雨が、すき
景色は色を増してくっきりするのに
境目は曖昧になる
あなたと、わたしのようです。
ねえ、ほら、雨が降っています もうじき雪になりそうです
ゆっくりと変わっていくもの 意識の隙間のできごと
キミはなんか寒そうだね 少し震えているみたい
冷えた指先はそっとポケットに隠しておこうかな
窓ガラスに映ったふたり ふいに目と目が合った
いつもはそらしてばかりのその二重まぶた
忘れていくんだろう 色褪せてしまうくらいなら透明になりたいな
くだらない願い事叶うわけないから まだここにいさせて
という歌を書いたことがあります。
これ、ワンコーラス