本日発売のShizka Uedaさんのデビューアルバム『a small sun』の11曲目「hidamari awano mix」にE.ギターで参加しております。
ずいぶんと前に「hidamari」という曲をライブで聴いた時にとても心を打たれ、Shizkaさんに僕のアルバムに収録したいとカバーを申し出たのが参加のきっかけでした。
粟野のオッチスタジオでのレコーディングは確か2015年の春だったと思います。(awano mixの由来)
皆と枝垂桜を見に行った後日だった記憶があります。
それから8年も経って待ちに待ったリリース日がきました。
それから4年経って2019年リリースの『冬の言葉』に「hidamari」ソロギターバージョンが勇み足的に収録されてますが、ついにこの原器が現れて僕のカバーもようやくこれで本当のカバーになったような気がします。
『a small sun』、Bandcampからも入手できます。
ぜひお聴きください!
初冬の空に相応しい素敵なアルバムです。
レーベルのレビューより。
Shizka Uedaのオリジナル曲と、レコーディングを行ったニューヨークとアナーバーの地元の即興音楽家達とのインプロヴィゼーション・セッションを集めたデビューアルバム。リリックは日々心理臨床活動を営むshizkaの世界観を表す。ミックスを行ったのはSean Schuster-Craig。訥々と歌うファルセットヴォイスにSSCのサンプルが掛け合わされ、アヴァンポップな仕上りになっている。”hidamari”では、自然音と演奏のコラージュに夢とリアルの重複したストーリーが、”夕立”では生活音との重なりに少年期のノスタルジーが立ち上がってくる。合間に挿入される即興セッションは日用品や玩具なども含まれる様々な楽器音から構成され、時にリチュアリスティックに、時にコミカルに展開し、アルバム空間を緩やかに充溢する。
Shizka Ueda/シズカウエダ
神奈川県生まれ。兄のレコードコレクションに囲まれて育ち、さまざまなジャンルの音楽を吸収。ギターと歌にサンプルやループを重ねたソロパフォーマンスは、独自のユニークなスタイルに進化している。 ローファイ エレクトロニック ユニット The Cucumbersや、さまざまな国の音楽のカバーや即興演奏を主体とするポップ集団、Nolens Volensなど他ユニットも率いる。 栃木県に拠点を置き活動しているが、2018年にライブとレコーディングの場を東京、ニューヨーク、ミシガンにも拡大。同時に、臨床心理学の実践者として心理学と音楽に関するエッセイを書き、研究仲間たちと 共著で『ホロコーストから届く声』『家族のおわり、心のはじまり』(左右社)などを出版している。
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