これナンボじゃと思います?
この彼が製作者
クマじゃありません
わしの同級生の頼(より)さん。
この間の日曜日、慌てて作業しようって
危うく指を落としそうになった、慌てん坊です。
慌てん坊ですが、わしの同級生のなかじゃ、
一番信用がおけて、
頼れるクマ
、あっ、じゃなく
頼れるヤツです。
屋号は
BAUM RAUM(バウム ラウム)
バームクーヘンみたいじゃの?
って思ったあなた。センスが良いです。
ドイツ語でBAUMは年輪。
BAUM RAUM は
木の空間 年輪の空間
木の環境
の様な意味だそうです。
これは、良く見る『非常口』ですが、
気を張り合わせて作った『非常口』です。
これは某有名化粧品メーカーから
オーダーが来た代物。底面もこの通り
丁寧な仕事をしています。
彼はこういった
『無垢』
の作品に超こだわりを
もっとります。
『無垢』 そのまんま って東じゃありませんよ。
ありのまま
塗ったり張ったりせずに、木の素材の良さ
気の温もりを最大限引き出す作品を作り続けてます。
これは、椅子に使っている 枘(ほぞ)
椅子にの足の真ん中部分(写真下)の
ジョイントです。釘や接着剤じゃないんですね。
上の枘とこの枘穴がピッタリハマると
本当にいわゆる『肌が合う』様に
すぅっと、ハマリ、全くグラグラせず
微動だにしなくなるそうです。
本物って、
心じゃと思います。
魂 がこもっとる、とでもいいますか。
機械で大量生産した
椅子も見た目は殆ど一緒。
じゃけど、そりゃ心、魂
がこもってませんよ。
彼には、心 魂 があります。
BAUM RAUM 工房の住所は
広島県廿日市市上の浜1-2-1
(世界遺産宮島が目の前に見える 国道2号線沿い
オイスターハーバーさん隣です。)
目の前が海ですから釣りしながら、頼さんと
木の温もり談義も出来ます(笑)
あっ、冒頭の椅子の値段は
15000円だそうです。