今回は鼠径部(股関節)の痛みについて書いてみようと思っています。
鼠径部(股関節)の痛みの原因は実に様々です。
骨や関節軟骨、筋肉、靱帯、神経、内臓疾患、複合している場合など。
ですので、その原因を突き止めるまでには、多くの時間を要してしまうことが少なくありません。
レントゲンやCT、MRIの画像検査では、判断できることが限られますからね。
骨折や肉離れ、内臓疾患など器質的(物理的)疾患が見つからず、
原因が特定されない機能的な問題の「Groin pain syndrome(鼠径部痛症候群)」
なんて言葉も生まれた背景があります。
根気よく原因と考えられる箇所を、消去法で順に潰していくしかないですね。
「こんなところが原因になっていたのか!」って意外な場合だった臨床経験もありますよ。
鼠径部(股関節)の痛みで悩んでいるアスリートは、本当に多いですね。
それだけ、スポーツには股関節の動きが非常に重要だということの裏返しでもありますね。
では、その原因のひとつ、「恥骨筋」について説明します。
恥骨筋は股関節内転(膝を内側によせる)筋群のひとつで、
恥骨(恥骨櫛)から大腿骨後面(恥骨筋線)に付いている帯状の筋肉です。

筋肉の働きとしては、
股関節の内転(膝を内側によせる)、
内旋(膝を内側に捻じる)、
屈曲(膝を前に上げる)です。
この筋肉に問題があっても、股関節に痛みを発生させることがあるんです。
症状の特徴としては、運動時のズキっとするような鋭い痛みです。
触診はシビアになります。
上の図からもわかるように、すぐ脇には大腿動脈・静脈が走っていますし、
接触できる面積も非常に限られてきます。
手根(手首近くの掌)なんかでの接触は、お話になりません。
確実に触診できる人は、稀でしょうね。
鼠径部(股関節)の痛みは、原因を特定するのが難しい箇所のひとつでもあります。
もし、真剣に治すことを考えているのなら、
長期化することを見据えて、取り組んでいく姿勢(考え)が必要になってきますよ。
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