本年3/末で9年間勤務した銀座の会社を退職し4月から神田の会社へ転職したため、7年前から続けて来た「銀座ランチ」を第103回で終了し、「神田ランチ」へ改めました。

 

神田駅周辺には飲食店が多く、銀座でも500円前後で食べることができた「吉野家」、「なか卯」、「日高屋」があるので助かっている。

この日は月末恒例の “豪華ランチ” を頂くため「神田の肉バル RUMP CAP 神田店」(東京都千代田区鍛冶町2丁目13-10)へ。

銀座店には以前行ったことがあるが、コロナの影響で閉店してしまった。(アメブロ:2018/4/8参照)

ここは2015年4月15日にオープンした1号店で、都内には池袋店、田町店、立川店、赤羽店の5店舗がある。

 

店内に入るとカウンタ席とテーブル席(計65席)がある。カウンタ席に座ったが天井がかなり低い。

そう、ここの飲食店街は新幹線のガード下。しかし、不思議なことに電車の騒音は全く感じない。一体どんな騒音対策をしているのだろうか?

 

さてメニューを見ると、牛すじ、チキン、ポークはライス・スープ付で1,000円。ローストビーフ丼は1,200円。ハンバーグは1,250円、ステーキは1,500円~なので比較的安い。お客さんはサラリーマンが大半だが毎日は無理にしても、たまに来ることは可能なのかも。

 

ここで注文したのは、<ランチ限定>「ローストビーフ丼」。今回は奮発して、肉1.5倍の大盛り(1,680円)。

ホームページには「肉ラバーズを魅了してやまない当店自慢の絶品! 口の中に溢れる濃密な赤身肉の旨味。さぁ あなたもぜひ!」とある。ライスは “大盛り” 無料だが、肉を楽しみたかったのでライス “普通” で頼んだら、丼に対して全体的にちょっと量が少な目で登場した。

しかし、肉は150gあるそうなので、肉で覆われて下のライスが見えない状態だ。肉には大根おろしがかけられており、生卵とカイワレ、白いマヨネーズのようなものが載っている。

 

さて、ローストビーフを一切れ頂くと、“ん~、肉は柔らかくて美味しい。大根おろしとの相性もvery goodだ!”

このローストビーフは、普通サイズ(1,200円)の肉1.5倍で1,680円なので、単純計算すると、肉のコストは (1,680円-1,200円)÷0.5×1.5=1,440円となる。“これは、かなりのお値段だ!”

 

ところで、ローストビーフは “赤身” が特徴だが、しっかりroastされて(火が通って)いるのだろうか?

NETによると、下記の記載(レシピ)があった。

①  冷凍のブロック肉は調理する前日の夜に冷蔵庫に移し、一晩かけて解凍する。

②  肉を冷蔵庫から出して常温に戻す。焼く直前に肉全体に塩コショウを振る。

③  強めの中火で1つの面につき1分30秒ずつ焼き、表面をしっかりと焼き固める。

④  蓋をして火を止める。4分経ったら裏返し、とろ火にして更に4分加熱する。

⑤  アルミホイルに包んで2時間以上置く。(この間も余熱で火が通る)

 

最後に「2時間以上置く」ことがポイントのようで、「通常、お肉は焼いたり煮たり何かしらの方法で加熱調理することが多いです。しっかりと火が通ったお肉は加熱前の赤色から茶色に変化します。この時、お肉に含まれるたんぱく質の ”変性” が起きることでお肉が収縮し、やがて固くなります。変性が起こるのは約50℃からで、60℃で収縮が始まり、70℃を超えると固くなってきます。これがお肉の加熱による色と食感の変化の仕組みです。ローストビーフの中身がなぜ赤いのかというと、中身は低温で加熱されていてタンパク質の変性が起きていないからです。 表面は高温で焼くため色が茶色になりますが、中身は50~60℃くらいでじっくりと火を通します。そのため、タンパク質の変性が起きず赤色を保ったまま火が通るのです」とあったので、これなら安心だ。

 

今度は卵を付けて食べると、“トロトロで、これも美味しい!” 白いマヨネーズ(クリーム?)も美味しい。

 

 

肉は何枚あったのだろうか? 食べても食べても減らないので、15,6枚程あったのではないか。

 

食べている時に、“MIXステーキ、終了です” とのスタッフの声が聞こえたが、これは<限定10人前> MIXステーキ(160g)のこと。

160gで1,500円だから、ローストビーフよりも安いので人気がありそうだ。肉の塊がゴロゴロしていて美味しそうだ!

こっちにすれば良かったかな・・・?”

 

更にNETで見つけたのは、ローストビーフ丼(肉2倍)1,200円との、2年前のメニュー。

“アラ~、2年前から40%も値上げされていたのか・・・。しかも肉は2倍もあったのだ”(これは残念!)

 

そこで今回の評価だが、味は美味しかったが “所々硬い肉があり噛み切れなかった” ので4、量は “充分” だったので5、価格は “1,500円超えは少し高い” ので4、店の雰囲気は “天井も奥行きも狭かった” ので3で、総合評価(4.00)はBランクでした。

ところで、ここのGRAND MENUには、牛1頭から僅か4㎏程しかとれない超希少部位 “RUMP CAP” が480gで4,800円とあったが、これは食べ応えがありそうだ。

 

RUMP CAP (daisyo.co.jp)