こちらでも書きましたが、夫婦関係が破綻した原因の1位は「性格の不一致」です。交際するきっかけや、結婚の決め手が「性格の一致」が多いようですが、離婚理由は真逆です。
一緒に同じ時間を同じ空間で他人が一緒にするから起こる事ではないでしょうか？特に共同生活は自分のやり方と相手のやり方や価値観を比べる点も多くあります。
自分と相手が違っても「あなたはそうなのね、でも私はこうよ」と優しく話せたら良いのかもしれません。「こうしてもらえるとお互い気持ちがイイ」と共感しながら徐々に自分の価値観を伝える事も大切な事ですよね。
自分の気持ちに蓋をして、それを我慢と認識すると「わたしばかりが我慢して！」と相手のために行ったことが怒りや憎しみへと変わります。私がそうです。
ですので、「あれ？おかしいな」と感じた時に気軽に話し合える関係でいつづけることが大切になります。どちらかが上、下と意識すると気持ちを共感し合える関係ではなくなりますよね。
相手も自分も同じ人間。同じ立場。自分が我慢している様に相手も我慢していると感じられればいい方も変わります。我慢していることをわかりやすく伝えられれば、相手から「好きでやってるのかと思ってた」といった間違った解釈はされません。
我が家では起こっていました。
ですので、性格の一致で結婚したならば、その価値観を共有し維持するために互いを思いやる気持ちが必要です。相手も自分も上も下もありません。平等。
そう思えないから「価値観の不一致」や「性格の不一致」が起こるのではないでしょうか。妻が妊娠、出産、育児で働けない間は、働ける方が補う。育児が落ち着いたら今度は夫が仕事をセーブする。この様な事を結婚前に話せていたらまた違ったのかもしれません。
でも結婚前なんて、妊娠、出産、育児がどれほど大変かなんて想像もつきませんよね。夫も妻も。だから結婚ができて、結婚後に他人が同じ空間で共同生活を続けるから「性格の不一致」を今まで以上に感じやすくなるのではないでしょうか？
