こんにちは！
１日１分の”ロジトレ”で
気持ちの切り替えができない子とママの
イライラをゼロにして
ロジカルに行動できるようになる！
発達科学コミュニケーショントレーナー
小川さとこです。
昨日、次男が言った言葉がとても印象的だったので、
ブログで紹介したいと思います。
次男の一言
「ぼく、最近怒らなくなったよね」
そうなんです！
次男は私に対して衝動的に怒ることはほぼゼロになりました！
次男が自分自身の変化に気付き、
私に言ってくれた一言。
とても感動しました。
半年前の次男と言えば
・些細な言葉ですぐに怒る
・怒り出すと暴言・暴力が始まる
・外出先でも癇癪が激しい
わたしは、いつ怒り出すかわからない次男に怯えていました。
生活するために、普通に指示を出しているつもりなのに、
怒り出して指示が通らない。
日常生活さえもまともにできない状態。
自分の子どもなのに、声をかけるのが怖いんです。
わたしは、そんな毎日から逃げ出したいと思っていました。
そんな次男は今は別人のようです。
わたしが声をかけると
「わかった」の一言で素直に動くようになりました。
わたしがお風呂に入ると、
何も言わなくても、お風呂に来ます。
歯磨きも言われなくても自分でするようになりました。
わたしが指示を出す前に動いてくれます。
わたしがどのようにして次男を変えていったかというと、
次男の脳の思考を変えることを徹底して意識したからなんです。
人間の脳は、木のようにたくさんの枝が伸びている状態です。
その一つの「怒る」という枝が、太く立派に育ってしまった次男。
わたしはその枝にとって栄養素になる「怒る」という指令を与えないようにしました。
つまり、太く育った枝にこれ以上栄養がいかないようにしたんです！
栄養がなくなった枝は細く弱くなり、伸びるのをやめます。
すると、「怒る」枝は機能を弱めます。
さらに付け加えると、人が怒る時は、
脳にストレスがかかって充分な酸素が行かず、
他の枝が伸びない状態を作り出しているんです。
ということは、
「怒っている」時は、脳の中は「怒る」ことで頭がいっぱいで、
他のことは考えきれない状態です。
「怒る」行為を続けていると、
脳は成長しないんです。
それを知った私は、
次男の思考を根本的に変える必要があると
強く感じたんです。
すぐに、次男の「怒る」行為を減らすことに意識しました。
怒らないためにしたことは、
否定をしないこと。
次男は、命令された言葉や強い言葉に敏感に反応し、
些細な一言でも癇癪を起していました。
怒る原因を突き止め、
「ダメ」「やめて」「早く」
次男が癇癪を起しやすいNGワードを記録して、
その言葉は使わないようにしました。
そして、
よい所にだけ注目して、
「頑張ってるね」
「できてるよ」
「すごいね」
と声をかけることにしました。
着替えの場面であれば、
ズボンだけ着替えて遊び始めた次男に、
以前であれば、「まだできてないの？早く着替えて」と言っていた言葉を、
「おっ、ズボンはけたね」と肯定するようにしました。
次男が怒った後に対処するのではなく、
怒ることを失くす！
そうすることで、「怒る」ことが当たり前になっていた脳の思考が改善され、
今では、私の話を聞いて素直に行動することができるようになったんです。
怒らなくなっただけではなく、
人のために行動したり、
言われる前に、自分で考えて動くことができるようになりました。
これは、他の思考の枝にも十分に酸素が行くようになり、
今まで伸び悩んでいた枝がぐんぐん成長してくれた証拠です。
この激変ぶりに、
長年、次男の癇癪に悩み続けていた母親の私が一番驚いています。
実際に、一年以上服薬していた安定剤を手放すことが出来ました。
次男自身も、自分が些細なことでイライラすることや、
怒ることがなくなったことを実感しています。
人は変われる！
脳の思考は改善できる！
それを次男が証明してくれました！
脳の思考を変えるには時間がかかりますが、
一日一回でも意識することで、
確実に変化していきます。
良かったら参考にして下さいね。
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発達科学コミュニケーション
小川 さとこ