動物病院から
姫宛にワクチン接種のお知らせはがきが届いた。
もちろん、
病院には
姫が亡くなったことをちゃんと
直接伝えてあったんだけどなぁ。
まあ、この手のことは
事務的に行われるってわかっちゃいるんだけど。
大げさに言えば
遺族の傷口にグリグリ塩を塗りたくられた気分。
姫を思い出さない日は一日たりともない。
それは今日に至るも変わらない。
確かに、思い出すときは
大概悲しい気分になるんだけど。
でも、今日のは特にきつかった。
こんな風に思い出したくはなかった。
まだまだ、
今回のはがきの案内通り、
姫をワクチン接種に通わせたかったなぁ。
5年でも10年でも。
10年後でも18歳だし。
おばあちゃんになっても
世界一かわいい猫のはずだったんだよね。
いつかまた
かわいい“女の子”を
うちに迎える日が来るんだろうか。
そんな日が来るとしても、
もうちょっと先のことか。
爺さん兄弟が姫のもとに行ってからだよなぁ。
