


楼門(重要文化財)目にもあざやかな朱塗の楼門は
、元禄13年(1700)、本殿と共に建造されたそうだヨ!
掲額はな...なんとぉ...東郷平八郎提督の筆なんだ。
(日露戦争において、連合艦隊を率いて
日本海海戦で当時世界屈指の戦力を誇った
ロシア帝国海軍バルチック艦隊を
一方的に破って世界の注目を集め、
アドミラル・トーゴー(Admiral Togo 、東郷提督)
としてその名を広く知られることとなった)

海上自衛艦の「かとり」の錨です。
本殿の隣に鎮座していました。
こうしてみると、「香取神宮」って「日本海軍」ゆかりの地なん
だなぁって思います。
(宝物館に「軍艦香取」に関する資料があります)


本殿は、あいにくの「改修工事」中で残念です。
檜の皮で葺き替えるんだね。
簡単に「香取神宮」のご説明をば。
創建は神武天皇の御代18年と伝えられ、
祭神は日本書紀の国譲り神話に登場する
経津主大神(ふつぬしのおおかみ)でアリマス。
下総国一の宮で、明治以前に「神宮」の称号を
与えられていたのは伊勢、香取、鹿島のみと
いうわが国屈指の名社デス!
ってコトで「三神宮制覇」!!!
更にゴモラのパワーが強まったぁ...
(笑)
失礼な言い方かも知れないけど、
伊勢神宮と他の神宮(鹿島神宮を含めて)
と比較するとやや、「質素」な感じがします。
言い方が悪いね。
「質実剛健」だろうね。
武術や武道にゆかりの深い神宮でもあり、
そんな「武人の精神」を体現している
ようにも感じます。
古(いにしえ)
の武士や軍人もそんな”武神の加護”
に願いを託して戦いに挑んだのでしょうね。
以前、話した暴力団の組長襲名式とかに掲げられて
いる「鹿島、香取両神宮」の掛け軸も
”修羅の世界”に生きる”漢”たちにとっては
同じ意味合いをもっているのかも知れません。