実は皆さんに聞いてみたいことがある。今日はちょっとアンケートをしてみようかな?
皆さんは靴を洗いますか?
もちろん、ランニングシューズのことである。これ、洗う派と洗わない派がいると聞いたのだけれど、比率はどんなものだろう?
実は私は洗わない派(洗う0票:洗わない1票)。シューズを濡らすのが嫌いなのだ。だからウェット状態のレースは好きじゃないし、レース中に足に水をかけるときも、シューズにはかからないように注意はしている。
別にシューズを洗ったからといって、濡れたまま履くわけではない。だから支障はないのだが、どうも洗ってしまうと微妙に縮むような気がして・・・普段いいものを身につけていないことがわかっちゃうね(笑)。
でも、アスリートの風の中でも、アスリートクラブの斉藤店長はシューズを洗うことを勧めていたから、洗うこと自体は悪いことではないようだ。明後日の放送のときに斉藤店長にシューズを渡して診断してもらわなければならないので、洗っていない臭いシューズを出すのも恥ずかしい。
ということで、昨夜は生まれて初めてシューズを洗った。水洗いだけどね。
さて、このシューズ。24時間走の日に購入し、サロマまでは練習兼用でずっとこれを履いていた。少しでも足に馴染ませたかったのだ。そしてサロマの後はレース専用として使い、総走行距離は700kmとなった。右の踵は外側がかなりすり減ってしまい、ミッドソールまでいってしまっている。現役引退後は、
サロマンブルーへの第1歩 サロマ初完走シューズ
としてすでに殿堂入りが内定しているこのシューズ。このまま殿堂入りとなるかもしれないので、洗ってちょうどよかったのかもしれない。
さて、皆さんは洗う派?それとも洗わない派?
ということで、ようやく完走記の続きです。前置きが長くなりすぎましたが、果たして今日は走り出すのでしょうか?
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凍っている階段を慎重に下りていく。出るか出ないか迷った挙句にここまで来たというのに、ここで滑って転んで負傷欠場などと言ったら、いくら歩くネタ帳を自認する私でさえ悲しすぎる。
階段を下りてから周りを見渡すが、知った顔はいない。もうスタート時間まで30分あまりしかないので、誰も来ていないというはずがない。まさかみんなアップに行ったというわけでもあるまい。不思議に思いつつ、何千人も出ている大会でもないのだから、そのうち会えるさと受付に向かう。すると受付テントのすぐそばの堤防付近に集まっているのを発見し、無事合流できた。
こんな中を走ろうというすきものたち(いや、中にはつわものもいますが、ここは区別をしないでおきましょう)。本人たちの名誉のために名前を伏せ・・・たりはしません。クォーターに出場するかずきさん (はるかさんも応援に来ていた)、パパさん、トン子さん 。ハーフに出場するアザラシさん 、yagiさん 、そうらんさん、せぇさん 、kanapapaさん 、ジュンジュン、かおさん。そして応援に来てくれた江別市民さん。いずれ劣らぬすきものたちの勢揃いだ。
受付を済ませて準備を始める。しかし緊張感はまるでない(笑)。
会場に着いたときから感じていたのだが、思ったよりも暖かい。一昨年の2℃というイメージが強烈だったため、もっと寒くなることを覚悟していた。だからウェアは、長袖Tシャツにランシャツの重ね着で、下はロングタイツといういでたちだった。しかしこれならばいつも通りに蛍光色の半袖Tシャツでも大丈夫だったかと後悔した。だが後からよくよく考えると、半袖Tシャツにすると北海道マラソンと同じ格好となってしまう。北海道マラソンとさっぽろさよならマラソンと同じスタイル。まあ、さっぽろさよならマラソンにランパン・ランシャツで出る人もいるのだから悪くはないだろうが、少しは季節感を出した方がいいのかな?(たいして違わないか?)
