『佐藤優樹 卒業スペシャル』は特別感完全排除の“モーニング娘。’21秋ツアー”ファイナルの趣き… | オレンジの園に

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2014年3月、某局で放送された
『55スペシャル』で
“モーニング娘。”に目覚める。
基本的に特定メンバーを
偏愛しないと心に決めているが、
“オレンジ”系には目がない。
2015年9月にライブ初参戦。
このブログは
娘。ライフの備忘録である…

 

『モーニング娘。'21 コンサート Teenage Solution~佐藤優樹 卒業スペシャル~』

12月13日(月)@日本武道館 セットリスト

1.Teenage Solution
2.女子かしまし物語(モーニング娘。'21 Ver.)
3.I surrender 愛されど愛
4.ナルシス カマってちゃん協奏曲第 5 番
5.純情エビデンス
6.Are you Happy?
7.ロマンスに目覚める妄想女子の歌
8.愛してナンが悪い!?
9.泣き虫 My Dream
10.ギューされたいだけなのに
11.ビートの惑星
12.二人はアベコベ/譜久村・牧野・羽賀・北川
13.TIME IS MONEY!/佐藤・野中・横山・山崎
14.信じるしか!/生田・石田・小田・加賀・森戸・岡村
15.泡沫サタデーナイト!
16.青春 Night
17.Help me!!(updated)
18.One・Two・Three(updated)
19.Tokyo という片隅
20.君の代わりは居やしない
21.愛の軍団
22.このまま!
23. 恋愛 Destiny~本音を論じたい~
24.What is LOVE?

EN1.よしよししてほしいの
EN2.わがまま 気のまま 愛のジョーク 

EN3.笑顔の君は太陽さ/佐藤ソロ~全員

 

まるまる2年も空いてしまった

モーニング娘。の単独コンサート。

そりゃ、ファンの“飢餓感”はMAXと言っても過言ではなかろう。

佐藤の卒業と“武道半”ってプレミアムな条件も乗っかてくるから

会場で観ることは至難の業。

選に漏れた多くのファンは

ライブビューイングに流れて、

ハロプロ史上最多の33,000人が映画館に押し寄せたらしい。

まあ、当方もその中の1人。

 

本当に久々の“現場”だったんだけど、

何が驚いたって、ますます女性比率が高まっていること。

MOVIXさいたまの一番大きなスクリーン(客席数500以上!)での上映だったが

俺の座ってる列は俺以外全部女性。

さすが佐藤の卒業公演って感じ。

 

セットリストを見ると、

予想通り最新アルバム中心の構成。

本来なら今年の春ツアーで披露されるべきものだったはず。

予想外だったのは

1つ前のアルバムからも2曲入っていたこと。

そして、すべてが

50枚目のシングル以降の楽曲だったこと。

もう昔を懐かしんではいられない。

今のモーニング娘。を見て欲しいって

強い願望の表れなんだろうね。

 

実際、客層を見る限り、

9期加入以降からファンが多い印象だから

正しい選曲って気がするね。

 

しかし、ここまで“通常”仕様のコンサートに仕立ててくるとは。

最後の佐藤ソロがなければ

ツアーファイナルって言っても通りそう。

余計な演出も全然なくて

全力パフォーマンスをひたすら見せる。

かけられる経費の都合なんて大人の事情は置いといても

こういうのでいいんだよって思う。

 

ライブビューイングの問題は

引きの絵が少ないことだ。

“最善”のカット割りが必ずしも見てる個々人の好みとは限らない。

ソロパートを悉く抜かれても、

見たいのはそこじゃないって瞬間は少なからずあったりするもので。

 

今回、1回限りのコンサートだって言うのに、

よっぽど入念なお稽古したんだろうね。

モーニング娘。の武道館公演は

たいていツアーの集大成になるものだから

それに匹敵するものを1回で作り上げなきゃならない。

完ぺきとは言わないけど、

充分見ごたえのある出来に仕上がっていた。

 

何より驚いたのは

佐藤がちゃんと大人になってること。

まあ、相変わらずの部分は残しつつ、

立派な(と言うより、人の心にちゃんと届く)挨拶ができていた。

そういう、

不思議と人を惹きつける才能が

佐藤最大の魅力であり、武器だったんだけど。

 

この公演に関する記事を見ると

佐藤をやたらエース扱いしてるんだけど、

佐藤はそんなキャラではなかろう。

真ん中に置かれて、“どうだっ!”って見せつける、

そんなキャラではない。

思わぬ場所で、思わぬタイミングで不思議な光を発するから

ついそっちを見てしまう。

誰も、もちろん本人すら飼い慣らせない悪魔的な魅力を

多くのファンが感じ取っているに違いない。

 

前々からずっとずっと言い続けてることだけど、

鞘師、鈴木、佐藤、工藤、小田の5人が

今のモーニング娘。の中核をなしていたら

どんなスーパーなグループになったいたのか。

もはや残っているのは小田ただ一人になったしまったわけだが

それはつまり新しいモーニング娘。への変革期なのではないか。

 

ファンも、メンバーも

準備は出来てると思うんだよね。

佐藤の卒業はきっかけとして充分じゃないのかな。

 

何はともあれ

病気をしっかり治して

そして学校をちゃんと卒業して

一角のソロシンガーとして

帰ってきて欲しいものだ。

モーニング娘。もそれに負けずに

来年こそ単独ツアー復活を。

 

いいコンサートをありがとう。