あなたが息をしているだけで
どうしようもなく、うれしい
沈黙が、嫌じゃない
どころではなくって、心地よい
と、思えるようなこと
好きなものが同じ
それだけじゃなくって、嫌いなものが同じだ、というのはとてもだいじ
あとは何だ……
思わずにやり、としてしまう瞬間だとか
そこを共有できるかできないか
ああ、ぜんぶ覚えておきたいなあ
と、思いながら
すぐに忘れてしまうのだ。
思い出したときにはきっとすこし違う形になっていて、それも悪くない
たとえば過ごした一日だって、一時間もかからないうちに思い返すことができるのだから(全ては無理よ)
すこし離れていたって大したことないのでは、と思う。
過程を省いた
でも、結局は片手で届くようなところに居てくれないといけない。
どっちだ?