試合自体観てないんで
“伝聞”だけで書いちゃうけど…。
どうやら相手の“ミッション”はKO負けだけはしないって
完全なサバイバルモードだったようで。
ある程度のレベルの選手が“亀”になると
そうそう簡単にKOってわけにいかない。
さらに言えば
来年の大一番に向けて
ここで躓くことだけは絶対にできないって
井上側の事情もある(はず)。
まあ、井上が何故4団体王者でいられるかと言えば
もちろん強いからなんだけど、
それ以上にお金を引っ張ってこられるから。
この階級の並の王者の何十倍も稼いでくれるから
どの団体も認めてくれてるわけで。
年間4試合も防衛戦を行って
4団体を潤してるからこそ
統一王者の防衛記録も伸ばせる。
で、来年の大興行では
動くお金もさらに大きくなるのが目に見えてる。
そこまでは決してリスクが負えないってプレッシャーが
井上陣営を慎重にさせててもおかしくないんだよね。
日本人から見れば、
今回のサウジの興行はかなりしょっぱい感じなんだけど、
井上自身がサウジの“ひも付き”でもあるからね。
その点でも決して負けは許されない。
これで来年の東京ドーム興行は決まりだろうね。
ただ、中谷が“案外”だったようで
それがどんな風に作用するかは何とも。
とにかく、今年は試合を詰め過ぎたんで
ここから少し休養を入れて。
来年、階級を上げるかどうかはともかく
まずは中谷戦をキッチリ実現して欲しいもんだ。



