40代の集大成~第1回しまだ大井川マラソン完走記第1部(追い風に後押しされ) | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 せっかく私のアメンバーになったのに、聞きたくもない愚痴を聞かされた皆さん、ごめんなさい。実はレース前、アメンバー記事の中では弱音を吐いていました。


 どんな弱音かというと、9月頃から感じ始めた左膝内側後部の腱の痛み。数年前にも痛めたことがあり、そのときと同じような症状でした。当時下された診断は、オーバーユースによる腱の炎症。2~3週間休んだら治るよ、といったものでした。


 そこでやむなく、北見ハーフマラソンの後は極端に練習量を落としました。でも、完全休養とする度胸はありませんでした。そんな中途半端な休養では、あまり効果がなかったのか、あるいは1週間前の土日、ウォーキングとサイクリングのイベントに出なければならなかったのが悪かったか(ママチャリで50kmというのは、正直足にも応えました)、直前まで痛みは残っていました。そのため、アメンバー記事の中で弱音を吐いていたのです。(これからも、アメンバー記事は、私の弱音の吐きどころとなるかも・・・)


 2005年、2006年のサロマでは、痛み止めを持参して走りました。レース途中で足の痛みを感じたときは、痛み止めを飲んで走り続けました。


 でもあるとき、ランナー仲間と話しているとき、そういう走り方は市民ランナーとしてあるべき姿なのか?という話題になりました。職業ランナーならば、痛いからといってやめるわけにはいかない。それが仕事ですから、走ることを何よりも優先しなければなりません。


 しかし私たち市民ランナーにとっては、走ることは最優先すべきことではありません。仕事もあれば家族もある。そんな市民ランナーとして、薬を飲んでまで無理をして走ることはどうなんだろうと。


 その意見に共感した私は、それ以来、痛み止めの薬に頼って走るのはやめていました。だから2007年以降のサロマでは、痛み止めを持たずに走っています。昨年のサロマの後半は、痛みとの闘いとなりましたが、痛み止めを持っていないことに、後悔はありませんでした。


 でも・・・今回のレースは、40代最後の記念すべきレースです。39歳も半ばにさしかかったときから走り始め、市民ランナーとして過ごしてきた10年間。その集大成ともいえる、特別なレースです。


 私は禁を破りました。朝、ホテルを出る前に、痛み止めの薬を飲みました。7月に足の甲を痛めたときにもらった痛み止めが、まだ残っていたのです。


 しかし・・・効きませんでした。5kmを過ぎてから、じわじわと鈍い痛みが現れてきました。すぐに走れなくなるような痛みではありません。しかし気力を奪ってしまうような痛みです。


 ただ、今回は40代最後のレースとして、気力は充実しています。しかも今シーズン最後のレースなので、後のことを考える必要はありません。まだまだ序盤ですが、最後は気力の勝負になることが多い私です。ともかく、気持ちだけは負けることがないよう走りきろうと、気合を入れました。


 その気合が入ったためでしょうか。6kmのタイムは33分56秒。この間のラップは、5分05秒とあがってきました。


 このまま20km過ぎの折り返しまで、下流に向かって走ります。しかも、追い風。無風状態に感じるほどです。前半はキロ5分くらいのペースで楽に走りたいものです。


 リバティの幅は7mとのことです。往路と復路に分かれますから、それぞれ3.5mとなりますが、今はまだ復路の選手が来ませんから、コース全体に広がって走ります。ですから、前の選手を無理なく抜けるスペースはあります。さほどストレスを感じずに走りました。


 河川敷に入ってからは、ほとんど応援は期待できないものと思っていました。ところが意外なことに、大勢の皆さんが応援してくれています。そんな温かい応援に力づけられて、テンションもあがってきます。


 しかし、ここには敵もいました。それは暑さです。寒いレースよりも暑いレースを得意にしている私です。今日も、雨よりピーカンの晴れを望んでいました。そして私の望み通りの天気になりました。


 だけど、暑さは意外と応えます。たかだか24度。もしも北海道マラソンでこのくらいの天気でこの気温だったら、快適に走れることでしょう。でも、10度に満たない帯広からいきなりこの気温では、数字以上に応えます。十分に耐暑トレーニングを積んでいる夏場とはわけが違います。まだまだ序盤だから大丈夫ですが、30km以降のスタミナに影響が奪われるかもしれません。いつも以上に給水が重要になりそうです。


 その給水所ですが、給水所の数は十分に用意されていました。5km地点を皮切りに、最後の40.5km地点まで、全部で15カ所の給水所があります。


 ただ、第1給水所を見る限り、6,000人規模の大会にしては、1カ所の給水所のシマ数は少なく感じます。8,000人規模の北海道マラソンの給水体制が充実している(1カ所の給水所にテーブルは18シマあります)こともあるのでしょうが、「えっ?もう終わり?」と思ってしまいました。そのため第1給水所ではコップを1つしか取らず、かけ水をできませんでした。


 8km地点の第2給水所は水だけが置いてあります。ここではコップを2つ取り、1つは首筋を中心にかけ水をしました。


 しかし、7km、8kmの表示を連続して見落としてしまいました。ペースはどうなっているのかわからないまま、走り続けました。(つづく)






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