こんな時だからこそ、いろんなことを考える
新型コロナウィルス感染拡大を防ぐことが、現在なによりも重要ですが一方で、コロナ以外の病気が消えてなくなったわけではないコロナに罹患していない人が、様々な症状をいつまで我慢していたらいいのか、わからない病院やクリニックに行くのを躊躇するのは当然だと思うし、症状がひどくなければ様子を見るというのが、多くの人の考えることだと思います実際、病院もクリニックも初診患者さんは減ってるし、予約患者さんは予約を4月以降に変更している人が多いしかし、先が見えなさすぎるなるべく効率よく、なるべく低リスクに、必要な医療を受けられるような体制を整えないといけないと思います医療機関で、感染症を人から貰ってしまうというのはあってはならないことです万が一、受診した患者さんが実は無症状のコロナ陽性者だったとしても、ほかの人にうつすことのない対応を取っておきたいコロナ騒ぎは数ヶ月あるいは数年続くかもしれないその間、みんな、他の病気にかからないで過ごせる?私は自信ありませんなので、このタイミングで新規開業クリニックを作る立場としては、なるべく安全な防護策を1ヶ月かけて練り上げたいと思います今、決めていることは「ネブライザーは当分やらない」「開院準備期間の職員コロナ対策を徹底する」ということです(当たり前すぎてすみません)アルコール消毒類は、Amazonや楽天で見つけたら、ちょっとずつポチポチ買い溜めています(買い占めにならないように、少しずつ)マスクも同様あとは、医療関係の卸さんからも手に入ると思う近くのスーパーでも時々買ってます具体的な患者さん対応については、今後の状況次第なところもあるので、看護師さんと相談しながら、慎重に検討したいと思います幸い、実際に新型コロナ患者さんを診察した医師からの体験談や、どういう症状が疑わしいのかなど、具体的な情報が増えてきています避けるべき処置、やるべき防御策などもいろんな意見が散見されますなので、とにかく安全なクリニックを作ることを目指します安全が確保できないと感じたら、開院日延期もやむなしちなみに、私の専門である小児難聴は、命には関わらないものの、子供たちの言語発達や聴覚活用においてけっこうな迅速さを求められます先天性難聴のお子さんがどのタイミングで見つかったとしても、もちろん全力で支援してきましたが、早ければ早いほど対応がスムーズになることは間違いありません生まれた時に、世界が新型コロナウィルスで大混乱していたから、難聴の対応をしっかりできなかった・・・なんて赤ちゃんも出てくるかもしれませんコロナで健康を害したり命に影響したりしたら難聴どころではないから、そこの優先順位は間違えてはいけないけれど自粛しすぎて、本来受けるべき医療や福祉を、全く受けることなく時が過ぎていくとしたら・・・そういうことも考えながら、この状況と向き合っていきたいと思います難しいけど、できることは全部やっていこう