スタート20分前となり、簡単に柔軟体操をしてアップに向かう。コースは濡れており、ところどころに水たまりがある。う~ん、嫌いなコース条件だ。水たまりを極力避けながら走る。
走り始めると、意外と体が軽い。何しろ今月は3回しか走っていない。1週間前に約11km走ってからはまったく走っていない。疲労が抜けて、体はよく動く。こりゃあいいと喜んだのもつかの間、呼吸が続かなくなってくる。こりゃあいかん。やはり走る体ではなくなっているのだ。300mあまり走って早くもUターン。すると足にも疲労感が表れ始めた。
本当に大丈夫なのか?
だめだとしても自業自得である。あ~あ、やっぱりやめればよかったかな・・・。ここまできてまたもや迷い始める往生際が悪い私。
荷物のところに戻ってうだうだしながらウインドブレーカーを脱いでいると、突然バンとピストルの音。ありゃ、クォーターがスタートしちゃった。みんなを見送り損ねてしまう。まあ、コース上ですれ違うことはできるのだが。走る、という覚悟ができぬまま、ウインドブレーカーを脱いでコース上に並ぶ。
スタート地点で、今年はコースが若干変更されるという説明を受ける。いつもはスタート地点から下流へ向かって折り返してきて、スタート地点あたりで再度折り返して2往復する。しかし今年は工事の影響で十分な長さが取れず、いつもよりも手前で折り返し、その分は戻ってきてから更に上流へ数百m走り、そこで折り返してくるコースになるという。そのことが最後にどういう影響を及ぼすのか、このときはまったく知らなかった。
後ろの方に並んだつもりになって周りを見ると、アザラシさん やyagiさん の姿が。「ちょっと後ろ過ぎるんじゃないの?」なんて言ってたが、よくよく後ろを見ると大勢の人がいる。違う!自分が前過ぎるんだ!慌てて後ろに並び直す。今日の状態ではとても自己ベストを狙う走りなどできない。100分切りだって無理だろう。キロ5分・・・1時間50分切り・・・いや、タイムは見当がつかない。最後までしっかり走る。そうとしか言いようがない。
やがてスタートまでのカウントダウンが始まる。ここにきてようやく緊張感が生まれてきた。(やはり走り出せなかった。つづく)
夏冬と オールシーズン 同じウェア
今日の言い訳
アイススレッジホッケー日本代表団長の小松さんによる講演会、「障害者とスポーツ」が19時より行われた。これを聞きに行ったためランオフ。
大変面白い話で、ますますスポーツが好きになってしまったのだが、中でも皆さんにも喜んでもらえそうなお話があった。スポーツの効用としていい点を並べ上げた後の話。スポーツの注意書きとして、4点をあげられた。
・「スポーツ」を使いすぎると、健康を害する恐れがある。
・「スポーツ」を使いすぎると、「スポーツ依存症」になる可能性がある。
・「スポーツ依存症」になると、「金欠病」を併発する恐れがある。
・「スポーツ依存症」になると、彼女や家族に見捨てられる可能性がある。
思い当たる人、手を挙げて!
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お知らせ
いよいよ明後日(24日)の午後8時から、札幌のFMアップルで放送されているアスリートの風という番組にゲスト出演します。この番組、FMアップルのホームページ からインターネット放送で聞くことができます(しかも動画付!)。お時間のある方は、ぜひ聞いてください。また、私のような無名ランナーが出演するということで、インパクト不足が懸念されます(笑)。それを補うために、番組宛に激励や質問などのメールをいただけるとありがたいです(メールアドレスはこちら )。どうぞ、よろしくお願いします。
しかし悩みが1つある。明後日は15時から休暇を取って、15時30分くらいの特急で札幌に向かう予定だ。札幌到着は17時。それからホテルにチェックインし、一息ついてから夕食をとり、19時にFMアップルに入る予定。本当は16時から1時間の休暇でも間に合うのだが、ちょうど半端な時間休が2時間分残っているので消化してしまおうと思う。だから札幌入りするときは背広姿である。さて、どんな格好でスタジオ入りしようか?このまま背広?それとも長袖Tシャツの上に楽走Tシャツを重ね着していく?ここでもまた優柔不断な私がいる。
おがまん的ランナー川柳の投票を行っていて、第1回中間発表も行っています。詳しくはこちらのページ をご覧のうえ、気に入った作品があれば投票をお願いします。