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僕は16才の頃に山口県から上京し、父親の単身赴任先のマンションに移り住んだ。
父の仕事は地方公務員。その官舎が中目黒にあり、僕はそこから渋谷の高校に通った。
当時、スーパー高校生が流行していた時代。僕も田舎者と思われないように日サロに通い、ホワイトメッシュのカラパンで ~渋谷六本木、そう思春期も早々にこれにぞっこんに~
18歳になり車の免許を取得。近所に月32000円で駐車場を借り、実家に放置してあった親のランクルを持ってきて、乗り回していた。駐車場代は高校生ということを申告せず、駅前のパチンコ屋でバイトをし捻出した。
当時は自分の住む中目黒という場所に対して深くは意識していなかったが、「中目が実家で車持ち」と言うと人々は「すげ~」と答えるので、味をしめコンパで連呼。親の地盤を利用させてもらい、準シティーボーイを満喫した。
そんなこっぱずかしい10代を過ごした中目の実家だが、この度、父親の任期満了で退去することになった。
最終日引っ越しを手伝いながら、色々なことを思った。ここは実家でもなんでもない、ただ両親がいるだけで任務が終われば退去のただの官舎なんだなと感じ、寂しく思った。両親も17年住んだこのエリアを離れることは寂しそうだった。
今までの「中目が実家」という言葉は上っ面だけだったが、本当の「中目が実家」といえるようになるという目標が一つできた。
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