マシューズ・サザンコンフォートで暑さを凌ごう。 | 小川倫生オフィシャルブログ

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ギタリスト、小川倫生の音楽日誌。

酷暑ですなぁ。

いつまで続くのかこの暑さ。

日本はもう熱帯になってしまったのかもしれないな。

 

寝苦しいので今夜は快眠音楽を探そう。

 

レコード棚を探してたら、急激にマシューズ・サザンコンフォートが聴きたくなった。

涼しいい南の爽やかな癒し。

 

イアン・マシューズがいたころの初期のアルバムがいい。
今は随分と渋い声になってしまったけど、この頃のソフトでスウィートな声が涼しくていい。
 

1969年~70年にかけて1年足らずで3枚のアルバムを残してマシューズは脱退。
(再結成のマシューズ・サザンコンフォートはおいといて・・・)

中でも3枚目にして最後のアルバム「LATER THAT SAME YEAR」が最高かな。

一番よく聴いてるかも。

 

 

念のためにCDでも持ってるけど、どうしてもアナログ盤で聴いてしまう。

このレコードの1曲目はジョニ・ミッチェルの「ウッドストック」のカバーバージョンが入ってる。

なんともイギリスらしいマイナーキーのしっとりしたバージョン。

 

 

これは売れて1970年10月の全英シングルチャート1位のヒットシングルになったようです。

 

他にも哀愁と陰影に満ちた切なくなるような曲が入っている。

 

 

イギリス人のマシューズがアメリカのカントリーミュージックに憧れて結成したバンドなのに

英国の匂いがすごく感じられるのは面白い。

 

明るくてちょっと甘酸っぱい曲も入ってる。

後年のイギリスのチェリーレッドレーベルとかのネオアコ風な「And When She Smiles」。

 

 

収録時間が短くてあっという間に終わっちゃうアナログ盤。

それはそれでいいけど、

CDではボーナストラックが入ってリリースされてます。

 

 

 

やっぱり1曲目に「ウッドストック」が入ってるこのアナログ盤が聴きなれていて、

ちょっと調子が出ない。

 

ファースト『マシューズ・サザン・コンフォート (Matthews' Southern Comfort)』と、

セカンドの『セカンド・スプリング (Second Spring)』も聴いちゃう。

 

 

これはファーストとセカンドが2イン1のCD。

 

 

ファーストはリチャード・トンプソン、サイモン・ニコル、アシュリー・ハッチングスが

入っていて初期フェアポートコンベンションの匂いもしてくる。

 

 

マシューズはカバー曲を料理するセンスが素晴らしい。

ほんと自分の声に合ったいい曲を持ってきます!

ニールヤングとかのカバーはとてもいい。

 

 

この2イン1のCD、CD-R製で買ってから何年かしたら急に雑音が入るようになった。

一時、正規のリリースでもよくCD-R盤があって、

やっぱり立ち上がらなくなったり雑音が入ってきたりするのが出てきた。

CD-Rって劣化するんだよな。

大好きなアルバムなのにこれは残念で仕方ない。

やっぱり正規版はしっかりとプレス盤にして欲しい。

 

 

 

 

サザンコンフォートを脱退したマシューズが次に結成したバンド。

1971年に結成したプレインソング。

 

 

 

 

これも2イン1CD

こちらはプレス盤だから大丈夫~

さらっとした肌触りのフォークロックが夏バテの体に効いてくる。

 

 
 
 
 

 

マシューズのソロアルバムも大好きなのがいっぱいあって却って眠れなくなるので、

またいつの日か。

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