北海道神宮(3) 5-197(令和五年癸卯師走廿五日) | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

(令和5年12月25日参詣)

 北海道神宮から年越の大祓の案内が届き、その申し込みをするために参拝しました。

 地下鉄で円山公園駅に行き、そこから歩いて円山公園内で鳥見をし、そのまま円山公園口から境内に入ります。

 



 まず開拓神社を参拝します。参拝を終えてから戻ろうとすると、社殿の横の樹上にはシマエナガが……。すぐにどこかに飛び去ってしまいましたが、幸運を運んでくれたように思いました。

 

 



 参道の横は露店が準備を始めていました。そんな中を通って手水舎に向かいました。北海道の神社の多くは、凍結防止のため冬季間は水を落としています。でもこちらの手水は使えるようになっていました。

 神門をくぐると、授与所の前には長蛇の列ができており驚きました。時節柄、御神札を求める人は多いのですが、それにしてもこれほどとは……。拝殿の方は空いていましたので、まずお参りを済ませることにしました。

 

 



 お参りを終えて列に並びました。初めて北海道神宮で大祓を申し込んだときは、申込用紙と人形は授与所で配布されていました。ですからずっと授与所に申し込んでいます。ただ出すだけなのにこの列に並ぶのは……とも思いましたが、仕方ありません。

 



 列に並んだものの、一向に進みません。前をよく見ると、並んでいる多くは外国人観光客です。先頭の人の買い方を見ると、考えながらあれこれとたくさんのお守りを買い求めているようです。そのため1人で10分くらいかかっているようで、これでは列が進まないのも無理ありません。日本人の番になると目的の御神札を買い求めてすぐに終わるのですが、また外国人でストップします。さすがに辟易しました。

 それでも少しずつ前に進んだとき、もう一つの窓口が開けられました。そして神職さんが、

「お決まりの方はこちらへどうぞ」

 と言いました。するとあちこちの列から日本人がその窓口に向かいます。私もそちらに行きました。こちらの列はすいすいと進んでいきました。無事に初穂料と人形を入れた封筒を出して、すぐに終わりました。

 それから御朱印をいただくために御祈祷の受付に向かいました。こちらは非常に空いていましたが、そこに大変ショッキングな一言が書かれていました。

「大祓受付」

 本来の大祓受付はこちらだったようです。授与所で無駄に並ぶ必要はなかったのです。授与所が混んでいるから先に御朱印をもらうことにしたらよかったのに……。来年からは迷わずこちらに来ます。

 神社検定御朱印帳の1ページ目に北海道神宮の御朱印をいただきました。神社のオリジナル御朱印帳であればその神社の御朱印を1ページ目にいただきますが、そうでなければ1ページ目には北海道総鎮守である北海道神宮の御朱印をいただきたいと思っています。この御朱印帳も、北海道神宮からのスタートとなりました。

 



 参拝を終えて、六花亭神宮茶屋店に向かいます。判官さまを食べるところまでが北海道神宮参拝です。こちらも外国人観光客が多い中、無事に頂くことができました。

 



 私の住む美瑛町も、街を歩いているのは日本人よりも外国人観光客の方が圧倒的に多いのですが、こちら北海道神宮も同様に日本人より外国人観光客の方が多いように思えました。なんだかすごい時代になってきましたね。

北海道神宮
【所在地】
〒064-0959
札幌市中央区宮ケ丘474

北海道神宮公式サイト