催させて頂きます。

詳細が決まりましたらお知らせいたします。



感謝!荻村 文規