腰痛マミさん | ゴモラでございます

ゴモラでございます

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皆さんは、「コルセット」と
いう言葉を聞いて「どんなもので
あるか」を想像してみて下さい。

おそらく、「コルセット」とは
こういうイメージではないでしょうか。

ゴモラでございます

「腰椎コルセット」
腰椎付近の筋肉が
硬くなると、
筋肉の周りにある血管や
末梢神経が圧迫され、
そこへ長時間同じ姿勢
を続けたり、
急に物を持ち上げたりす
るなどの負担がかかると、
腰に痛みが生じます。
実はね。
ゴモラも付けているのよ。
これしてると「姿勢がよくなる」
し、「腰痛」を軽減できるわけ。
既に腰痛を召された年配の方には、
もう「必須のアイテム」
なんではないかと思います。

マミさんの場合は、コルセットによって
「フアッション的要素」
で胸の曲線も強調したりする
ところがあると思うんだけど、

ゴモラでございます

激しい戦闘で飛んだり、跳ねたり、
急着地したり、
障害物にぶつかったりと
腰にかなり負担が掛かるんで
はないかなぁと思っていたんです。
若い方でも場合によっては腰を傷める
こともまったくないわけではないです
しね。

このコルセットであれば
「腰痛防止」が期待できる!
これって「服飾的見地」からみて
「装飾」と「腰痛防止という実利」
を兼ね備えた装具品だと思ったのですが、
「このコルセットだと「装飾」を目的として
作成してありますから、
腰部をただ単にしめるだけで腰痛を根本的に
防止することは、難しいのかも
しれません。

医療関係に疎いので詳しいことは分からなく
浅はかな考えなのですが、医療等に
使われているコルセットの素材と形状を
もって装飾的デザインを摸して作成すれば、
装飾としてのコルセットに「腰痛防止」として
付加価値としての両立をすることが
できないだろうかと思ったのです。

女性の方でも腰を傷められてコルセット
着用を余儀なくされておられる方も
いらっしゃるのではと思います。
コルセットの上に上衣を着衣される
ので見えないところもあるでしょうが、
夏季に薄着のブラウス等を着用されて
コルセットの膨らみ等が目立って
しまうことはないのでしょうか。

そんな時、装飾と医療等を両立した
コルセットをと思ったのですが、
それでは、ファッションとしての
トータルバランスにそぐわないと
逆に目立ってしまうのでしょうね。

装飾的コルセットは、中世から
ビクトリア朝等のいわゆる
「古典的」ファッションという
着こなしの難しいものであるので
気軽にというわけにはいかないと
思います。

純然たる「装飾コルセット」
の発展の歴史には、「美容を目的
としたコルセットがあったことを
ご存知でしょうか。

およそ、中世から18世紀にかけて
当時の女性の「美の基準」は、
「腰は細ければ細いほど良い」
との風潮があったそうです。
コルセットを締め上げるのは、
非常に苦しかったようで、
たしか、映画「風と共に去りぬ」
の冒頭でビビアン・リーがお手伝いさん
にコルセットを締め付けられて
苦しそうにしているのを思い出します。

$ゴモラでございます


お腹を無理に締めれば、内蔵等に
相当良くない影響を与えることに
なり、当時の女性は後遺症等に
苦しむ結果となったそうです。

誤解のないように申し上げておき
ますが、医療用のコルセットは、整形外科
の医療関係の方が、処方されるみたい
で患者の方の症状に応じて適切な
素材とその治療に適した形状をもって
特別に作ると聞いたことがあります。
装飾用のコルセットと医療等コルセット
はまったく「別物」です。
他の部位への弊害は一切ないとの
ことでありますのでご了承下さい。

「美の基準」は、国、地域、また、
年代によって大きく様変わりするようで
近世の中国においては、「足は
小さければ小さいほどよい」と
いわれ、「纏足」という子供の頃
から足を布などで縛って無理やり
足を小さくして歩行にも困難を
生ずるほどであったとあります。
「女性受難」の時代であり、
自らの嗜好による美の基準を
女性に求め、「美への過度の
追求」の原因にもなった
我々男性にも大きな
責任があるようにも思います。

「美への過度の追求」は、
女性のその後の容姿と健康状態
に大きな弊害をもたらします。
その犠牲を払って得た「美」
は「不自然きわまりないもの」
であると思います。
男性は、その「不自然な美」
を我々の感性で「美しい」
と感ずるべきではないと
思います。
なぜならば「不自然な美」
を認めることは、その女性の
身体に対する弊害をも許容
することになるからです。
彼氏やご亭主の方は、彼女や
奥様が健康を害してまでも
「不自然な美」を得ること
をどうお考えになりますか。
愛という絆で結ばれた
パートナーとして、
節度のある「美容」に心がけ
させ、美の過度の追求という
強迫観念的なものから
精神的にも
「安心」させてあげる
ことが大事なのでは
と思うのです。
わざとらしくなく、
自然にそういった
「思いやり」ができる方って
素晴らしいと思います。

さて、マミさんも成長期で
お菓子が大好きな普通の
女の子、食べ盛りであること
はごく自然なことです。
しかし、あの変身した衣装は、
自らの「願望を具現化」した
ものであり、本来の自分の姿を
美への過度の追求の象徴ともいえる
コルセットで縛り抑えている
ようにも感じます。

食べたいものも我慢して
窮屈で苦しい思いをして
コルセットをつけて「そうありたい
とおもう自分」を見せたいと
いうのであれば、どうでしょうか。
想像の域で申し訳ないのですが、
もしかしたら、幼少期の頃
「太っている」ことに傷ついた
ことがあったのかもしれません。
あくまでも推測です。
そういったことがあったのかもしれ
ないことに留意し、「あるがまま」
の彼女を受け入れたいと思います。
コルセットという衣装をデザインされた
方の「真意」があれば是非お聞きしたいなぁ
と思います。
みなさんがお好きなキャラクター等の
衣装の細部に思いを馳せてみるのも
面白いかもしれないですね。

$ゴモラでございます