こうやってまた一つの時代が終わってしまうのか。
漫画家松本零士先生が2月13日にお亡くなりになった。
享年85。
自分の親と同世代なんで
その意味でも他人事と思えない。
何とも残念だ。
70年代のアニメブームの“起点”とも言える『宇宙戦艦ヤマト』。
そして79年の劇場版『銀河鉄道999』。
松本作品がブームの中核にあったのは間違いない。
アニメはもちろん観ていたけど、
この頃には漫画も随分読んでて
999はもとより、『宇宙海賊キャプテンハーロック』
『戦場まんがシリーズ』『Queenエメラルダス』
このへんは全部持ってたかな。
まあ、令和の世となれば
松本零士の世界観はいささか古臭いかもしれない。
でも、あの頃はよかったのよ。
いつかこういう日がやって来る。
これは避けられない不幸なんだけど、
こんなことでも“きっかけ”になって
作品の再評価があるかもしれない。
999は4Kで再販されてるし、
(買おうかどうか、ずっと迷ってるんだけど)
最近の“安い”アニメに食傷気味の人は
ぜひ観てもらいたいものだ。
これが国産テレビアニメ放送開始から
約15年後にできた作品ってことに
ちょっとした驚きもあることだろう。
NHKのBSなんかで
放送してくれないかねぇ。
謹んでお悔やみ申し上げます。

