さて、今回は、自然と遊ぶ事において、楽しいことだけでは有りません。
それは、「熊」を始めとする、獣の被害です。
コロナウイルスの緊急事態宣言が、解除され、季節的にも外で遊ぶ機会が多くなると思います。
そこで、そんな被害に遭わず、楽しく自然と遊ぶ方法をお教えしたいと思います。
先ず、1つ目は「熊」です。
熊は、最早何処にでも出没する獣となりました。
私が数々、熊と遭遇して感じていることは、季節に応じ、餌が多いところに居る感じがあります。
春、熊達は、冬眠から覚めます。
やはり、冬眠は山で行うようで、山の中腹でよく見かけます。
山の頂上では、殆ど見掛けません。
何故中腹かというと、やはり、餌を最後まで取れ、大きな木も多く、身を隠す所が多いからだと思います。
山頂では、木も低く、餌も少な目ですからね。
夏。
夏は、里に餌が多くなります。
それは、農作物が多くなるからです。
そして、秋。
里にある、栗、柿、ドングリ等、木の実が多くなります。
山でも標高の比較的低い所で多い木の実ですので、里と山を行き来しながら、冬眠に向けて荒食いします。
結果として、里に近い所に餌が多いため、降りてきている時間が長くなっていると言うのが、私的な見解です。
バッタリ会ってしまうことで、ビックリして襲われる事が多い熊は、やはり鈴や爆竹等の音の鳴るものや、仲間と大声で話をするだけでも、逃げていきます。
人慣れしている熊もおりますが、大概は逃げていきます。
ですので、大きな音の鳴る鈴は最低携帯していた方が良いと思います。
しかし、鈴に慢心して注意を怠ったり、音により、気配を感じにくくなります。
周りの気配には十分注意をしてください。
また、鈴は仲間との位置を知る事にも使えます。
山菜採りや、トレッキングには最低鈴はつけると良いでしょう。
次は、鹿です。
鹿に注意する場面は、「ドライブ」時です。
鹿は、いきなり道路に出てきます。
そして、車が寄っても逃げません。
よく、鹿とぶつかり、車が大破していることも…
熊より厄介な鹿。
鹿は、本当に注意が必要です。
キャンプ、トレッキング、釣り、全てのレジャーで会う確率の非常に高い動物です。
岩手県でも非常に増え、特に沿岸、遠野地域はおおいですから、車の運転には、十分注意してください。
さあ、これから、外遊び本番。
安全には十分気を付けて、楽しいアウトドアライフをお送りください!!