新事実!子どもに我慢させると成長につながる? | 小川 さとこのブログ

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発達凸凹キッズの育児を脳科学で学び、実践した記録です!!

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1日1分の”ロジトレ”で

気持ちの切り替えができない子とママの

イライラをゼロにして

ロジカルに行動できるようになる!

 

発達科学コミュニケーショントレーナー

小川さとこです。

 

 

今日は「我慢する力」について、お話したいと思います。

 

 

我慢する力とは、「人や環境から押し付けられた圧力に耐える」という意味です。

 

 

「我慢する力」って二つあると思うんです。

 

 

例えば、男の子がこけてしまって、泣きたい状況だったとします。

親が「男の子なんだから、泣かないよ。」と声をかけられて、

男の子は、泣くことをグッと我慢しました。

人から言われたから我慢をする、受け身的に我慢をする状態。

これが一つ目の我慢です。

 

 

 

でも、ここで男の子は、「人前で泣くとカッコ悪い」と思って、

自分で泣くのをグッと我慢したとします。

それは、自分で考えて行動した、自発的な我慢になります。

自分の気持ちを自己コントロールした結果、我慢できた状態です。

これが二つ目の我慢です。

 

 

 

子どもにとって、必要な我慢の力は、

どちらだと思いますか?

 

 

自発的に我慢して、成長することですよね!

 

 

では、こんな時、親のあなたならどうしますか?

 

 

犬を怖がる子の前に、大きな犬が横を通りかかろうとしています。

子どもは顔がこわばりながらも、必死で泣くのを堪えています。

 

 

親は今にも泣きだしそうな子どもの表情を見て、

「我慢しなくていいんだよ」と声をかけるとします。

 

 

でも、この時点で子どもは、

すでに、自発的に泣くのを堪えているんですよね。

 

 

だから、親の「我慢しなくていいんだよ」というのは、

必要のない言葉になります。

 

 

じゃあ、どんな言葉かけが良いのかというと、

 

 

子どもの気持ちや行動をそのまま言葉にしてあげましょう!

 

 

子「怖いよ~」と言っていたら、

親「怖いね」

 

子「犬が横通っても泣かなかったよ」

親「泣かなかったね」

 

この言葉が子どもを認める声掛けになります。

 

 

「無理しないでいいよ」

「我慢しなくていいよ」と言った言葉は、

一見、子どもを認める声掛けに聞こえますが、

子どもが自発的に気持ちをコントロールする時の妨げになることがあります。

 

 

また、「我慢できて、えらいね」と良く言ってしまいがちですが、

そうすると、子どもは「我慢できる子」という期待に応じようとして、

自分の意思とは違う行動を無理して演じる可能性があります。

 

 

だから、そのままの子どもの気持ちを受け止めて、認める声掛けだけに徹底することが一番重要なんです。

 

 

そして、我慢の力を育てるためには、

我慢させることを学ばせるのではなく、

やる気や意欲を伸ばすことが、自然と「我慢ができる子」の成長につながります。

 

 

そうすると、「我慢する力」=「乗り越える力」が身につき、

我慢するという気持ちではなく、

乗り越えたいという自己コントロールが働くようになります。

 

 

「我慢する力」は成長する上でとても大切ですが、

それを我慢と捉えるのではなく、

意欲を持って乗り越えようとする力と考えると、

声掛けの仕方も変わってきますよね!!

 

 

良かったら、参考にして頂けると嬉しいです(^_^)v

 

 

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