お助け男子のたっちゃんです
ミャンマーの続きです
僕のホテルの屋上は眺めが良いです
シェダゴンパゴタもよく見えました
高い建物がまだありません
あ、少しあるか
美味しく食べていると片言の英語を使う日本人がやってきて僕のテーブルに座りました
なんか怪しい…
僕の警戒度は10%から40%まで急上昇
おやじ
「ここいいですか?」
ぼく
「どうぞ」
おやじはクチャクチャ音を立てて食べやがる
ぼくのイラつき度は0%から50%まで上昇
おやじ
「観光ですか?」
ぼく
「観光です」
おやじ
「ミャンマーは初めて?」
ぼく
「…はい」
おやじ
「僕はここに初めて来たのはもう15年前だよ。
その頃はまだ何にも無くってね。最近になって日本企業がどんどん進出してるでしょ?僕はもっと前からミャンマーには目をつけていたんだ。伸びる国だと思ってたからね。それで、今はこっちで仕事してるんだ」
ぼく
「はぁ、どんなお仕事されてるんですか?」
おやじ
「こっちに進出する企業とこっちの企業のパイプ役をしているの。国が絡む仕事も多いからこっちの政府関係の人間も知ってるよ。でも、みんな騙されてる。お金だけ取られてね。僕だって最初はだいぶ騙されたよ」
ぼく
「はぁ」
とにかく
ゆっくり朝ごはんを食べたい
どっかいってくれないかな
おやじ
「こっちで何かビジネスでもしようとしてるの?
気をつけたほうがいいよ、みーんな騙されてるから」
お前が一番怪しい
ぼく
「はぁ、特にこっちでやろうとかは無いです」
おやじ
「あ、そう。
ところで、今日はこの後どうするの?
どこ行くの?」
ぼく
「あ、現地ツアーを申し込んであります」
おやじ
「あ、そう、いくらで?
ガイドもいるの?」
ぼく
「はい、日本語ガイドと車手配してあります」
おやじ
「へー、いくらで?」
ぼく
「○○チャットです」
おやじ
「え、高いよ、それ。僕の知り合いの直ぐそこの旅行会社の方が安いよ、連れてってあげようか?」
警戒度は65%まで上昇
ぼく
「いえ、もう日本で予約しちゃったんで…」
おやじ
「あ、そう。夜は何してるの?」
ぼく
「え?…いや、特にはないですけど」
おやじ
「一緒に出かける?仲間とこれから待ち合わせしてるから終わるのが夕方だからそれから遊びにでも行く?」
警戒度は75%
ぼく
「あ、いえ、、ツアーが何時に終わるかわからないのでちょっと…」
おやじ
「あ、そう、そんなに遅くはならないでしょう。
よかったらここのロビーで待ち合わせしようよ、17時くらいはどう?」
ぼく
「でも、何時になるかわからないので…」
おやじ
「…そう。じゃ名刺ある?」
ぼく
「いや、今持ってないです」
警戒度は85%
その間もクチャクチャ音を立てて食べやがる
イライラ度120%
おやじ
「あ、そう、じゃ、よかったらロビーに17時頃で」
と、いいさりその場を離れて行く
警戒度120%
ぼく
「…」
結局綺麗な景色も楽しめず
美味しいご飯もゆっくり食べれずでした
海外では
日本人が日本人を騙す事も
多いので気をつけましょう
今日もありがとう。