東京では今年3/24に桜開花宣言があり3/30に満開予定であったが、開花直後に雨が続いたため幸運にも4月に入っても散らずに咲いていた。そこで、お花見に出かけたのは「アークヒルズ」。
NETによると「都内でも有数の桜スポットとして有名なアークヒルズエリアの桜は、例年3月下旬〜4月上旬に見頃を迎えます。周辺施設を合わせて約 200 本の桜の木が根を張り、約1km およぶ並木道が続いている本エリアでは、桜の世界に吸い込まれるような幻想的な雰囲気を味わえる “桜トンネル” を体感いただけます。さらに、桜の開花状況に合わせて、日中の雰囲気とは違い、夜ならではの妖艶な桜と幻想的な空間を楽しめる桜並木のライトアップも行います。また、通常は非公開のルーフガーデン「春のガーデン特別公開~スプリング・オープン・ガーデン~」が、さくらまつり中は連日(10:30~17:00)公開。4月6日まで限定的に公開しています」とあった。
アークヒルズとは「赤坂から六本木にまたがる5.6ヘクタールにおよぶ街を、赤坂六本木地区市街地再開発組合が施工者となり、高層のオフィスビル、ホテル、集合住宅、コンサートホール、放送局などで構成される複合施設を建設。当時の民間における都市再開発事業としては最大級の規模として、1968年に完成した。名称の『ARK』は、赤坂(『A』: Akasaka)と六本木(『R』: Roppongi)のつなぎ目(『K』: knot)に由来し、『ARK』にはノアの方舟の意味もある」そうだ。主要施設は「アーク森ビル、サントリーホール、カラヤン広場、ANAインターコンチネンタルホテル東京、テレビ朝日アーク放送センター、アークガーデン、アークタワーズ」で、この道沿いが桜並木になっている。
地下鉄「溜池山王」駅で降りて、スタートはアメリカ大使館近くの桜坂。ここには36階建ての「ANAインターコンチネンタルホテル東京」がそびえている。
歩道の両側には桜並木が坂上まで続いているが、ここは人通りが少ないのでゆったりと眺めながら “桜トンネル” の中で写真を撮ることができた。
ここアークヒルズでは「春のガーデン特別公開」をやっているそうなので、まずは「サントリーホール」へ。
サントリーホール(1F)には「アーク・カラヤン広場」があり滝(WATER FALL)が設置されているが、この日は流れていなかった。(写真はNETから借用)
滝の前には変な形のモニュメントがあるが、これは「響」(ひびき)と言うらしい。何故「響」なのかは、NETによると「真上から見下ろすとこの響の形が浮かび上がってくる」とある。(写真はNETから借用)
サントリーホールには全2006席の大ホールがあり、パイプ数5898本ものパイプオルガンが設置されているそうだ。“いったい、どんな音がするのか、一度で良いから聞いてみたい!”(写真はNETから借用)
この日はアーク・カラヤン広場でマルシェ(青空市)が開催されており、ここでも外国人が多く買物をしていた。
NETには「2009年9月より開始された都内でも老舗のマルシェの1つで、毎週土曜日にアーク・カラヤン広場にて開催中」とのこと。(写真はNETから借用)
サントリーホールの屋上には通常は非公開の「ルーフガーデン」があり、チューリップ、シャクナゲの他に可憐な花々が咲いていた。
現地で貰ったパンフレットには、「シャガ」、「アネモネ」、「ネメシア」、「キンギョソウ」、「バイモユリ」、「ニリンソウ」、「ヒトリシズカ」、「ホタルブクロ」・・・とあったが、何がどれかは分からなかった。
「メインガーデン」には、可愛らしい案山子が飾られていた。
アークヒルズを後にして「スペイン坂」を上ると、ここも “桜トンネル” だ。この坂上に「スペイン大使館」があるのでスペイン坂と呼ばれているそうだ。
最後に寄ったのは「麻布台ヒルズ」。
ここは2年前に再開発が完了した広大なエリア。NETによると「このプロジェクトが動き出したのは1989年のこと。計画地はもともと東西に細長く、高台と谷地が入り組んだ高低差の大きい地形。地区内の道路は狭く、小規模な木造住宅やビルが密集するなど、防災上の課題も抱えていました。(写真はNETから借用:赤枠は再開発エリア)
そこで300名を超える権利者とともに議論を重ねて再開発事業を推進。30年超という年月を経て、2023年に「麻布台ヒルズ」として開業しました」とある。
この地域は以前の会社に近いので良く知っているが、地下鉄「神谷町」駅から見ると街の様子が大きく様変わりして近代的になった。
さて、この日歩いたのは13,825歩で約5km。桜の他にも春の花々や再開発された街並みを楽しむことができました。
アークヒルズ さくらまつり 2025 | アークヒルズ - Ark Hills